けむたい後輩 の商品レビュー
ナイルパーチの時も思ったけれど、これ系はすごくおもろしろいんだけど読んでて何だか落ち込んできます…自分の人間関係見直してしまうというか…そんな方いませんか?
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ストーリー ★★☆☆☆ 自分探し度 ★★★★★ 先が読めない度 ★★★★★ 過去の栄光にすがりつく栞子、 栞子を盲目的に崇拝する真美子、 自分の目標を目指す美しい美里。 3人の女子大生を中心に、子ども以上社会人未満の、モラトリアム期の苦悩を描く。 読みやすくはあったの...
ストーリー ★★☆☆☆ 自分探し度 ★★★★★ 先が読めない度 ★★★★★ 過去の栄光にすがりつく栞子、 栞子を盲目的に崇拝する真美子、 自分の目標を目指す美しい美里。 3人の女子大生を中心に、子ども以上社会人未満の、モラトリアム期の苦悩を描く。 読みやすくはあったのですが、ストーリー的には微妙でした。 女子大生の闘いって、こんな感じなのでしょうか。 どんなエンディングに持っていくのかと期待していたら、尻切れトンボな印象。
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病弱で、桁違いに純粋な深窓の令嬢真実子。 誰もが振り向くほどの容姿に恵まれながらも、 夢に向かって常に努力を怠らない美里。 自意識過剰で、常に自分に都合よく居心地のいい場所を 求めている、わがままな栞子。 彼女たち三人が学生時代に繰り広げるス ッタモンダの日々を描いたお話です。 ...
病弱で、桁違いに純粋な深窓の令嬢真実子。 誰もが振り向くほどの容姿に恵まれながらも、 夢に向かって常に努力を怠らない美里。 自意識過剰で、常に自分に都合よく居心地のいい場所を 求めている、わがままな栞子。 彼女たち三人が学生時代に繰り広げるス ッタモンダの日々を描いたお話です。 際立って個性的な女子たちを描いているようで その実、蓋を開けて見れば皆 何不自由なく育ったお金持ちのお嬢さんたち。 世間知らずな程度も実はドングリの背比べなのだ。 それでも、傷ついたり傷つけられたりしながら たくましく成長していく姿は読んでいてとても面白かったです。 最後の大逆転シーンは秀逸♪
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横浜のお嬢さん女子大を舞台に繰り広げられる3人の女子をめぐるお話。 嫉妬と独占欲と焦りと自尊心と…あらゆるドロドロした感情がこれでもかと描かれる。 それなりに先が気になって、どんどん読み進められたものの、登場人物の誰にも感情移入できなくて、読了後も「あっそ」って感じ。 ナイルパー...
横浜のお嬢さん女子大を舞台に繰り広げられる3人の女子をめぐるお話。 嫉妬と独占欲と焦りと自尊心と…あらゆるドロドロした感情がこれでもかと描かれる。 それなりに先が気になって、どんどん読み進められたものの、登場人物の誰にも感情移入できなくて、読了後も「あっそ」って感じ。 ナイルパーチ、終点のあの子、嘆きの美女は面白かったのにな~。 これは今一つでした(((^_^;)
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柚木麻子の作品の中では少しイマイチかな...と思ってたけど、最後の終わらせ方が秀逸!栞子と主人公に対しイライラしてた気持ちが全て最後ですっきりさせられた。さすが。
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詩集を出したことのある栞子と、彼女に陶酔する真実子の4年間の話。 何もしないくせにのらり過ごす栞子のアーティスト気取りと 盲信的にそれを信じて尽くす真実子が読んでいて辛い。 男のために真実子を蔑ろにする栞子の神経もすごいし、 周りの意見に聞く耳持たずにマイペースに行動する真実子...
詩集を出したことのある栞子と、彼女に陶酔する真実子の4年間の話。 何もしないくせにのらり過ごす栞子のアーティスト気取りと 盲信的にそれを信じて尽くす真実子が読んでいて辛い。 男のために真実子を蔑ろにする栞子の神経もすごいし、 周りの意見に聞く耳持たずにマイペースに行動する真実子も真実子だ。 でも、真実子には他者が嫉妬するほどの吸収力と才能、努力家なのも手伝って 自立できる可能性があるのが救いだ。 マイペース過ぎて頭おかしい子に見えがちだけど、嫌いになれないキャラクターなのが不思議なくらい。 最後の真実子の成長っぷりには拍手。
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柚木さんの後味が悪くなる系の本の中で、一番面白かったです。 この系統に慣れてきたというのもあるかもしれないけど。 栞子は、多分フツ―の人。 プライドは高いけど、結局は、自分は特別かもしれないなんて根拠のない自信だけで、何もしないだけの人。 焦らないだけすごいなと思うだけで、平凡...
柚木さんの後味が悪くなる系の本の中で、一番面白かったです。 この系統に慣れてきたというのもあるかもしれないけど。 栞子は、多分フツ―の人。 プライドは高いけど、結局は、自分は特別かもしれないなんて根拠のない自信だけで、何もしないだけの人。 焦らないだけすごいなと思うだけで、平凡な私と変わらない。 そこへ、弱々しそうなのに、中身はマルチな真美子に崇拝されてしまったのが不運だった。 良かれと思う彼女の行動が、栞子をかき回していく。 また、美里という努力型美女の真っすぐ過ぎる面も絡んでくる。 そして、ラスト。 真美子の正論に打ちのめされる。 気持ちのいいような、苦いような、 不思議な余韻に酔いしれています。
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タイトルに惹かれて読んでみた。タイトル含め、煙草の使い方が巧み。 同じ女子大の3人を取り巻く女子特有の嫉妬と崇拝。大学生にしては子供っぽいし、特に崇拝に関しては行き過ぎな印象だが、女子の感情描写がとてもリアルでこわい。
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近づきたい、という気持ちがこんなに人を成長させる❓ 真実子は本当に無自覚なんだろうか…と考え始めたら怖くなりました。
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最近はまっている作家の1人です。 女同志の心理描写がリアルで面白い。 真実子は稀有な存在ですが栞子のような女は結構周りにいそうな感じで苦手かな 最後に真実子と栞子の立場が逆転するところが痛快でなんだかスッキリしました。
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