玉村警部補の災難 の商品レビュー
これまであまり気にとめていなかった玉村警部補がメインの短編連作集。 四作のうち、最後の話はおもしろかった。 Aiとも絡めつつ、犯罪と解剖をうまく絡み合わせたお話になっていた。 ただ全体としては長文ほどのおもしろさがなく残念。
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デジタルハウンドドッグ加納警視正のもとでひいこらする可哀想なタマちゃんが(一応)主役の短篇集です。 短編ばかりなので非情に読みやすいです。 加納警視正はあんまり好きなキャラクターでは無いのですが、後々グッチーがAIセンター所長となった暁には多分強い味方になってくれると思います。...
デジタルハウンドドッグ加納警視正のもとでひいこらする可哀想なタマちゃんが(一応)主役の短篇集です。 短編ばかりなので非情に読みやすいです。 加納警視正はあんまり好きなキャラクターでは無いのですが、後々グッチーがAIセンター所長となった暁には多分強い味方になってくれると思います。 まぁ加納がいて助かるの3割こき使われるの7割とかでしょうがw バチスタシリーズは先月出た「ケルベロスの肖像」で完結するようですが、海堂尊の桜宮サーガが消失するわけではなく所謂終わりの始まりですね。 早く図書館にケルベロスが入荷されることを祈りますw
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雑誌掲載の推理作品4点を集めて、それぞれの事件を回想するシーンを無理やり嵌め込んだご愛嬌の本。 監察医及び観察歯科医の問題提起2点、デジタルモンスター加納警視正の活躍2点。玉村警部補が災難だったのか幸運だったのかは微妙。
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玉村が事件のレポートを書くために田口に内容を確認してもらうという形で4編が語られる。 (1)監察医のない地区へヤクザが死体を捨てていく事件。 (2)元芸人のADが、迷路番組で元の相方を殺害する事件。グーグルアースの偽画像で口を割らせる。 (3)DNA鑑定データベースプロジェクト(DDP)関係者による、血液で偽の容疑者を仕立てあげる事件。偽の容疑者のアリバイをネットゲームの履歴と、スプリング・エイトによる血液分析で確認する。 (4)歯の治療痕を偽装した焼死体で、死んだことにする事件。表面だけの偽装はAiでバレるが、丁寧な偽装はバレなかった。 (1)は前にあったハズ。(3)は、プラチナデータのようなシステム。玉村もハマるネットゲームがきっかけになるところが面白い。
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どう見ても主人公は加納警視正だが、そこに玉村警部補の災難があるのか?タイトルと中身のアンバランスが面白い。
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バチスタシリーズの番外編。 加納警視正って、意外に本能のほうが大部分をしめているんだと、思った。 この後からケルベロスへと続くのかと思うと、楽しみ。
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海堂尊のバチスタシリーズのスピンオフ短編集。 警察庁の加納警視正の桜宮での相棒、もといパシリの玉村警部補とお馴染み田口先生が、加納氏が解決した事件を振り返る形式です。海堂氏が主張する死亡時検索が絡んでくる話がほとんどで、短編だけにくどさがなく、秀作が多かったです。
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面白かった~。 今までの海堂さんの作品とは違って、連作短編集みたいな感じでした☆ だからかな? いつもはかなり序盤を読むときにに時間がかかるのに今回はサクサクと読めました。 田口センセと玉村警部補のやりとりもほのぼのしてて良い感じww 加賀見さんがこんなに田口センセに会いに...
面白かった~。 今までの海堂さんの作品とは違って、連作短編集みたいな感じでした☆ だからかな? いつもはかなり序盤を読むときにに時間がかかるのに今回はサクサクと読めました。 田口センセと玉村警部補のやりとりもほのぼのしてて良い感じww 加賀見さんがこんなに田口センセに会いに来てたなんてちょっと意外ですた。
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この本は、「チーム・バチスタの栄光」から続く「田口・白鳥シリーズ」の脇役である桜宮警察署の玉村誠警部補と彼を振り回す上司の加納達也警視正が活躍する短編集です。 5編ありますが、どの作品から読んでも面白いかなと思います。 シリーズものですっかりおなじみになった登場人物たちですから...
この本は、「チーム・バチスタの栄光」から続く「田口・白鳥シリーズ」の脇役である桜宮警察署の玉村誠警部補と彼を振り回す上司の加納達也警視正が活躍する短編集です。 5編ありますが、どの作品から読んでも面白いかなと思います。 シリーズものですっかりおなじみになった登場人物たちですから、タマちゃんこと玉村警部補も加納警視正もなじみ深かかったので、スラスラと読めました。個人的には、四話目の法歯学の話が興味深かったです。 事件を解決するまでの間、お互いにお互いの愚痴を言っている警部たちの実態。 緊張感漂う現場の裏側での警部たちの人間臭さ。 他のシリーズではない場面を覗くことが出来て、シリーズの中では一番癒される一冊だと思います。 シリーズもので少し疲れたらこんな番外編も楽しいなと思いました。
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