ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 の商品レビュー
201902/ ビジネスモデルキャンパス KA:主要活動 KP:パートナー KR:リソース CS:コスト構造 CR:顧客との関係 CS:顧客セグメント VP:価値提案 CH:チャネル RS:収益の流れ 共感マップ 1)顧客は何を見ているのか 2)顧客は何を聞いているのか 3)...
201902/ ビジネスモデルキャンパス KA:主要活動 KP:パートナー KR:リソース CS:コスト構造 CR:顧客との関係 CS:顧客セグメント VP:価値提案 CH:チャネル RS:収益の流れ 共感マップ 1)顧客は何を見ているのか 2)顧客は何を聞いているのか 3)顧客は何を感じ、何を考えているか 4)顧客はどんなことを言い、どんな行動をしているのか 5)顧客の痛みとは何か 6)顧客の得られるものは何か ビジュアルストーリーを語る 1)ビジネスモデルをマッピング 2)要素を絵にします 3)ストーリーを決めます 4)ストーリーを語ります ビジネスモデルを具体的に表現するには? 企業視点(従業員の視点から語られる物語の形式でビジネスモデルを説明) 顧客視点(顧客が直面する問題と、解決のためにやらなければならないことを示す。そして企業がどのように顧客のための価値を作り出すのかを説明する) ブルーオーシャン戦略 提供している価値やビジネスモデルに疑問を投げかけ、新しい顧客セグメントを見つける強力なメソッドです。 バリューイノベーションを達成するために、4つのアクションフレームワークによる分析ツールを提案 1)業界では当たり前とされるどの要素を取り除くべきか 2)どの要素を、業界標準以下へと減らすべきか 3)どの要素を、業界標準よりも増やすべきか 4)業界でこれまで提供されていないどの要素を付け加えるべきか シルク・ドゥ・ソレイユのキャンパス KA(主要活動): -動物の世話 +芸術面の開発 KR(リソース): -動物・スターパフォーマー +洗練された環境 VP(価値提案) -スターパフォーマー・動物ショー・グッズ販売 -面白さとユーモア・スリルと危険性 +テーマ・洗練された環境 +複数の演目・芸術的な音楽とダンス +ユニークな会場 CS(顧客セグメント) -家族 +劇場やオペラの観客 CS(コスト構造) ー動物のメンテナンス・スターの出演日 +芸術的な制作 RS(収益の流れ) -館内のグッズ販売 +チケット価格の上昇
Posted by
わかりやすい。 読み物として面白い。 個人事業主向けではあまりない。 ただビジネスを構築し始めるときはかなり使えそう。
Posted by
スタートアップだけではなく、今日の市場環境は非常に変化が早く、大企業でさえ、自社が立脚しているビジネスモデルのチェックを怠れば、すぐに傾いてしまう。 大企業であっても、アントレプレナーの精神は必須であり、「安定しない行動パターンを持つ企業」が、最近のトレンドともいえる。 本書は...
