心の森 の商品レビュー

小手鞠るい【作】

2015/11/25

ちょっと不思議な物語。
人が自然と調和している世界では、このようなことが起こるかも。
素敵なお話しでした。

2015/09/09

父の転勤でアメリカの小学校に転校することになったヒビキ。新たな生活にとまどうことばかりのある日、家の裏の森で少女と出会った。名をたずねると一輪の花を渡される。デイジー、それが少女の名前だった。
英語もわからずアメリカに来たことの不安、デイジーと出会った喜び、森の動物に遭遇した驚きと感動、そして不意に訪れる別れ。それらのできごとが少年の体験談としてつづられます。そのため要所要所を切り取り繋いだような構成となっていますが、心の動きはダイレクトに響いてきます。
はじめ読み終えた時はもの足りなさや結末の突然さにとまどいました。しかし、小学六年生の少年が体験したことを述べ、同じ年頃の子らが追体験する物語として、この表し方がありなのだろうと気付いたのです。この本で物語世界に踏み込む面白さが体験できれば素敵です。

2015/09/04

外国の小学校に転校したヒビキが出会った不思議な少女、デイジー。彼女は何も話さず、笑顔で見つめるだけ。・・・だがデイジーには思いもよらない秘密があった・・・。

というような文を読んでちょっとしたミステリーなのかな？と思って読んでみました。ところが結末は・・・号泣。子供向けにしてはハードなオチだと思いました(T_T)

優しくて、悲しい話でした。

2014/08/25

心温まるお話。
少し世の中から目を背けたくなるような時期(高学年～中学生)によんで欲しいな。と思いました。
生きているなかで全部が全部幸せじゃない。
でも、楽しい事を見つけたら新しい道が開くんだよ？って伝えてくれる、本だからこそ味わえる気持ちが分かる本だと思います。

2014/03/31

最初はなんて可愛らしいお話なんだろうって ウキウキしながら読んだ
最後はとても悲しくて 切なくて...
でも自然を大切にした 心温まる素敵な作品でした

2013/01/20

　小学生のとき、父親の転勤でアメリカへ。家の裏庭から続く森で
であった女の子との話。

　悲しく、けれどあったかい一冊。

2012/09/18

図書館のYAコーナーに。タイトルに惹かれて手に取りました。

枚数的には少ないけれどすべてが心に残ります。

2012/07/28

ぼんやりとしたファンタジー作品的な描き方は作者の狙いどおりなのかもしれないが、個人的な好みからいえば、もっとストレートに描かれていても良いのではないかと感じた。結果、強く心象風景を感じることはできなかった。米国への父子だけの赴任も構成としては無理があると感じた。

2012/07/01

今年度課題図書。よくあるようなお話。森の描写が美しく、読んだ後心に森と少年響の姿が残る。３０～１時間で読める。感想文は......う～ん感想は……

2012/06/22

平成24年読書感想文課題図書（高学年)。
父の仕事の関係で、アメリカに引っ越すことになった主人公。友達もいない、言葉もわからない、夏休みをぼんやりと過ごしていました。ある日家のそばの森で不思議な少女に出逢います。少女は日本語はおろか、英語だって話さないのです。