不思議絵師 蓮十 の商品レビュー
主人公の能力と、それを取り巻く個性あふれる人たちとのやり取りは、江戸という場所ならではの、”粋”が感じられる作品だった。
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「描いたものが実体化する」絵師の短編連作。事件帳的な二編と、歌川国芳が登場するコミカルなもの一編。小夜お嬢さんの恋愛フラグを折りまくってるのは、彼の育ちに由来する逃げですかね。
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絵師・蓮十と彼の周りで起きる変わった事件。蓮十とお小夜の関係などほのぼのとした面も交えつつ、人間の業の深さも描かれている。これからが楽しみな作家。
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無難なお話といったところでしょうか。 キャラクターや江戸の風景に、魅きよせられる何かがあれば文句なしだったんだけども。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江戸を舞台に不思議な絵を描く主人公が事件を解決する話。 作中では主人公の描いた絵が原因なのかと思いきや人が起こした事件であるものが二つ。 主人公の絵が動いている様を描写した話が1つ。 主人公である蓮十とヒロインである小夜の掛け合いが面白かった。はっきりと恋愛描写を描かず、日々の会話の中に相手を想っているという気持ちをにおわせていて良い。 文庫一冊の内容なので仕方ないことではあるが、もっと主人公の能力を生かしたエピソードが読みたい。
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良かった。蓮十さんも小夜さんも可愛い。絵から出てくる居候たちも可愛くて楽しく読めた。 蓮十さんが書いた絵がみてみたいなぁ。 続編も出てほしい
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