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恋都の狐さん の商品レビュー

3.1

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    6

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2014/06/02

あまり評判が良くないようだったが、私は楽しめた。雰囲気は奈良の森見登美彦と言った感じだが、読んで見るとそこまで弾けていない現実的なお話。かと思うと、そうでない部分があって、そこは違和感を感じた。メフィスト賞だが、これが不評の要因かもしれない。要素は含まれているにしても、あまりにジ...

あまり評判が良くないようだったが、私は楽しめた。雰囲気は奈良の森見登美彦と言った感じだが、読んで見るとそこまで弾けていない現実的なお話。かと思うと、そうでない部分があって、そこは違和感を感じた。メフィスト賞だが、これが不評の要因かもしれない。要素は含まれているにしても、あまりにジャンルが違うから。

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2014/04/29

少女漫画だったらもう一山来そうな展開で終わってしまった… と思ったら続きが出てるらしい ブラウニーとバナナケーキの君を探す、みたいな展開でも面白そうだけど(主人公の女の子視点で語られてたけど名前も連絡先も交換してないんじゃなかろうかw 読める展開を外したくてこうなったのか 唐突で...

少女漫画だったらもう一山来そうな展開で終わってしまった… と思ったら続きが出てるらしい ブラウニーとバナナケーキの君を探す、みたいな展開でも面白そうだけど(主人公の女の子視点で語られてたけど名前も連絡先も交換してないんじゃなかろうかw 読める展開を外したくてこうなったのか 唐突で消化不良な感は否めないかも 奈良とか京都巡りしに行きたくなる

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2014/03/30

表紙と奈良の人の作品ということで借りました。地元の人間でも奈良に行きたくなるような作品。設定なども良かったのですが、結末が不完全燃焼というか雑というか... ハッピーエンドにはしたくなかったけど振られて終わるような結末にもしたくなくて思いつかなくてこんな結末になってしまったのか....

表紙と奈良の人の作品ということで借りました。地元の人間でも奈良に行きたくなるような作品。設定なども良かったのですが、結末が不完全燃焼というか雑というか... ハッピーエンドにはしたくなかったけど振られて終わるような結末にもしたくなくて思いつかなくてこんな結末になってしまったのか....? 奈良の魅力を紹介するのにはいい作品だと思います。

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2014/03/22

なんだか、急発進したり急停止したりする乗り物に乗っているような感じでした。 登場人物たちがすごく魅力的で、楽しみながら読めたところもあっただけに残念です。まだまだ改善点があると感じさせる作品でしたが、作風は嫌いではないので魅力をどう詰め込んでいくかをもう少し考えれば好きになれる作...

なんだか、急発進したり急停止したりする乗り物に乗っているような感じでした。 登場人物たちがすごく魅力的で、楽しみながら読めたところもあっただけに残念です。まだまだ改善点があると感じさせる作品でしたが、作風は嫌いではないので魅力をどう詰め込んでいくかをもう少し考えれば好きになれる作品だったと思います。

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2014/02/03

表紙絵が好きなイラストレーターさんのため、気になってました。 途中までは狐さんと私の掛け合いが面白かったのですが、最後はちょっと。何だか消化不良な感じに。この最後はちょっと...だろうかと思ってしまいました。ハッピーエンドでもよかったと思うし、この結末では、狐さんの気持ちは?と思...

表紙絵が好きなイラストレーターさんのため、気になってました。 途中までは狐さんと私の掛け合いが面白かったのですが、最後はちょっと。何だか消化不良な感じに。この最後はちょっと...だろうかと思ってしまいました。ハッピーエンドでもよかったと思うし、この結末では、狐さんの気持ちは?と思ってしまいました。恋ベタでももうちょっとあったのではないかなと。 奈良の寺社やまちなみが出てきて、奈良に行きたくなりました。

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2013/12/06

舞台は奈良、狐の仮面を被った青年、なぜ仮面を被っているのかなど設定はとても良いと思う。しかし、主人公の思考回路がまったくもって理解不能…。というかいつ狐さんに恋したのか全然伝わって来ない。お姫様だっこされて恋しちゃったの?謎です。また第三章で急にファンタジーが入ったのはどうして?...

