玉村警部補の災難 の商品レビュー

海堂尊【著】

2016/07/26

検死、解剖など医療を司法の問題点。
加納に振りまわされ玉村警部補が災難だなと思いながらも笑ってしまう。
短編集で４編あるのだが、最後の「エナメルの証言」は続編がありそうな含みがあるような気がした。

2016/01/20

短編集。面白かったです。笑いをこらえられなかったので、さぞかし怪しい人間に見えたことでしょう(汗)
　厚労省の白鳥室長と警察庁の加納警視正。ものすごくキャラの濃い二人にかかっては常識などあってないもの。振り回される田口先生や玉村警部補は災難でしょうねぇ。　でも加納警視正はデキる男。ここまで自信家だと気持ちいいです。結構好きです、加納＆タマちゃんコンビ。

2015/07/09

桜宮ファンとして満足。

私の頭の中では、加納警視正は阿部寛です。
で、
田口先生は堺雅人。

たまちゃんは誰かなぁ…

2015/03/22

玉村警部補視点の4話の短編集。田口先生の愚痴外来で過去を振り返り、お互いの境遇を慰めあっている。何となく犯人が想像できてしまったり、引き込まれるような論理的な説明もなくて、盛り上がりはいまいち。最後の話は、舞台設定の薄暗さもあって読んでいて息がつまる。

2014/10/02

うーん、思ったより普通でした。最後の話、本当の意味で解決できなかったことがむなしい。そんなものなのでしょうが。

2014/09/17

桜ノ宮シリーズのスピンオフ。
「デジタルハウンドドッグ」加納警視正に振り回される玉村警部補の短編集。
東京二十三区内外殺人事件／青空迷宮／四兆七千億分の一の憂鬱／エナメルの証言
ラストのエナメルの証言では、桜宮の闇の部分を担う歯科技工士が登場する。

今まで桜宮サーガを読んでいない人でも、田口先生と玉村警部補のやり取りを除いた短編箇所は十分肩の力を抜いて楽しめる。

2014/09/13

加納警視正のムチャぶりに振り回される玉村警部補。田口先生との傷のなめあいが笑えた。短編のようにおりこまれているミステリーは犯人の予測がついてしまうけれども面白かった。特に最後の死体の歯を作りかえる話はとても興味深かった。栗田さんの続編を激しく希望したい。

白鳥さんや加納さんをギャフンといわせるキャラクターがでてきてほしいなぁ。

2014/07/11

加納警視、本作ではあんま印象に残ってないんだけど、(シリーズのキャラが多くて加納に限らず誰が誰かあんま残ってないだけのことだけど)スピンオフとして、十分に楽しめました。

とくに最後の歯のやつは面白かった！なさそうでありそうなことだと思った。歯医者、いいキャラだったし。

2014/06/15

最後の歯科技工士の青年の話、もっと読んでみたいな。
”まっとうではない”人の普通の社会的営みは読み応えがある。

2014/04/14

最後の話はとても興味深かった。フィクションと信じたいけど言い切れない。それ位日本の法医学にはいろいろ問題があるのだろう。