ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 の商品レビュー

アレックスオスターワルダー,イヴピニュール【著】,45カ国の470人の実践者【共著】,小山龍介【訳】

2017/12/06

「ビジネスモデル キャンバス」というフレームワークを学びたくて手に取った。

そのフレームワーク自体は価値のある有用なものだと思うが、とにかく本としての質が低い。
翻訳は下手くそで読みにくいし（翻訳家がプロじゃないっぽい？）、全体の構成が分かりづらくて、今なんでこの解説してるの？みたいなページが9割。

ビジネスモデルキャンバスを産んだ著作ということで★2つだけはつけよう。

2017/10/09

ビジネスモデルキャンバスをベースに、豊富な事例と考え方のフレームワークを解説した本。ビジネスモデルキャンバスの基礎に馴染んだうえで読むのがよさそう。

2017/04/12

■ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙの酒類
・ｱﾝﾊﾞﾝﾄﾞﾙ
・ﾛﾝｸﾞﾃｰﾙ　
・ﾏﾙﾁｻｲﾄﾞﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ
・ﾌﾘﾐｱﾑ
・ｵｰﾌﾟﾝｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ

■ﾋﾞｼﾞﾈｽｱｲﾃﾞｱの検討
・ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝの震源地（ﾘｿｰｽ手動、価値提案主導、顧客主導、ﾌｧｲﾅﾝｽ主導）になりやすい
・未来のｼﾅﾘｵに基づくﾋﾞｼﾞﾈｱｲﾃﾞｱの検討

■ﾋﾞｼﾞﾈｽｱｲﾃﾞｱのﾃﾞｻﾞｲﾝ
1.ﾘｿｰｽを結集する
　PJの目的決定、初期ｱｲﾃﾞｱのﾃｽﾄ、計画立案、チーム結成
2.理解する
　環境調査、潜在顧客の研究、専門家へのｲﾝﾀﾋﾞｭｰ、既存調査（失敗例とその原因）、ｱｲﾃﾞｱの選択肢の収集
3.ﾃﾞｻﾞｲﾝする
　ﾌﾞﾚｽﾄ、ﾌﾟﾛﾄﾀｲﾌﾟ、ﾃｽﾄ、選択
4.実行する
　ﾌﾟﾛﾄﾀｲﾌﾟの実行
5.管理する

2017/04/02

ビジネスモデルのパターンを捉えるために購入

- アンバンドル
- ロングテール
- マルチサイドプラットフォーム
- フリー戦略
- オープンイノベーション

など、書かれていた。

ただ、個人的にはまだ、色んなパターンがありそうな気がするし、ひとつひとつの例ももう少し具体的だと良かった。

あと、Kindleでは読みづらかった、、、

2017/03/25

2012年、リーン・スタートアップが話題になったのと同じ頃、スタートアップがビジネスモデルを考えるため、あるいは既存企業がイノベーションを起こすための手法としてベストセラーになった本。というように書くと、いかにもスタートアップ・ブームに乗っかったようだが、続編・類書が次々に出版され、今でも企業家育成の参考書として利用されており、年数を生き残る名著なのだろう。

この本の貢献は、何と言っても「ビジネスモデルキャンバス」を発明したことだろう。これまでビジネスモデルを考えるには、バリューチェーンや3C、SWOTなどさまざまな定性的分析、収益構造、財務構造の定量的分析を行い、時間をかけて作るものと思われていた。だが市場・技術・経済環境の変化に適応するには、時間をかけずにビジネスモデルの全体像を考える必要がある。

ビジネスモデルキャンバスは、他のイノベーション手法が価値提案の創造にフォーカスする中で、パートナー、インフラ、主要活動、コストなどの足回りにも考慮することを促進し、結果として優位性があり実現性もあるビジネスモデルを生み出すことを支援する、優れたツールである。

キャンバスの説明は中盤までで、そこからは主なビジネスモデルのパターンを提示。ここは、似たような本が多々ある上、無理にキャンバスで表現して中途半端になっている。

後半からは、ビジネスモデルを作る活動、手法をある程度フェーズごとに説明する。ここではプロトタイピングがもっとも重要だ。プロトタイピングというと、簡単なモデルを作って検証するイメージだが、ビジネスモデルのプロトタイピングは、キャンバス上の試行錯誤でもよく、その目的は検証というよりも、別のモデルの探索というものだ。検証ではなく探索。それがデザイン精神だと説く。

私は日々の業務で、PoCとしていろいろ試行することが多いが、探索という心構えがなかったため、最初のアイデアからの改善にとどまっていた。デザイン精神により、最初のアイデアを捨てて全く新しい発想にすばやく移ることで、望ましい変化を起こしていきたい。

2017/03/21

ビジネスモデルを考える起点になるフレームワークを提示した上で、ビジネスモデルのパターンや戦略を紹介している。ビジネスモデル設計の仮説・検証を繰り返すツールになり得る。本のデザインがとても良く、ものすごく実用的なので、使うのにワクワクする。読みながら外に出て人に会いたくなる一冊。

2016/07/12

先輩から借りた謎の形のビジネス本。流し読み程度にフレームワークとその考え方を身につける。あとは実践あるのみ☻

2015/08/06

2015年8月6日読了。7月の社内研修での参考資料の一冊を読了。変形大判の本なので持ち運びづらく、読むのに時間がかかった。かんたんで分かりやすいビジュアルを用いて、既存の「ビジネスモデル」の分析方法や新しいビジネスモデルの組み方、チーム作業の進め方などについて解説する本。こーいうフレームワークを使うと、自分が関心があり焦点を当てている部分以外にも気づきが生まれるのがメリットか。「いいもんを作ればいい」だけじゃない、ビジネスには色々な要素があり、だから面白いのだ…ということにも気づく。収益を上げるための5モデルなど、フレームワーク以外に書かれている内容もなかなか面白かった。どう、今後に生かすか。

2015/08/08

実務でビジネスモデルキャンバスを使おうと思って購入。
まぁ大体読んだけど、コレ使って出来たものは自己満足にしかならないのでは？
確かにBMCは自分の頭の中を整理したり、皆でブレストしたり、エライ人に説明するのには便利なんだけど、自社適合性や市場の魅力などの観点がすっぽり抜け落ちているので、事業性の検討なんかには使えない。
他社事業の解析とか、自社との比較なんかに使うのが適当。それ以上にはなりはしない。
推進者はもっと具体的な活用方法を分かりやすくアピールすべき。
視覚的に理解できたって、事業化出来なければ意味が無いでしょ。

2015/02/01

ビジネスモデルを「CANVAS」というフレームワークで整理し，ビジネスが成立しているか確認しようという内容が中心．それを軸に，いかにアイデアから実際のビジネスにもっていくかというプロセスも書かれている．
ビジネス全体ではなく，ビジネスの一領域をこのような考え方で振り返れないだろうかと思案中‥