特等添乗員αの難事件(Ⅰ) の商品レビュー
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あの時の出来事を 別の視点から描く物語 同じ出来事なのに 視点が変わるだけで変わって感じられるのが面白いです。 この出来事があったおかげで そこから始まる、この子と出会ったおかげで 二人の関係が変わっていったように感じるのが面白いです。 ラブコメ物語ではないのに こういうスパイスがあるおかげで キャラクタが増えて 視点が増えて 世界が広がっていきます。 リアルな世界の出来事を名前を使ってくれるからこその世界 彼女もこの先あの小説家と関わることもあるのかな
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浅倉絢奈というキャラクターに惹かれた。天性のラテラルシンキングだという彼女は羨む美貌なのに自覚がない、優秀でやはりモデルのような美貌でキャビンアテンダントという姉と比較されて家庭環境的には恵まれていない状況、中卒というハンディの中、壱条那沖と運命的な出会いをする。彼女の才能が悪用...
浅倉絢奈というキャラクターに惹かれた。天性のラテラルシンキングだという彼女は羨む美貌なのに自覚がない、優秀でやはりモデルのような美貌でキャビンアテンダントという姉と比較されて家庭環境的には恵まれていない状況、中卒というハンディの中、壱条那沖と運命的な出会いをする。彼女の才能が悪用される前に出会えたことが幸運だった。ラテラルシンキング(水平思考)ロジカルシンキング(垂直思考)だと思う自分にはやはりその思考は説明されるまで理解できないところがあるけれど惹かれるしシリーズを読みきりたいと思った。
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'23年6月23日、読了。松岡圭祐さんの小説、確か、初体験。 大人気の作家さんですが…なぜか今迄縁が無くて…でも、面白かったです! どのシリーズから始めようか、結構迷いました。なんせ、すごい数の著作。 そんな中、なぜか本シリーズが、気になって…比較的、作品数が少なく...
'23年6月23日、読了。松岡圭祐さんの小説、確か、初体験。 大人気の作家さんですが…なぜか今迄縁が無くて…でも、面白かったです! どのシリーズから始めようか、結構迷いました。なんせ、すごい数の著作。 そんな中、なぜか本シリーズが、気になって…比較的、作品数が少なくて、気楽に入門出来そう、というのもチョイスの理由でした。長さも、丁度いい?みたいだし…。 「人が死なないミステリー」なので、安心して、気軽に楽しめました。登場人物が、「鑑定士Q」シリーズと、被っているらしいですね(というか、スピンオフ?)。 でも、もう少し…と、物足りなさも、正直感じました。 二作目も、読んでみようかな。
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特等添乗員αシリーズ第一弾。 推理劇・短編集で登場した浅倉絢奈がどのようにして水平思考:ラテラル・シンキングを手にしていったのかがわかる本。劣等生としてスタートしたところは莉子と同じであるが、恋仲になるタイミング・家庭環境・師匠となる人物との関係性・個人事業主か会社勤めか...など対比が多くあり対照的で面白いと思った。莉子と一緒に謎を解いてはいるものの主人公である絢奈の活躍を崩さずメインがキチンと目立っていてとても面白かった。そしてこの忌避されがちであったこの思考法を教授した能登、それを個性として認めた莉子、そしてそんな彼女の才能を見いだした那沖と1つでもかけてしまうと彼女の才能が開花しなかったと思う。そういう意味で彼女のスタートとしては完璧だと感じた。これからも彼女の活躍を追っていきたいと思う。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 浅倉絢奈:花澤香菜 壱条那沖:小野賢章 能登廈人:銀河万丈 儒瀬樹里:種崎敦美 浅倉乃愛:悠木碧 泉谷:若本規夫 香坂隆司:林勇 黒須修平:てらそままさき 倉橋洸輝:速水奨 凜田莉子:佐藤聡美 小笠原悠人:寺島拓篤 葉山翔太:中村悠一
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この作家の作品はどの作品を読んでも破天荒な設定に驚く この作品も例外ではないが、すぐに引き込まれてしまった ラテラルシンキング、ロジカルシンキング クリティカルシンキングは登場しなかったが、決めつけることの危険性を学んだ気がした
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読みやすいがご都合主義が目につく。 そもそもバナナには放射性カリウムが含まれてはいるが、その量はたかがしれている。 バナナの山の目の前で検出器を使用すれば多少の値はでるかもしれないが、バナナから離れた、しかも建物の外でバナナ由来の放射線を検知できるとは思えない。 本職の人間が見れば、他にも変なところが多いのだろう。それ故に、詳しくない人から見てもリアリティがなく、ご都合主義に見える。 作家が本職の域まで知識を身につけることは到底無理な話ではあるが、ご都合主義を感じさせない程度のリアリティは欲しいところ。
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内容(「BOOK」データベースより) 掟破りの推理法で真相を解明する水平思考―ラテラル・シンキングに天性の才を発揮する浅倉絢奈、22歳。新人ツアーコンダクターとして国内外を飛びまわる彼女は、旅先で発生するトラブルから難事件まで、予想もつかない手段で瞬時に解決する。中卒だった彼女は...
内容(「BOOK」データベースより) 掟破りの推理法で真相を解明する水平思考―ラテラル・シンキングに天性の才を発揮する浅倉絢奈、22歳。新人ツアーコンダクターとして国内外を飛びまわる彼女は、旅先で発生するトラブルから難事件まで、予想もつかない手段で瞬時に解決する。中卒だった彼女は如何にして閃きの小悪魔と化したのか?鑑定家の凛田莉子、『週刊角川』の小笠原らとともに挑む知の冒険、ここに開幕。人の死なないミステリ最高峰、αシリーズ第1弾。 令和2年11月6日~8日
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絢奈のラテラルシンキングに嫉妬交じりの憧れを感じた。lareral thinking 水平思考と訳されているが、lateralは辞書によると、横からの・側面のという意味。先入観や前提にとらわれずに物事をあらゆる側面から瞬時に判断する能力ーー私も身につけたいものだ。
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面白い。万能鑑定士Qと異なり、特等添乗員α はラテラルシンキング。思考法とキャラクターを上手く組み合わせて、Qとαを相互補完している所が凄い。万能鑑定士とか特等添乗員とか、後付けっぽいけどネーミングの由来を、ストーリーの中に入れる事により覚え易くなっている。これも上手い。
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掟破りの推理法で真相を解明する水平思考に天性の才を発揮する浅倉絢奈。中卒だった彼女は如何にして閃きの小悪魔と化したのか? 鑑定家の凜田莉子、『週刊角川』の小笠原らとともに挑む知の冒険、ここに開幕。(e-honより)
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