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女ともだち の商品レビュー

3.4

99件のお客様レビュー

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    6

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  4. 2つ

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2021/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物はそんなに多くないんだけど、ペンネームみたいなのが出てくるので複雑で誰が誰だか分かんなくなりがち。 内容は面白い。 2人が殺された時少し視点を変えるとこんなにも事件の構図が違ってくるのかと思った。

Posted byブクログ

2022/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

負けず嫌いな女性ばかりが登場する。 女性同士のマウント。独身、結婚、仕事、専業主婦、年収、パート、子ども、26歳、35歳…今回もいろんなワードが出てくる。 事件の記事でも何でもそうだが、どこまでいっても当事者以外が関わってしまえば、その人の思いが上乗せされて、見えなくなってしまうという危うさを改めて感じた。 あったこと、出来事をたんたんと書くのは難しい。日記もしかり。あたりまえだが、自分のことも他人のことも全部を知ることはできないと、つきつけられた感じ。 余談として、海外の小説が苦手だ。翻訳されたものを読む気になれない。翻訳される前の人の文章が、そのままに表現されているのかと疑問に思ったりしてしまうから。どうしても翻訳した人の人生経験や言葉のニュアンスが反映されてしまうのではないかと感じてしまう。本当にその人が書きたかった本質をとらえているのかと思ってしまう。というのも、映画でも、英語がわかる人に聞くと、「意味合いが違うものがあるから、訳は見ない」のだとか。見えている世界が違うのかと思うと手がのびない。「画面に収まる訳には限界があるからね」とは、言っていたけど。 登場人物AとBがいたとして、Aが見ているもの、Bが見ているもの、全く関係のない第三者が見ているもの。どこまでいっても、噛み合わないものがあって7割8割合っていれば(多いか…)、事実として完成するのか、成立してしまうのか、それ以下もじゅうぶん存在しているんだ、それが限界でしょうがない…など答えのでないことをぐるぐると。 相手を理解する、理解したい、自分を知っている、知ってほしいは、難しい。

Posted byブクログ

2021/07/31

過去と現在が語られていたり、被害者2人の生い立ちが掘り下げられていたり一気に読まないと分からなくなってしまう。実際これは誰だっけ?とページを戻ることも数回、そして繋がっていくものの読後のミステリー解明のすっきり感はあまりなかった。2人の女性の過去から女友達の関係によっては複雑な感...

過去と現在が語られていたり、被害者2人の生い立ちが掘り下げられていたり一気に読まないと分からなくなってしまう。実際これは誰だっけ?とページを戻ることも数回、そして繋がっていくものの読後のミステリー解明のすっきり感はあまりなかった。2人の女性の過去から女友達の関係によっては複雑な感情が生まれること、著者が巧みにあぶりだしている。

Posted byブクログ

2021/07/26

『好き』は否定してはいけない。 気になって仕方ないのに無関心を装う。 関わりがなければ生きていけないことを知っているのに。 女っておもしろい。

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2021/07/23

女性の抱えてる闇が、人それぞれだけど深いなーと思いました。 どこかで繋がってるってとこも、怖いなと。 真梨さんの作品は、読みやすいです。 最後まで、ちゃんと読まないとダメなので、読み応えがあります。

Posted byブクログ

2021/04/25

ドロドロ〜。 おもしろ〜い。 でも人間関係が複雑すぎて最後のオチに怖さがあるんだろうけど、その怖さが理解出来ずよく分からなかった、、、。

Posted byブクログ

2021/03/30

お得意のタワマン&女のしがらみ満載です! 途中までは週刊誌の一読者のような、野次馬心満載で読み進められますが、最後は切なすぎます… 子どもへの虐待、ダメ、ゼッタイ! ところで真梨さんの中でタワマンが成功の象徴なのでしょうか?笑 私は一軒家の方が好きです(←どうでも良い話...

お得意のタワマン&女のしがらみ満載です! 途中までは週刊誌の一読者のような、野次馬心満載で読み進められますが、最後は切なすぎます… 子どもへの虐待、ダメ、ゼッタイ! ところで真梨さんの中でタワマンが成功の象徴なのでしょうか?笑 私は一軒家の方が好きです(←どうでも良い話)笑

Posted byブクログ

2020/12/28

過去の描写が辛い。 まともじゃないことって、頭の中で一つ何かを掛け違えてしまうだけで疑いもなくできてしもうのかな? 救われてほしかったのに…そこはイヤミスですね。面白かった。

Posted byブクログ

2020/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性のダークな部分を表現するのが凄く上手なあと感じました。 タイトルの女ともだちも最後の展開を考えるとゾッとしました。 今回も楽しく読めました!

Posted byブクログ

2018/12/23

――バーチャル世界で、人々はSFの中でしか経験できなかったパラレルワールドを手に入れ、そして、もう一人の自分を生きる手段を知ってしまったのだ。 もはや、現実とバーチャルの境目はなくなった。人々は現実とバーチャルを自由自在に行き来し、同時に複数の人生を生きている(p162) この...

――バーチャル世界で、人々はSFの中でしか経験できなかったパラレルワールドを手に入れ、そして、もう一人の自分を生きる手段を知ってしまったのだ。 もはや、現実とバーチャルの境目はなくなった。人々は現実とバーチャルを自由自在に行き来し、同時に複数の人生を生きている(p162) このような世界になったのかもしれない

Posted byブクログ