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マンガのあなた SFのわたし の商品レビュー

4.2

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

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2014/04/15

思っていたほどではなかった。 だいたい想像通り。萩尾望都は作品だけ楽しんでいるほうが良い気がする。 羽海野チカとの対談が、なんか気持ち悪かった。

Posted byブクログ

2014/02/23

これは一度読みかけたのだけど、最初の手塚治虫氏との対談がもう一つで、放り出してしまってた。なーんか「女コドモ」を侮った感じがそこはかとなく漂っているような…。まあ、この対談の時モト様はまだ二十代の娘さんではあるし、私は手塚氏にほとんど思い入れがない分、モト様に肩入れして読むせいか...

これは一度読みかけたのだけど、最初の手塚治虫氏との対談がもう一つで、放り出してしまってた。なーんか「女コドモ」を侮った感じがそこはかとなく漂っているような…。まあ、この対談の時モト様はまだ二十代の娘さんではあるし、私は手塚氏にほとんど思い入れがない分、モト様に肩入れして読むせいかもしれないが、読み返してもその印象は変わらず。 やっぱり面白いのは、水野英子先生、美内すずえ先生との対談だ。水野先生は少しお姉さん、美内先生は同年代の仲良し、いずれも「同志」という感じで、和気藹々と話がはずんでいて楽しい。 水野「たぶん、中世でしたら漫画家は魔女だと思われますよ」 萩尾「ああ、そうですね。あまり強そうじゃありませんけどね(笑)」 水野「どこか、ぬけてますけどね(笑)」 (幼い頃の話を、と促されて) 萩尾「私はね、お人形遊びとか、お絵描きとか、近所の子に交じって縄跳びなんかもしたりしてたな」 美内「へーっ、すごくまとも!」 萩尾「ええっ、あなた何やってたの!?」 美内「ロビンソン・クルーソーごっこ」 最後の新規の対談は羽海野チカさん。羽海野さんもまた大の萩尾ファンで、「萩尾先生とお話しできて嬉しい!」という気持ちがひしひしと伝わってくる。 萩尾「(『ハチクロ』を)初めて読んで、すごくかわいい世界で、大好きになりました」 羽海野「わぁー!わぁー!」 お二人は、マンガの構図のことやセリフ、背景、ポーズなど、制作上の工夫について熱心に語り合っていて、ここは絵のうまい(あらためてこう言うのも何ですが)人同士のこと、非常に読みごたえがあった。また、はぐちゃんのもとがメリーベルだったとはね。「はぐちゃんの方がかわいいけどね」などと萩尾先生はおっしゃるのである。 手塚氏との対談時の写真が第1章の扉に載っている。モト様、若いなあ。当たり前だけど。一般に言う美人とは少し違うと思うが、何と言ったらいいか、精神的なお顔で、すごく惹きつけられる。

Posted byブクログ

2013/12/01

1970年代に行われた対談だから仕方ないんだけど、残念ながらちょっと古すぎて(主に対談相手の発言が)ぴんとこない。

Posted byブクログ

2013/11/16

70年代だけあって手塚治、石森章太郎、小松左京、水野英子など錚々たるメンツ。 (言いつつ、自分がまともに読んだのは松本零士くらいか) 現在は普通にあっても当時には存在しなかったモノが多くあるなと 思いながら読むと面白い。 世にある作品数も今ほど多くはないから、 お互いの仕事をある...

70年代だけあって手塚治、石森章太郎、小松左京、水野英子など錚々たるメンツ。 (言いつつ、自分がまともに読んだのは松本零士くらいか) 現在は普通にあっても当時には存在しなかったモノが多くあるなと 思いながら読むと面白い。 世にある作品数も今ほど多くはないから、 お互いの仕事をある程度(以上に)知っているのも大きい。 最後の羽海野チカとの対談が良かったな。 羽海野さんが望都作品をファン目線かつ漫画家視点で 細かくチェックしてるのが面白い。