舞台は奈良、狐の仮面を被った青年、なぜ仮面を被っているのかなど設定はとても良いと思う。しかし、主人公の思考回路がまったくもって理解不能…。というかいつ狐さんに恋したのか全然伝わって来ない。お姫様だっこされて恋しちゃったの?謎です。また第三章で急にファンタジーが入ったのはどうして?終わりも納得できない…。もうちょっとどうにかならなかったのだろうか…。期待して読んだ分がっかり度が増しました。

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2013/11/17

なんだかなぁ。 奈良のお寺で節分の日に狐さんと揚羽さんに出会った大学生の私。私の淡い恋心がかわいくて、不思議な設定も語り口もいいなぁって思ったのに。ラストはなんなんだ。ハッピーエンドにしたくなかったからとしか思えない雑な終わり方。

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2013/10/14

今時珍しい、純情可憐な中学生のような女子大生の恋愛青春小説でもある。有栖川の「幻坂」を連想させる奈良の風情と光原さんの乙女チックを合わせたようなほろ苦さが良い。文章に無駄がなくて構成もしっかりしている。浮世離れしたセッションは院生の作品らしいけれども、次作は謎解きの面白さも期待し...

今時珍しい、純情可憐な中学生のような女子大生の恋愛青春小説でもある。有栖川の「幻坂」を連想させる奈良の風情と光原さんの乙女チックを合わせたようなほろ苦さが良い。文章に無駄がなくて構成もしっかりしている。浮世離れしたセッションは院生の作品らしいけれども、次作は謎解きの面白さも期待したい。

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2014/08/23

前半はすごくおもしろかったけど、後半はなんだか一気に駆け足で進んでしまった印象が。詰め込みすぎなのか終わり方が不完全燃焼。

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2013/08/09

”恋都の狐さん”北夏輝著 講談社(2012/02発売) (表紙:カスヤナガト) ・・・第46回メフィスト賞受賞作。20年間彼氏なしのヒロインは東大寺での節分の豆まきで狐の面を被った青年と美女に出会う。”狐さん”と美女の軽妙なかけあいに微笑むヒロイン。たびたび古都めぐりで出会うう...

”恋都の狐さん”北夏輝著 講談社(2012/02発売) (表紙:カスヤナガト) ・・・第46回メフィスト賞受賞作。20年間彼氏なしのヒロインは東大寺での節分の豆まきで狐の面を被った青年と美女に出会う。”狐さん”と美女の軽妙なかけあいに微笑むヒロイン。たびたび古都めぐりで出会ううちに事件が! ・・・っというあらすじを書きましたが、”事件”は生臭い事件ではありません。(笑) 古都、奈良を舞台にした恋愛小説。 エンターテイメントを主軸にしているメフィスト賞ですが、ここまでストレートな恋愛ものは初めて。 肝心のないようですが、ちょっと唐突に思える面も多く納得のいかない展開の上に、 へっ??・・・な終わり方。 (以下、ざっくりネタバレ) 事件をきっかけにヒロインは狐面への恋心に気づきバレンタインには本気のプレゼントを贈ります。 そこらで狐面もヒロインの気持ちに気がつくのですが、結局、ヒロインが狐面と美女の仲を気遣い、身を引いて終わり。 ざくっと書くとそうなりますが、美女は狐面と昔なじみで今も仲がよい、というだけで彼氏や夫がいる可能性は相当にあるんですよ。 そこいらを確認せずに身を引くヒロインって何?と感じてしまいました。 (刊行済みの次作で決着、かとも思いましたが、次作は本作とはまったくの別物のようです。) ・・・メフィスト賞としてもどうか。本作の前の受賞が今年になってやっと発売予定が出たものの3回の発売延期を出し、やっと本日(2013/08/09)発売になったファンタジー大作、”図書館の魔女”。 次の受賞がオーソドックスなミステリ”眼球堂の殺人”。 メフィスト賞が広義のエンターテイメント作品から受賞作を決定しているので”あり”といえば”あり”なんでしょうが、 もう少し納得のいく話であって欲しかったです。

Posted byブクログ