恋物語 の商品レビュー
西尾維新の怪異シリーズ「化物語」の続編。過去作に登場する詐欺師が、歪んだ想いを持って“神”となった少女らとの交流を通じて心象を独白する体裁。言葉は軽妙だけど、物語自体は冗長で言葉の水増ししてるみたい。なんか残念。
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阿良々木くんのラスボスはあいつかと思ってたんですが違いましたね。あの男がラストシーンで、どうなったのか、はっきり描かれてないので今後のストーリーもまだまだ気になります。 忍野扇、臥煙先輩がまだまだ謎すぎます。手強そう。
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囮物語の対、というか解決編。 読んだのはだいぶ前だけど、アニメを見てるとセカンドシーズンは読むに値するものじゃないと実感させられた。 面白いと思ったのはシャフトの手柄。
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戦場ヶ原ひたぎ、高校3年生、1月。詐欺師に神様騙しを依頼する。 2学期初頭に伊豆湖・エピソード・暦が何をしたのかは未だ具体的に語られず。 貝木はひたぎの父とも何かの縁があったのだろうか。扇のことは全く知らなかったようだ
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- ネタバレ
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タイトルに騙され表紙に騙され内容に騙されオチに騙され、挙句の果てにあとがきにも騙される。 そんな終始騙されっぱなしな一冊だけど、内容としてはかなり面白い。 まさかあの貝木の語りで物語が読めようとは。 貝木ぃぃぃぃぃ! てめぇよくも騙しやがったなぁぁぁぁ!
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この人がこのようにあのエピソードのオチをつけるのかっ、という感じに読み始めからびっくりした話でした。 これまた西尾らしいと言うか。 そうだな、主人公以外がみんなちゃんと大人になる話でしたね。
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語り部が貝木なのは、読みやすかった。 神となった撫子を騙せるかのと言うスリリングと、黒幕的存在が出てきて面白かった。 撫子は明らかにズレている、狂っていると思ったが、漫画家になりたいと言う夢は普通の人間らしかった。 囮物語の解決編みたいだった。 結末で貝木が死ぬような描写がされて...
語り部が貝木なのは、読みやすかった。 神となった撫子を騙せるかのと言うスリリングと、黒幕的存在が出てきて面白かった。 撫子は明らかにズレている、狂っていると思ったが、漫画家になりたいと言う夢は普通の人間らしかった。 囮物語の解決編みたいだった。 結末で貝木が死ぬような描写がされて、貝木は戦場ヶ原や沢山の人を騙したのに、死んで欲しくなかった。 撫子と遊ぶ貝木は、普通のおじさんらしかった。 結果的に撫子を騙した貝木は、詐欺師らしくない詐欺師だと思った。 この話の撫子は個人的に共感出来なく、貝木に共感した。
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久しぶりのブクログ。およそ三ヶ月ぶり。 その間、色々な本を読んだが、面倒くさくて記録してこなかった。 化物語シリーズは、それなりに面白いと思うからこれまで読んできたけど、ぶっちゃけあんまり好きではない。 ところどころに面白いシーンはあるけど、全体的には好きじゃない。 無駄が多すぎ...
久しぶりのブクログ。およそ三ヶ月ぶり。 その間、色々な本を読んだが、面倒くさくて記録してこなかった。 化物語シリーズは、それなりに面白いと思うからこれまで読んできたけど、ぶっちゃけあんまり好きではない。 ところどころに面白いシーンはあるけど、全体的には好きじゃない。 無駄が多すぎるし、綿密なようで実は破綻しまくってるところが実に気に入らない。 思わせぶりな伏線を張るくせに、しっかり回収しないところが卑怯だとすら思うが、そこに憤るほどの思いいれもないので、わりとどうだっていい。 文章的には読みやすいから惰性で読んでしまったが、シリーズとしての個人的な評価は決して高くない。 特に、セカンドシーズンでは語り部が阿良々木から別人に代わってしまったので、さらにつまらなくなった。 これ以上、文句を連ねても意味はないからやめておくけど、とにかく個人的には「読みやすいだけで別に面白くはないなぁ」という感想だったわけだが、わざわざこんな感想を記録するからには、心変わりがあったわけで。 この「恋物語」、意外と面白い。 語り部がまさかの貝木泥船。この主人公は意外すぎる。 ある意味、アンチヒーローだが、アンチヒーローとしても異色過ぎる主人公、というか語り部役になっている。 話は変わるが、俺は物語のメインヒロインってやつが大嫌い。 メインヒロインというロールを与えられているだけで、その地位に胡坐を掻いて、特筆するほどの魅力もないくせに「主人公のパートナー面」するヒロインってキャラクターが大嫌いなんだ。 もう、はじめっからメインヒロインってだけでものすごくマイナス補正がかかる。 まあ色々複雑で根の深い思いがあるわけなんだけど、その前提にしたがって、このシリーズでも戦場ヶ原は個人的にあまり好きなキャラじゃない。 この恋物語はその戦場ヶ原が語り部となることが予告されていたので本当に期待していなかったんだが、蓋を開けてみればまさかの貝木泥船。 意外なだけの変化球かと思ったが、これが思いのほか面白い。 見直したぜ!化け物語! 読了。 神原が語り手の花物語や、千石が語り手の囮物語ははっきり言って面白くなかった。 阿良々木が語り手として復帰した鬼物語は、悪くは無かったがパッとしなかった。 それらと比べると、貝木が語り手になったこの恋物語は、文句なく楽しめた。 斜に構えた少年が主人公のラノベなんて珍しくもないけど、斜に構えた中年が主人公のラノベってのは、ちょっとなかなかないだろう。レアだ。 終わり方も、予定調和というか、お約束というか、これは一種の様式美なんだろうなぁ。 一冊目から12冊読んできて、個人的にはこの恋物語が一番楽しめたな。 てか、もうちょっとふさわしいタイトルをつければよかったとすら思う。 「恋物語-ひたぎエンド-」じゃなくて、「嘘物語-かいきトリック-」とかの方がしっくりきたんじゃなかろうか。 恋もひたぎもほとんど出番ねーじゃん。 無くてよかったんだけどさ!戦場ヶ原嫌いだし!
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物語シリーズ、セカンドシーズンも本書をもっていよいよラストを迎える。囮物語で神様となってしまった千石撫子に卒業式に殺されてしまう運命の阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎを救うべく、撫子を騙す役目を請け負い、語り部役を務めるのはまさかの貝木泥舟。それにしても、本当に嘘つきしか出てこない物語...
物語シリーズ、セカンドシーズンも本書をもっていよいよラストを迎える。囮物語で神様となってしまった千石撫子に卒業式に殺されてしまう運命の阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎを救うべく、撫子を騙す役目を請け負い、語り部役を務めるのはまさかの貝木泥舟。それにしても、本当に嘘つきしか出てこない物語。いいように踊らされて、何処までが本当で何処からが嘘なのか、結局煙に巻かれた気分。ファイナルシーズンはどうなることやら気になるところではあるが、取り敢えず一旦ここで小休止。そして、人はいくらでも買い直せる、とりあえず。
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