グイン・サーガ・ワールド(4) の商品レビュー
グインサーガワールド3に続いて、やっと読みました。 星降る草原、リアード武侠傳奇・伝、宿命の宝冠、何れも今回で最終回。 宿命の宝冠、良かったですね。 それから、今岡清さんの日記解説、エッセイ、最後の監修者より、など、泣かせます。
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全お話、終了。 読む前は、なんじゃそれと思っていた「リアード武侠傳奇・伝」が1番良かった。まとまったいた。 期待していた久美 沙織の「星降る草原」は、おもしろかったけど、描写がくどすぎてスピード感みたいなのがちょっと足りない感じでした。 そして、1番まともなのかと思っていた「宿...
全お話、終了。 読む前は、なんじゃそれと思っていた「リアード武侠傳奇・伝」が1番良かった。まとまったいた。 期待していた久美 沙織の「星降る草原」は、おもしろかったけど、描写がくどすぎてスピード感みたいなのがちょっと足りない感じでした。 そして、1番まともなのかと思っていた「宿命の宝珠」は、1番ハチャメチャでした。 栗本 薫のイメージからは、どれも遠いんだけど、最後が1番、栗本 薫ならやらなさそうなことをしていたと思います。 アンダヌスを、真っ直ぐ頼るお姫様。 この人が、後を書き継いでいくのか……。 でも、「それでいいよぅ」という気がします。 まぁ、わたしの希望としては、 「グイン・サーガの続き書いて!!」 と依頼されたら、 「わかりました!!」 と、ものすごいいい返事をして、本編でも、マルガ・サーガでもなく、いきなりローデス・サーガの続きを嬉々として5巻ぐらい一気に書いちゃうような狂な人に、ぜひ、続きを書いて欲しいです。 まあ、 「誰得??」 というお話を、自分の欲望とパストのままに書いていく人のお話なら、グイン・サーガとして追いかけていきたい気がします。 まぁ、新しく始まったグイン・サーガは、まだ出るスピードは遅くて、完結するのかどうかというのは心配ですけどね。 といいつつ、まだ、グイン・サーガ・ワールドも、5巻から8巻まで残っているし、けっこう先が貯まっているので、楽しみにしています。
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外伝3冊が完結。ここでグイン・サーガ・ワールドも 一区切り。2まで読んで、ちょっと間を空けたくなり…。 ちょっとどころの騒ぎでなく、今頃読み継いでいる。 現在手元に8までがあり、すぐ読みつぐつもりでいる。 どれもクライマックスは手堅くまとまり スカール即位のお話も、沿海州の妖し...
外伝3冊が完結。ここでグイン・サーガ・ワールドも 一区切り。2まで読んで、ちょっと間を空けたくなり…。 ちょっとどころの騒ぎでなく、今頃読み継いでいる。 現在手元に8までがあり、すぐ読みつぐつもりでいる。 どれもクライマックスは手堅くまとまり スカール即位のお話も、沿海州の妖しくも美しい 異父姉弟のお話も、セムの不可思議な冒険譚も きっちりと盛り上がって幕を引いた。 2を読んだ時点では、やっぱりこれ、そんなに 熱狂できる感じじゃないし、読まなくてもいいかな と思ったのに、ふと思い立ってグインの世界に 浸ってみたくなり、改めて続きを手にした。 どこかに読み手の方も悲愁の影を引いて読めば 確かにどこかすぐ空気に溶けそうな儚い語りの 印象がどれにもつきまとうが、それは一度措いて。 「違うところを探す」よりも。 どこまで続きが出ているのかしらと検索すれば 案外にも先が出ていて、正伝も書き継がれている。 そうなったら不意に、あの世界に浸りたいと思う。 そのことが作品の魅力であり、存在の価値ではないか。 小昏いまじない小路の闇を覗き、喧騒のパロへ飛び。 あるいは怪しいミロク教の都へと歩を向ける。 あの、旅と権謀術策と愛憎の日々へと、己も還りたい。 その衝動止み難く続きをまとめて図書館で借りた。 他にも読むべきものはあるだろと頭では思いながら 行動は押しとどめることが出来なくて、ここで 駄文を綴っている。 栗本女史はかつてあとがきの中で、この世界を 創造することの大変さ楽しさ、と…。 作中の生活習慣・風俗・紀行なりたち…を 編まれることに言及していらしたけれど…。 まことにサーガとはよくいったもので。 読者もまた旅人。英雄譚の世界を歩く旅人であれば。 栗本女史の筆になるところでないのは寂しいけれど 素直に読み継いでいっていいのではないか。 だって旅の空がまだ途切れていないのに、旅人まで 姿を消すなんてこと、この世界ではないから。 グインの世界でだって同じように 扉を開けに行ってもいいのではないかなと…。 かたりかたりとゆっくりしか歩けぬ旅人なりに。 そんなことを思った。 次の扉からは正伝が語られるという。 クリスタルの宮殿に入る手形が要るのかな。 行ってこよう。 と申し述べて表紙を開く事が似つかわしい物語。 豹頭王の在る世界への扉であれば。 錆びないように、最後の大扉まで、 どうか道がありますように
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2013年7月9日、松本筑摩店BF 2012.2.15.初、帯なし 2012.12.10.津BF
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短編3つとも、今回が最終回です。 グインファンとしては、それぞれ、読むのが辛かった・・・。 一番辛かったのは「宿命の宝冠」 WEBなどでの書評を読むと、これが原作に雰囲気が近かったとの声が 多かったのですが、なんか読みずらかったなぁ。(なんでだろ・・・) ワールドも本作で完結...