スタートアップだけではなく、今日の市場環境は非常に変化が早く、大企業でさえ、自社が立脚しているビジネスモデルのチェックを怠れば、すぐに傾いてしまう。 大企業であっても、アントレプレナーの精神は必須であり、「安定しない行動パターンを持つ企業」が、最近のトレンドともいえる。 本書は、2004年に著者が博士号の論文で書いたビジネスモデル変革のアプローチを書籍化したもの。 この前に「リーンスタートアップ」を読んでいたのだけど、リーンはとても観念的で、かといって、上手に抽象化されているわけでもなく、途中は事例が続くわかりにくい内容だった。 狙いが違うという事もあるが、本書はビジュアライズがとてもうまく、わかりやすい。 なによりも、モデルを分析する為のキャンパスと呼ばれるツールはわかりやすい。 ビジネスモデルを以下の要素に分割している。 ・パートナー ・主要活動 ・リソース ・コスト構造 ・価値提案 ・顧客との関係 ・チャネル ・顧客セグメント ・収益の流れ 上と下のブロックで、左右にBS的に配置されていて、一目でモデルの持つビジネス構造が分かる。 最近の企画書の流行は1枚ものだけど、これは非常に協力なビジュアルツールだと思う。 なによりも、非営利団体にも応用できる。 スポーツ団体や、スポーツイベントの構造改革にも利用出来る。 このキャンパスで、自社や競合、あるいは現在興味深いビジネスを展開している企業を考えてみると、非常に高速に、企業体質を把握できる。 ※興味深かったのは、巻末にある本書の執筆と出版までの経緯自体が、既存の書籍販売モデルから逸脱している事。本書自体が、ビジネスモデル変革の実例となっている。 かなり特殊な判型の本だけど、とても読みやすかった。これは電子本では分からない。
Posted by
一通りざっと読んだけど、読み物というよりは必要に応じて開く本かな、と。 ただ最近の社会傾向というか、いわゆる「ストーリー性をもたせた商品戦略」のような話は少なめ。 いわゆるフレームワークの話をするなら教科書として有効だけど、すこしずつ世の中の傾向としては変わりつつあるのかな、っ...
一通りざっと読んだけど、読み物というよりは必要に応じて開く本かな、と。 ただ最近の社会傾向というか、いわゆる「ストーリー性をもたせた商品戦略」のような話は少なめ。 いわゆるフレームワークの話をするなら教科書として有効だけど、すこしずつ世の中の傾向としては変わりつつあるのかな、っていう印象なんだよなぁ。 もっといろんな本を読もう。
Posted by
ビジネスモデルジェネレーション ビジネスモデルを考える際の計画、戦略、検証の方法がわかりやすく解説されています。図やイラストを多用しているのでこの手の本としてはとても読みやすいです。 この本を読んで強く思ったのは、ビジネスのアイデアというのはある日突然降って降りてくるのではなく...
ビジネスモデルジェネレーション ビジネスモデルを考える際の計画、戦略、検証の方法がわかりやすく解説されています。図やイラストを多用しているのでこの手の本としてはとても読みやすいです。 この本を読んで強く思ったのは、ビジネスのアイデアというのはある日突然降って降りてくるのではなく、普段から常に考えていないと生まれてこないということです。この本はあくまでツールでしかなく、これを実践して活かさなければなりません。
Posted by
なぜこれまでビジネス書で本書のようなビジュアルにこだわった著書がなかったのか、不思議に思ってしまった。本書の最後に、本書の価値提案を「ビジネスモデルイノベーションに関する、ビジュアル化された実践的で美しい本」としてまとめている通りである。見せ方の勉強にもなった。 フレームワークの...
なぜこれまでビジネス書で本書のようなビジュアルにこだわった著書がなかったのか、不思議に思ってしまった。本書の最後に、本書の価値提案を「ビジネスモデルイノベーションに関する、ビジュアル化された実践的で美しい本」としてまとめている通りである。見せ方の勉強にもなった。 フレームワークのツールとしては「ビジネスモデルキャンバス」もよかったが、個人的には、「共感マップ」に感激した。ビジュアルとしても面白くて覚えやすい。
Posted by
素敵な装丁から感じていた通り、非常に面白い本だった。顧客のビジネスモデルや、自社のビジネスモデルの分析で、まずはこのビジネスモデルキャンバスを使ってみたいと思った。 シナリオやデザインの話もあったが、ビジネスは多角的でクリエイティビティ溢れるものなのだと思う。堅苦しくこの企業のビ...
