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朱龍哭く の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2012/04/06

それぞれ弁天・観音と呼ばれる美人姉妹が大活躍のお江戸ミステリ。人物設定もストーリーも文句なしの一級エンタテインメント。2時間TVドラマにしたら面白そう。

Posted byブクログ

2012/03/29

南町奉行所の与力とその妻、与力の腹違いの妹、この三人のキャラ立てがいい!特に奥方様・・・味がありますねえ。三人を取り巻く人々もそれぞれに存在感があります。是非ともシリーズ化してほしいものです。

Posted byブクログ

2012/03/23

お侠な小町娘のお蝶と、物腰穏やかな色白美人の沙十。人呼んで“弁天観音”美人姉妹と、次々と現れるクセ者の男たち。一本気な枡職人、ワケあり破戒坊主、無愛想な若侍、好色な若旦那。かしましくも賑やかな日々の裏、お蝶を狙う影が迫っていた…(「BOOK」データベースより) 西條さんの書く...

お侠な小町娘のお蝶と、物腰穏やかな色白美人の沙十。人呼んで“弁天観音”美人姉妹と、次々と現れるクセ者の男たち。一本気な枡職人、ワケあり破戒坊主、無愛想な若侍、好色な若旦那。かしましくも賑やかな日々の裏、お蝶を狙う影が迫っていた…(「BOOK」データベースより) 西條さんの書くキャラクターはどれも素敵なのですが、今回はもうちょっとそれぞれの活躍を書いてほしかったかな。 嫁と義妹の美人コンビが、お江戸の色々な問題を解決する短編ものかと思っていたのですが、大きな事件を解決する長編だったので、脇役陣、あんまり出番がなかったなぁ。 後半は沙十さんも出番が少なくなってしまい残念。 彼女をもっとうまく使うと面白くなったかも。

Posted byブクログ

2012/03/18

+++ 一気読み必至! 《西條流》直球エンタメ時代活劇 江戸に二輪の美花が咲く。お侠な小町娘のお蝶と、その義姉、物腰穏やかな色白美人の沙十。人呼んで「弁天・観音」美人姉妹の周りには、一本気な枡職人、ワケあり破戒坊主、無愛想な若侍、好色な若旦那などがひしめき、かしましいことこの上...

+++ 一気読み必至! 《西條流》直球エンタメ時代活劇 江戸に二輪の美花が咲く。お侠な小町娘のお蝶と、その義姉、物腰穏やかな色白美人の沙十。人呼んで「弁天・観音」美人姉妹の周りには、一本気な枡職人、ワケあり破戒坊主、無愛想な若侍、好色な若旦那などがひしめき、かしましいことこの上なし。だが、その賑やかな日常の裏で、亡くなったお蝶の父親が遺した“あるモノ”をめぐり、幕府転覆を狙う巨悪の影が二人に迫っていた……。 辰巳芸者の娘で長唄師匠のお蝶は、情に厚く裏表のないお侠な性格。目鼻立ちのはっきりとした美人で、人呼んで「高砂弁天」。行動力に溢れるが、そそっかしい。お蝶の兄、安之のもとに嫁いだ沙十は、楚々とした美貌と穏やかな物腰で「観音さま」と崇められる。おっとりした外見とは裏腹に頭が切れ、実は薙刀の達人。 この二人がそろう時、何かが起きる!? +++ やはりいちばんの見どころは、個性の違う女性二人のそれぞれの背筋の伸びた生き様だろう。安之を介して姉妹となった、元々縁もゆかりもない二人だが、互いに頼り合い守り合って事に当たる姿には真の姉妹に勝るとも劣らない情を感じる。望んだわけでもないのに、女二人の手にはあまりにも重すぎる事件に巻き込まれることになったとき、彼女たちの行動力にも舌を巻く。なんて格好いいのだろう。現代にも通じる憧れのキャラクターである。千吉のこの先の運命が案じられる一冊でもある。

Posted byブクログ

2012/03/08

高砂弁天と呼ばれるお蝶と、観音様のような物腰穏やかな沙十。 お蝶の父が亡くなってから、不穏な影が忍び寄り、兄嫁の沙十と共にその謎を追う。 一人一人が生き生きしていて、西條さんの作品では一番好き。 お蝶が長唄の師匠という設定も何か活かせればなお良かったのでは。 是非シリーズ化して欲...

高砂弁天と呼ばれるお蝶と、観音様のような物腰穏やかな沙十。 お蝶の父が亡くなってから、不穏な影が忍び寄り、兄嫁の沙十と共にその謎を追う。 一人一人が生き生きしていて、西條さんの作品では一番好き。 お蝶が長唄の師匠という設定も何か活かせればなお良かったのでは。 是非シリーズ化して欲しい。 【図書館・初読・3/8読了】

Posted byブクログ

2012/02/24

時代物があまり得意ではないけど読み始めたら、もうあっというまに江戸の住人に。 時代物なのに、どきどきのミステリで、本当に面白かった。 そして何よりとりこになったのは、沙十さん! 物腰穏やかでたおやかで美しくて知的で、申し分ないのに、方向音痴っっ! これからはもう、方向音痴だの迷...

時代物があまり得意ではないけど読み始めたら、もうあっというまに江戸の住人に。 時代物なのに、どきどきのミステリで、本当に面白かった。 そして何よりとりこになったのは、沙十さん! 物腰穏やかでたおやかで美しくて知的で、申し分ないのに、方向音痴っっ! これからはもう、方向音痴だの迷子キャラだの言われても、動じないぞ。 堂々と生きてまいります。沙十さんを目指して! ずっとシリーズ化して欲しい、ぜひ!

Posted byブクログ