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浪花少年探偵団 新装版 の商品レビュー

3.4

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    0

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2012/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 以前、TVでドラマ化されたと聞き購入したまま積ん読状態だったのを取り出してきた。  短編集で、事件も推理も比較的単純なので、さくっと読める。登場人物も皆個性的で、おもしろいと思う。

Posted byブクログ

2012/12/01

2012/11/27読了。ポンポンと威勢の良い大阪弁が飛び交って、読んでいて楽しい♪ ただ内容としては、センセイや漆崎さんの閃きや直感に頼って、安易に解決される事件ばかりで、物足りなさが残る。 短い読み切りの話になっているので、気楽に読める点ではいいのかな。

Posted byブクログ

2012/11/14

テレビ放送を見ていなかったから何とも言えないのだけれど、 原作だけ読んだイメージではしのぶセンセのイメージって多部未華子さんではないんだけど・・・??演技でカバーされたのかしら? すべての謎を主人公が解くわけではないところがよかった。 個人的には二番目の話が好き。

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2012/11/11

殺人事件起こってるのに軽い感じでしのぶセンセイが解決していくかるーいお話でした。生徒の少年たちがかわいい。ファミコンのソフトとか時代を感じるね。80年代の小説ですもの。 宮部みゆきさんが解説。よかったー

Posted byブクログ

2012/11/02

舞台は大阪。主人公のしのぶセンセはじめ登場人物も大阪人。 とくれば、言語もすべて大阪弁。 大阪人の私ですが、大阪弁は文章にするとほんとに読みにくい。 起こった事件は「殺人」というヘビーなものだけど、それを解決するのが小学校教師、若干25歳のしのぶセンセなのだから、その内容はかな...

舞台は大阪。主人公のしのぶセンセはじめ登場人物も大阪人。 とくれば、言語もすべて大阪弁。 大阪人の私ですが、大阪弁は文章にするとほんとに読みにくい。 起こった事件は「殺人」というヘビーなものだけど、それを解決するのが小学校教師、若干25歳のしのぶセンセなのだから、その内容はかなりライトです。 これには続編があるので次はそちらを読んでみましょう。

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2012/10/18

さくっと読める東野圭吾として勧められたけどさくっとしすぎた。 某少年探偵アニメのように都合よく事件が起きて解決されていく。 読書したい!っていうタイミングでは読まないほうが良かったな。

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2012/09/24

帯文:"女の先生だから、解ける謎がある。" 目次:しのぶセンセの推理、しのぶセンセと家なき子、しのぶセンセのお見合い、しのぶセンセのクリスマス、しのぶセンセを仰げば尊し、解説 宮部みゆき

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2015/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

………。 連ドラ化したためか、大々的に平積みされてたのに釣られて、思わず購入。東野圭吾は、今まで古本でしか買わなかったのだけど(苦笑)。 つまらなくはなかったが、“古本で十分だった”が、率直な感想。 うーん………いわゆる“推理小説”の連作短編。探偵モノの少年漫画みたい……「…少年の事件簿」とか、「…コナン」とか(笑)。 愉快なキャラで、楽しい雰囲気に包まれながら気軽に読めたが………、 トリックが………。そんなアホな?と。 こんなトリックを描いておきながら、後に「名探偵の掟」で、いわゆる“推理小説”をあれ程までに揶揄するだなんて、笑えてくる! と、思ったが……… よく見ると出版は80年代後半。著者もデビュー間もない頃。なら仕方ないかな。 ファミコンとか、懐かしいし(笑)。 教え子の少年逹とはほぼ同年代だし(自分の方がほんの少し年下)。 解説の宮部みゆき曰く、“ミステリ界の若手・中堅”に挙げられたのが、東野圭吾、高村薫、黒川博行、って…(笑)。宮部さんの文章も、何やら妙に若々しいし…、時代が感じられた。 ★3つ。6ポイント。 2012.08.31.書。

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2012/08/17

『浪速少年探偵団』というタイトルだから、少年達が主人公かと思ったら、小学校の先生 ミステリの要素としては、できすぎの設定がやや鼻につくけども、この物語の面白さは、何より先生=しのぶセンセのキャラ立ちが魅力的。 しのぶセンセはコテコテの大阪人。解説で宮部みゆきが言及している通り、...

『浪速少年探偵団』というタイトルだから、少年達が主人公かと思ったら、小学校の先生 ミステリの要素としては、できすぎの設定がやや鼻につくけども、この物語の面白さは、何より先生=しのぶセンセのキャラ立ちが魅力的。 しのぶセンセはコテコテの大阪人。解説で宮部みゆきが言及している通り、じゃりんこチエのチエガちゃんが大人になったような感じで、若くて奇麗なのだが、かなりの悪タレ・・・でありながら周りの人たちを魅了する素質がある。 それだけに続編も読みたくなってしまう。 作中ではファミコンとかがブームなっているので、おや、古い時代の設定かな?・・・とおもったら、この『浪速少年探偵団』は1988年の作品。それだけに、原題の、何となく冷たく陰湿な心理背景がテーマとなりやすい”子ども”が、どことなく活発に描かれている。 本作では5つの事件 ■しのぶセンセの推理 しのぶセンセの教室の男の子の父親が殺された。その父親は、仕事も持たずダラシがない生活で、妻子とアパートに住んでいたのだが、ある夜、借り物の軽トラで出た後にある川の堤防で殺されていた・・・。 さて、事件の真相は・・・ということで、しのぶセンセの初推理 ■しのぶセンセと家なき子 教室の子どもが、ゲームソフトのひったくりにあった。それも二件続けて、そのひったくり犯を(勝手に)捕まえようとする中、別の事件が展開した。長屋に住む男の他殺? 思いついたらすぐに走り出してしまうしのぶセンセの名推理が炸裂。 ■しのぶセンセのお見合い お見合い中に(←たべものに釣られただけのしのぶセンセ)起こった、ある企業の社長の殺害事件。なんと、お見合いに同席する筈だった社長さん。犯人は、お見合い相手・・・?複数の心情が絡み合う複雑な展開を見せた物語。 ■しのぶセンセのクリスマス シャワー室から女性の遺体が見つかった。4人でクリスマスパーティをする筈だった女性が殺されていたのだ。浴室には「ケーキ」のダイイングメッセージ。また、しのぶセンセが偶然買ったクリスマスケーキの中に、血塗られたナイフが出現。そのナイフにはシャワー室で死んだ女性の血がついていた・・・。 ■しのぶセンセを仰げば尊し 教室の男の子と同じアパートに住む女の子の母親が3階から布団とともに転落。単なる事故かと思われたが、男の子はそこにあやしさを感じ、しのぶセンセに相談。まtあ、町では、若い女性の痛いが発見されていた。二つの事件をつなぐのは・・・。 といった感じの、ソフトタッチのミステリ。 探偵なのは、少年たちではなくて、小学校教師のしのぶセンセなのだが、子どもたちの活躍も物語を左右する重要な要素だ。 また、色恋沙汰とは無縁と思われるしのぶセンセと、彼女に恋する複数の男性の恋愛物語も、良いスパイスとなっている。 続編は『しのぶセンセにさようなら』になるんだろうか。 ついつい読みたくなる探偵物語だ。

Posted byブクログ

2012/08/06

ドラマに影響されてみました。 東野圭吾の固い文体は得意ではないのですが、これは大阪弁がいい感じのガス抜きになっていてかなり読み易かったです。 ただ、ミステリ、となると……? 思い出したように殺人事件がある大阪の学校話、と思った方が楽しめるかと思います。

Posted byブクログ