素敵な装丁から感じていた通り、非常に面白い本だった。顧客のビジネスモデルや、自社のビジネスモデルの分析で、まずはこのビジネスモデルキャンバスを使ってみたいと思った。 シナリオやデザインの話もあったが、ビジネスは多角的でクリエイティビティ溢れるものなのだと思う。堅苦しくこの企業のビジネスモデルはこうでーああでーとやらず、アートを描くようなつもりでビジネスを眺められるようにしていきたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ビジネスモデルを検討するうえで考えなくてはいけない9つのことを提示している。 ・顧客セグメント(マス、ニッチなど) ・価値提案(新奇性、パフォーマンス、カスタマイゼーション、ブランド、コスト削減、快適さ など) ・チャネル ・顧客との関係 ・収益の流れ ・リソース ・主要活動 ・パートナー ・コスト構造 そして、ビジネスモデルのパターンを知り、当てはめてみたり、自身で構築することが求められる。 ・アンバンドルビジネスモデル ・ロングテール(Lulu.com etc...) ・マルチサイドプラットフォーム(Google etc...) ・フリー戦略(skype etc,,,) ・オープンビジネスモデル そして、いくつもの技法があるので、活用する。 ・ビジュアルシンキングによる本質の理解 ・ストーリーテリング ・シナリオ(2つの基準を設けて、シナリオを4つ検討する) ・プロトタイピング
Posted by
最近、ビジネスモデルキャンバスが流行っていると聞き、読んでみた。ビジネス書の類は、もっぱら通勤の電車で読むようにしているが、さすがに満員電車の中で立ってこの本を広げるのは無理なので、自宅で読んだ。最初は「何このデザイン?読みにくそう…」と思っていたが、ソファーに座って膝の上で広...
最近、ビジネスモデルキャンバスが流行っていると聞き、読んでみた。ビジネス書の類は、もっぱら通勤の電車で読むようにしているが、さすがに満員電車の中で立ってこの本を広げるのは無理なので、自宅で読んだ。最初は「何このデザイン?読みにくそう…」と思っていたが、ソファーに座って膝の上で広げるのには好適。くつろいだ雰囲気でじっくり考えろという意図なのだと勝手に理解した。 内容についても、始めは「このフレームワークのどこがすごいんだろう?」と思っていたが、本書を読んでなるほどと思った。3C、4P、5F、7S等よく知られたフレームワークは分析のための思考ツールであり、ビジネスの1面を掘り下げて考えるには便利ではあるが、ビジネスの全体像を企画するには不向きである。これはフレームワークの多くが経営学者、コンサルタント等、実務家以外の人の視点で考案されたものが多いことも影響している。一方でビジネスモデルキャンパスは実際にビジネスを企画する人の視点で考案されており、事業企画に必要な要素を過不足なく包含している。今枝昌宏氏がこのフレームワークを活用して「ビジネスモデルの教科書」を執筆しているが、多数のビジネスモデルでこのフレームワークで整理できることからも、ビジネスモデルキャンパスの有用性が確認できる。今枝氏の同署と本書をセットで読むことをお勧めする。
Posted by
結構、話題になっているのは知っていたが、きっとどこかで聞いたような話なんだろうと思って、読んでいなかった。 ふとしたことで、読んでみたら、結構、面白かったかな? といっても、抜本的に新しいことが書いてある訳では、やっぱりない。 が、これまでもあった色々な概念がうまく統合され...
結構、話題になっているのは知っていたが、きっとどこかで聞いたような話なんだろうと思って、読んでいなかった。 ふとしたことで、読んでみたら、結構、面白かったかな? といっても、抜本的に新しいことが書いてある訳では、やっぱりない。 が、これまでもあった色々な概念がうまく統合されて、かつ使いやすそうな形になっているな〜、と感心した。 右脳と左脳の統合。デザイン思考的なものとロジカル思考やシステム思考の統合。通常の経営戦略の理論と創発系の理論の統合。夢と現実の統合。 特に、strategyのところで、PEST分析、5-Force分析、SWOT分析など、経営に興味ある人なら、誰でも知っている、誰でも使っているフレームが、創発的、デザイン的な要素と見事に統合されているところに驚きを感じたな。 で、このフレームを参考にすると、SWOT分析を単なる分析のための分析に終わらせずに、具体的な戦略に展開しやすそうな印象もあって、面白い。 統合(インテグラル)であることのパワーを感じた。
Posted by