1,800円以上の注文で送料無料

クラウドの未来 の商品レビュー

4.1

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/06/14

「ビジネスや生活でクラウドにいかに向き合っていくべきかを丁寧に説いた入門書」と聞いて手に取りました。最初、知っている言葉ばかりが並んでいるにも関わらず目が滑って焦りましたが丁寧に読んで行くと大丈夫でした。現在までの経緯と現状を知るにはとてもわかりやすかったです。肝心の未来について...

「ビジネスや生活でクラウドにいかに向き合っていくべきかを丁寧に説いた入門書」と聞いて手に取りました。最初、知っている言葉ばかりが並んでいるにも関わらず目が滑って焦りましたが丁寧に読んで行くと大丈夫でした。現在までの経緯と現状を知るにはとてもわかりやすかったです。肝心の未来については専門家ではないので是非はわかりませんが、クラウドが今後どう進化し、身近となっていくのかはとても興味があったので、一つの見方として読んでよかったと思います。

Posted byブクログ

2017/10/31

時々、妙な克己心を起こして、まったく知らない分野の本を手にしてみる。 何とか最後まで読んだけれど、びっくりするような変化が起きているらしい。 私のような末端のユーザーからしてみれば、タブレットで映画や音楽を楽しむのは、従来型のコンテンツ供給の方式であっても、クラウド型であっても...

時々、妙な克己心を起こして、まったく知らない分野の本を手にしてみる。 何とか最後まで読んだけれど、びっくりするような変化が起きているらしい。 私のような末端のユーザーからしてみれば、タブレットで映画や音楽を楽しむのは、従来型のコンテンツ供給の方式であっても、クラウド型であっても、正直に言って、どちらでもいい。 ただ、年々、通信速度が上がってきて、便利になっているなあ、と思うのみ。 ところが、背景にある技術や設備はまったく異なる考え方で出来上がっているらしい。 データセンターにデータのみならず、アプリケーションなども集約して、端末では簡単な操作だけをするようになる。 ビジネスモデルとしては、デバイスを作ることより、クラウドを使ったシステムを運営することで収益を上げるようになる、ということらしい。 そして、さらに言えば、日本はここでも乗り遅れていて、やがて競争力を失いかねない状況なのだとか。 刊行は2012年。 まだクールジャパンだのなんだの言っていたころだったかな? コンテンツ立国なんて、やがて行き詰まるってことだよね?

Posted byブクログ

2017/02/28

クラウドの体系的なまとめがうまくされている。アマゾンなどのイーコマースについての状況も多くのページが割かれている。クラウドとの関連だが、この話だけで本になりそうな分野。IOTとクラウドが切っても切れない関係で製造業には人ごとではない話だった。

Posted byブクログ

2013/09/23

クライドコンピューティングとは何か? 副題が概念を的確に表している。サービスの提供方法、構築方法の違いを説明。今後の進化の方向性を示す。ビジネスモデルとして描くビジョンでは、集中⇒気象予測や量子工学、分散⇒デバイス(ホワイトボックス)のアプリケーションを例示している。 サーバー設...

クライドコンピューティングとは何か? 副題が概念を的確に表している。サービスの提供方法、構築方法の違いを説明。今後の進化の方向性を示す。ビジネスモデルとして描くビジョンでは、集中⇒気象予測や量子工学、分散⇒デバイス(ホワイトボックス)のアプリケーションを例示している。 サーバー設置を有する視点等は、日本国内では地価の問題で高額になる。政策の面からは、電波政策⇒ブロードバンドが目玉、電波ホワイトスペースをどのように使うか?オールIP化の次に何が?WiFI&ブルートゥースなど低電波の価値あり。既存のテレビ局vsインターネット放送では、クラウドの進歩が早く、制度改革が追いつかない。ただし、ネット=義務がないから権利も無い。著作権があるかon規制緩和では解決できない。個人の発言が多くなれば⇒パブリック&プライベート問題もでてくる。 オープン・クローズのネットワーク視点が移り、WEBの発展を懸念する。ウエブは死んだ(ワイアード)ということになりかねない。確実に個人に向かっている。ソフトウエアがハードを規制することになる。

Posted byブクログ

2013/07/04

タイトルに騙されたけどクラウド関係なし ホントに少しだけAWS周りが出てくるけど、殆どはマルチメディアや電波帯に関わる話で、その内容もコンテンツに殆ど踏み込まず表面的です 新書としての唯一の特性であろう現在的内容のキャッチアップも発売日のわりにマトモにされていなくて悲惨

Posted byブクログ

2013/04/22

やっぱり時代はクラウドだ―。 コモディティのハードウェアを追っかけてる場合じゃないよー。 でも、20年後にはまたその状況も変わってそうだな。 やっぱ、公務員が一番安定職業か(゜o゜)

Posted byブクログ

2013/04/12

カタカナが多すぎるというのが率直な感想だ.本書の最後のp232に「私たちはどうやって、クラウドに立ち向かうべきか」があるが、挙げられたリストでは最初の「超集中と超分散」以外はすべてカタカナ.このカタカナを何とか漢字で表現する努力が必要と考える.でないと、かなり曖昧な理解になり、そ...

カタカナが多すぎるというのが率直な感想だ.本書の最後のp232に「私たちはどうやって、クラウドに立ち向かうべきか」があるが、挙げられたリストでは最初の「超集中と超分散」以外はすべてカタカナ.このカタカナを何とか漢字で表現する努力が必要と考える.でないと、かなり曖昧な理解になり、そこで変な論争が発生することが懸念される.本書の内容自体は示唆に富むもので、大いに参考にさせてもらったが....

Posted byブクログ

2013/03/23

2010年の本なので少し情報が古いが、クラウドの本質を「超集中 超分散」と定義づけ、ネットワーク、デバイス、サーバー、サービスのそれぞれについて、今後の方向性がわかりやすく整理されて提示されている。 とかくクラウドは言葉だけが踊りがちで、人によって異なる意味で認識していることが多...

2010年の本なので少し情報が古いが、クラウドの本質を「超集中 超分散」と定義づけ、ネットワーク、デバイス、サーバー、サービスのそれぞれについて、今後の方向性がわかりやすく整理されて提示されている。 とかくクラウドは言葉だけが踊りがちで、人によって異なる意味で認識していることが多いと感じる現在、ICT業界関係者なら、一読の価値はある。

Posted byブクログ

2012/09/05

オビに書いている通り、放送機器メーカーと既存マスメディア(新聞・テレビ)にとっては厳しいお話の本です。(ブロードバンドの普及や4G通信による大容量・高速度の通信環境の整備は、通信が放送の領域を侵食→データサーバーに番組コンテンツ・画像編集の機能が集中し、大企業が高額の設備投資をす...

オビに書いている通り、放送機器メーカーと既存マスメディア(新聞・テレビ)にとっては厳しいお話の本です。(ブロードバンドの普及や4G通信による大容量・高速度の通信環境の整備は、通信が放送の領域を侵食→データサーバーに番組コンテンツ・画像編集の機能が集中し、大企業が高額の設備投資をする意味がなくなる→メディア企業の寡占が崩れる)。本書を読んでいる限り、既存メディア(特にテレビ)を守るのは、厳格な著作権法の運用と免許制の電波行政のみで、技術的には新興企業でも既存企業と対等に渡り合っている感じでした。

Posted byブクログ

2012/08/26

クラウドへの「超集中」とクライアントの「超分散」。専門用語を使わないで、それなりにまとまっていますが、ここから未来を読み取れるかというと、そんなことは起きません。

Posted byブクログ