嘆きの美女 の商品レビュー

柚木麻子【著】

2017/05/21

ハッピーエンドな結末。
すいすい読めるんだけど、あまりにもハッピーエンドになるのでもうちょっと毒が欲しいなと思った。

2017/03/26

引きこもりで妬みだらけの主人公ヤイコがひょんなことから美女たちと同居を始め
少しずつ見方や考え方が変化していくお話。

あの人はなんで出来ていいよね、とか
どうせ恵まれてんでしょ、
って思ってしまう類の人間は存在するけど
多分彼女たちも見えないどこかで苦労しているのかもねと思うと同じ人間なんだなと思える。笑

ヤイコが結構卑屈や嫉妬深く見えるけど
一般ピープルは限りなく彼女に近いのではなかろうか？

エネルギッシュなヤイコがだんだん愛おしく思えた作品ですた。

2017/01/26

柚木麻子さん「嘆きの美女」、２０１１．１２発行。浜島ユリエ２５歳を管理人とする美女４人のサイト「嘆きの美女」、そして、そのサイトを荒らす自称ブス、ユリエと同級生だった池田耶居子（やいこ）ら５人の女性たちの物語。美人というものは、本音を隠して美人らしく振舞うことを要求されているのか・・・ｗ。「荒らし」で書き込む耶居子の辛辣なコメントの中にこそ人間の本音があるのか。女心がわからない私にも、柚木麻子が懇切丁寧に「繊細な女心」を教授してくださいました(^-^)ハッピーエンドでめでたしめでたしです！

2018/10/23

あー、まだまだ読んでいたかった。
最初は読み進められるか不安だったけど途中からページをめくる手が止まらなかった。女の子が成長してどんどん魅力的になっていく姿は読んでいてワクワク、元気になる。
耶居子のごはん日記は途中アレっ、何の本読んでいるんだっけと錯覚してしまった。あー、おもしろかった‼︎

2018.10.23再読。

2016/09/12

2016/09/12
星4つのほとんどは書き下ろしのごはん日記ぶん。断然こちらが好き。この路線で一冊書いてくれたら絶対買うのにな。

2016/08/02

読みやすく、サラッと読め、読後感も良く、重たくないものを読みたいときにいい。この方の他の作品も読んでみよう。

2016/07/12

ナイルパーチの後だからか、また爽やかな終わり方のため、とっても読みやすく、面白かった！女性なのか、人間なのか、視点を変えるだけで、色々な考え方があるんだなーと。でも、ああやって新しい出会いで人生が変わっていくのはうらやましい…。というか、なかなか難しいからそこはストーリーだなと思ってしまったり。やはり人を変えるのは出会いですよね。2016/7/12完読

2016/06/28

あっという間に読み終えました。
卑屈って客観的に見ればこんな感じなのかって思いました 笑

誰にでもあるはず。
隣の芝生って青く見えるもん 笑

結局のところ、何でも《捉え方》なのだなって感じます。

バレンタインチョコがチョコパイなところでニンマリしてしまって、なんかほっこりした♪

2016/05/03

うーん…すごいシンデレラストーリー‼️でも面白かったし、勉強になった‼️美人のマインド「早く美人になりたいんだったら、何かを慈しむことが大切なのよ。」「自分以外の何かを手をかけて導いてあげることによって、女としての潤いと余裕が生まれるの。」この部分、心に響いた*\(^o^)/*2016/5/3

2015/11/16

結構すきなタイプのお話。
嘆きの美女というタイトルの美しい響きが好きです。
こういうのもシンデレラストーリーっていうのでしょうか。主人公のヤイコにイメージがぴったりの先輩をイメージしながら読みました。美人のフィルターが周りの勝手なイメージを作り出し、本人でさえも心のままに生きられない。そんな悪循環ってありなのかよ！って感じでした。
美女たちだって心ある人間なんだって、学びました。