短編3つとも、今回が最終回です。 グインファンとしては、それぞれ、読むのが辛かった・・・。 一番辛かったのは「宿命の宝冠」 WEBなどでの書評を読むと、これが原作に雰囲気が近かったとの声が 多かったのですが、なんか読みずらかったなぁ。(なんでだろ・・・) ワールドも本作で完結、かと思っていたら、5以降もでるそうな。 これからはグインも出てくるようなので、もう少しお付き合いしてみます。 (グインサーガには、読書が好きになれた、と言う恩があるので)
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1〜4巻までを読み終えての感想。 「グイン・サーガ」を書き継いでいくプロジェクト、ということだけど、実質は昔よくあった、同人誌のアンソロジー的な内容。相変わらず登場人物が感情豊かすぎる?久美沙織、舞台設定、登場人物など、考えて練り込まれたユーモアあふれる牧野修、本家を思わせるスタ...
1〜4巻までを読み終えての感想。 「グイン・サーガ」を書き継いでいくプロジェクト、ということだけど、実質は昔よくあった、同人誌のアンソロジー的な内容。相変わらず登場人物が感情豊かすぎる?久美沙織、舞台設定、登場人物など、考えて練り込まれたユーモアあふれる牧野修、本家を思わせるスタンダードな筆致の宵野ゆめ、それぞれ舞台選びからして作家の個性が見えて面白く、また、いくらでも自分で舞台が用意できるグイン・サーガの世界の奥深さも感じたのだけど…。全く別作品の書きかけの遺稿とか、作者の思い出とか、そういったものまで含めて買わせる出版社側の姿勢はどうなのかなぁ。不世出の天才と言える栗本薫の足跡を、できるだけ余さず残したいという気持ちは分かるのだけど、それならお金を取るのでなく、別の形で公にするなどの方法はあるのでないかなぁという気がする。せっかく良い作品を書いてくれた作家の方たちにも失礼なのではないかなぁ。 あとやっぱり、どうしても、正伝の続きが読みたい。というか、終わらせて欲しい…。
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これからも、きっと誰かがグイン・サーガを書き継いでいくと思います。でも、グイン・サーガ・ワールドを読む限り、どんなに上手でもそれは栗本薫のグイン・サーガではないことに気付かされるばかりなんじゃないかなと思いました。 グイン・サーガ・ワールドは、この4巻で、第一期完結だそうです...
これからも、きっと誰かがグイン・サーガを書き継いでいくと思います。でも、グイン・サーガ・ワールドを読む限り、どんなに上手でもそれは栗本薫のグイン・サーガではないことに気付かされるばかりなんじゃないかなと思いました。 グイン・サーガ・ワールドは、この4巻で、第一期完結だそうです。 連載されていた外伝はこれに合わせてみな完結していました。 そうではなく、いつか、そういう出版社の都合とは別に、何万枚も新しいグインを書きためて、それを出版社に持ち込む作家が現れると思います。 その時に、(それもまた栗本薫のグインではないけれど)グインというサーガの正統な続きが読めるような気がしています。
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栗本薫亡き後のグインストーリー。3編のそれぞれが本編では語られることがない話ですが十分に栗本テイストが表現されてて、私は支持します。これからのグインサーガの指標とならんことを。
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グイン・サーガ・ワールド完結 今後もグイン・サーガをなんとかして、続けて欲しいものです。 グイン・サーガは大河物語。色々な側面があるので、そこここで物語を展開していってほしい。
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