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不思議絵師 蓮十 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2020/08/21

時は文化文政の江戸。 女性と見紛うばかりの美貌と優れた才を持つ浮世絵師、石蕗蓮十。彼の描く絵には魂が宿り、命が吹き込まれるという。 悪友の歌川国芳と地本問屋の看板娘と共に繰り広げられる人情劇。 江戸の浮世絵師を題材にした作品だと西條奈加氏の『ごんたくれ』が秀逸だったのことを記...

時は文化文政の江戸。 女性と見紛うばかりの美貌と優れた才を持つ浮世絵師、石蕗蓮十。彼の描く絵には魂が宿り、命が吹き込まれるという。 悪友の歌川国芳と地本問屋の看板娘と共に繰り広げられる人情劇。 江戸の浮世絵師を題材にした作品だと西條奈加氏の『ごんたくれ』が秀逸だったのことを記憶している。円山応挙、伊藤若冲、池大雅、与謝蕪村などなどが登場。 それに比べるとメディアワークス文庫らしく、もっとライトな作風でした。時代小説にアレルギーのある方はこういうところから入ると、取っつきやすいかもしれません。

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2020/02/29

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2012/02/post-37b2.html

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2019/06/14

初読みの作家さん、あっという間に読了。あとがきにもある通り、主人公の蓮十さんはほんとにロールキャベツ男子(笑)野暮天ったらないf^_^;そしてその野暮天を好きな小夜ちゃんが可愛らしいです☆周りのキャラも良し。あらすじ的には不思議なお話というか、ミステリが絡むというか…そこは個人的...

初読みの作家さん、あっという間に読了。あとがきにもある通り、主人公の蓮十さんはほんとにロールキャベツ男子(笑)野暮天ったらないf^_^;そしてその野暮天を好きな小夜ちゃんが可愛らしいです☆周りのキャラも良し。あらすじ的には不思議なお話というか、ミステリが絡むというか…そこは個人的にはふ〜ん…でした。江戸の街並みが事細かに書いてあって古地図とか見ながら読みたくなりました。

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2016/04/02

完璧に描くと絵に命が吹き込まれてしまうという駆け出しの浮世絵師、石蕗蓮十を主人公にした三篇。 それぞれの話自体はなんとも云えない暗さがあるのに反し、登場人物がとても生き生きとしていて江戸の雰囲気が伝わって来る。さらりと読み易いのも特徴。時代ものが苦手な人でもふんわり楽しめるのでは...

完璧に描くと絵に命が吹き込まれてしまうという駆け出しの浮世絵師、石蕗蓮十を主人公にした三篇。 それぞれの話自体はなんとも云えない暗さがあるのに反し、登場人物がとても生き生きとしていて江戸の雰囲気が伝わって来る。さらりと読み易いのも特徴。時代ものが苦手な人でもふんわり楽しめるのでは。登場人物だけならテレビドラマになっても楽しめそうなシリーズでした。

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2016/03/05

大好きな江戸もの、謎解き、絵師という事で、期待したけど。 不思議的にも、人情もの的にも、もう一つという所でした。 もうちょっと登場人物のキャラが濃いと好みかな。

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2016/01/25

初読み作家さん。 生き生きした江戸時代で命を吹き込まれた絵の力も物の怪とは違う感じです。小夜ちゃんかわいい。 さらっと読めました。

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2015/05/04

時代物でわからない単語が多かった。でも調べながら読んでいったら、時代物の勉強になったし、楽しめた。でもふたりの恋の心情をもう少しうまくかけてたらよかったのになー、と。もったいない。

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2014/12/12

時は文化文政期の江戸。幕末なんてどこ吹く風の太平楽な町の片隅に、駆け出しの浮世絵師がひとり。女性と見紛うばかりの美貌に、優れた才を持つ。名は石蕗蓮十という。蓮十の筆にはふしぎな力が宿っている。描くものに命が吹き込まれるのだ。でも、それは内緒。蓮十の周りはいつも賑やかだ。蓮十の世話...

時は文化文政期の江戸。幕末なんてどこ吹く風の太平楽な町の片隅に、駆け出しの浮世絵師がひとり。女性と見紛うばかりの美貌に、優れた才を持つ。名は石蕗蓮十という。蓮十の筆にはふしぎな力が宿っている。描くものに命が吹き込まれるのだ。でも、それは内緒。蓮十の周りはいつも賑やかだ。蓮十の世話を焼きたがる地本問屋のお嬢さん小夜に、悪友の歌川国芳。彼らとともに蓮十は、今日もふしぎな筆の力で町で起こる事件を解決することになり?江戸の情緒あふれるふしぎな浮世絵物語。

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2015/03/18

絵が動き出すと 絵を見ていると、その描写に引き込まれそうになることがある。 西洋画しかり、浮世絵しかり。 今にも羽ばたき、しぶきが飛び、語りかけてくるような絵画。 画家の魂が、新たな魂を得て別物として動き出すかのよう! もしそれが本当に動いたとしたら? 蓮十の描いた絵は生き生き...

絵が動き出すと 絵を見ていると、その描写に引き込まれそうになることがある。 西洋画しかり、浮世絵しかり。 今にも羽ばたき、しぶきが飛び、語りかけてくるような絵画。 画家の魂が、新たな魂を得て別物として動き出すかのよう! もしそれが本当に動いたとしたら? 蓮十の描いた絵は生き生きしていると評判だ。 実は本当に動き出してしまうのだが..... 第一話では死んだ母親が子供に害をなしている話。 果たしてそれは本当に母なのか? 子供は自分が継母になついてしまったせいだと自らを責めている。 死んだ母の絵はなぜさまよい出てきたのか? 心の中にある枯れ尾花が冷たい風に吹かれる。 第二話は友情の物語。 大きなクジラが騒ぎ出したり、絵の中の美人がふらりと外の世界に飛び出してしまったり...... そんな騒動を治めてくれるのは、頼りになるのは一体誰? 意外な友人関係が心憎い。 第三話は火消しの夫婦の物語。 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。(コリント人への手紙) しかし、相手を愛すれば愛するほど、視野がどんどん狭くなっていってしまう悲劇もある。 いつも背中ばかり見ていた、片方はそう思う。 もう片方は自分を見てくれない、という。 隣に立っていれば、後ろを振り返っていれば、いつも相手は自分と共にいたというのに! どちらも相手の顔を、目を見ていなかった。 見えていたのに見ていなかった。 悲しい愛がいつか、互いに手を取り合えるように...... そう願わずにはいられない。

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2014/06/14

江戸時代の浮世絵師の話。描くものに命が宿るという不思議な力を持っている。恋愛あり、事件ありの連作短編。 2014/6/14

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