Posted byブクログ

2013/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

萩尾望都対談集 1970年代編。対談相手があまりに豪華すぎて震えた。 手塚治虫、水野英子、石ノ森章太郎、美内すずえ、寺山修司、小松左京、松本零士、羽海野チカ。 最初の三人でかなりおなかいっぱいな感じだったけど、最後まで読んでよかった。思いがけずすごいボリューム。 羽海野チカさんのみ70年代でなくごく最近の対談ですね。 羽海野さんが「この娘うります!」の原画を買った件、驚きの裏話でした。 この娘~の中では個人的にも印象深い『教授が聞いた。「オームの法則をだれがつくった?」そばにいたかごのオウムが答えて オーム!』あの名台詞のあるシーン。この1ページが盗難、転売されていたのか。許せない。でも羽海野先生が買ったおかげで萩尾先生の手に戻ってよかった。 思わず持ってた本を確認したよ。赤本じゃないけど。そのあたりの本も持ってないと意味不明な話。なるほど、確かにこれは、印刷の印刷って感じ。 最初は雑誌で、原画が使われたのはこのときだけだったんだろうか。 持ってたのは1996年初版の文庫本。再版やあとでまとめた本がもしあるのなら確かめないと。1997年以降の印刷物は再度原画が使われたんだろうか?

Posted byブクログ

2013/03/30

語りおろしの第8章以外、初出は1976~78年。ほぼ1ページおきに掲載される対談者作品の名シーン。これだけの資料を一冊にまとめた編者の情熱に感服。そして感謝。 対談者の個性あふれる問いや話の展開をベースに、読んできた作品や興味のある事柄を交えつつ、モー様(萩尾望都)の漫画家として...

語りおろしの第8章以外、初出は1976~78年。ほぼ1ページおきに掲載される対談者作品の名シーン。これだけの資料を一冊にまとめた編者の情熱に感服。そして感謝。 対談者の個性あふれる問いや話の展開をベースに、読んできた作品や興味のある事柄を交えつつ、モー様(萩尾望都)の漫画家としての歴史も知ることができる、見事な構成だと思いました。ファンは勿論、漫画が好きな方にも大変おすすめの一冊です。

Posted byブクログ

2013/01/27

望都様の対談集と言うだけで、ジュルジュルモノなのに、1970年代編とわ‼ 1年前に出ていたのに、買っていなかったとわ、迂闊であった。 対談相手が、豪華過ぎる。 手塚治虫、水野英子、石ノ森章太郎(当時は、石森)、美内すずえ(まだ、アッチに行っていない)、寺山修司‼、小松左京、手...

望都様の対談集と言うだけで、ジュルジュルモノなのに、1970年代編とわ‼ 1年前に出ていたのに、買っていなかったとわ、迂闊であった。 対談相手が、豪華過ぎる。 手塚治虫、水野英子、石ノ森章太郎(当時は、石森)、美内すずえ(まだ、アッチに行っていない)、寺山修司‼、小松左京、手塚治虫&松本零士、羽海野チカ(知らない(^^;;。ハチクロ興味無し) 石ノ森章太郎との対談が、私的には、ハマった。 この時期に、『2001年宇宙の旅』が、公開されたのだと知る。 SF作品、漫画でしか最近は、味わっていないけれど、ブラッドベリとか久々に読もうかなぁ。 あ、その前に、『百億の昼と千億の夜』を読みたいな。望都様の。 ラストの阿修羅の姿が、蘇る。

Posted byブクログ

2012/12/15

 手塚治虫に石ノ森章太郎に寺山修二と……なんというかそうそうたるメンバーである。  まず、手塚治虫の詰問にもほどがあるかつかつさ加減には笑うばかり、手塚治虫にとって、萩尾望都が気になる存在だったのだろうなぁ……。  寺山修二の演劇は見たことが無いのだけれど「人の引き出しを開くの...

 手塚治虫に石ノ森章太郎に寺山修二と……なんというかそうそうたるメンバーである。  まず、手塚治虫の詰問にもほどがあるかつかつさ加減には笑うばかり、手塚治虫にとって、萩尾望都が気になる存在だったのだろうなぁ……。  寺山修二の演劇は見たことが無いのだけれど「人の引き出しを開くのがうまい人だな」と感じた。対談なんだけれど、いい答えを引き出すための質問を惜しまない。役者の魅力を引き出す演出をされたんじゃなかろうかー……などと思ってしまう。  羽美野チカさんはういういしくて可愛らしい。うん。この中にあるとたいそうフレッシュですよ。

Posted byブクログ

2012/11/09

今となっては対談したくてもできない、超有名漫画家(作家も)大集合の対談集。これは豪華。 作品についての貴重な話や、漫画界の大家がどのような素養を持って出来上がったのか垣間見れるお話がたくさん。対談の中で挙がった漫画・小説、みんな読んでみたくなりました!

Posted byブクログ

2012/09/05

すごい!大御所さんとの対談、新鮮な気持ちで楽しめました。いまこの本が出てくるところが面白いなぁって思いました。図書館。

Posted byブクログ