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勝ち続ける経営 の商品レビュー

3.8

92件のお客様レビュー

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    15

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2012/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・なにはなくともQSC quality service and cleanness ・知りすぎると変革のリーダーシップをとれない。 知ってなきゃだめだけど、知りすぎるとだめ。しがらみがある。 知識と経験はバリア。新しい発想は否定から。 ・マーケティングの調査と実際の行動は全然違う。アンケートで方針を決めてはいけない。リサーチは、自分が思ったことを確認するツール。リサーチで企画してはいけない。 ・コーヒーが売れれば、ビッグマックが売れる。キャッシュカウ(金のなる木)をより太くするために、コーヒーを売る。コーヒーへの多角化ではない。 ・継続的な成長の為には、継続的な価値の向上 ・負の遺産の処理は、タイミング良ければ、機会点へのコンバート ・人を育てるというのは、これまでやったことないこと、厳しいことをやらせるに限る ・シロップとクリームは同じ色の入れ物で、同じ棚の上下にあって、間違いやすかった。これでは間違って渡すのは当たり前。ここでクルーがチェックするようにするのは間違っている。チェックにどれだけのコストをかかるか考えるべき。パッケージのデザインを考えた奴が悪いのであって、それを直せばよい。それは経営の問題(あー、こういう問題おおいかも。発想転換しないとな) ・集金。全額もらわないでちょっとずつもらうように発想を転換した。相手の考え方がわかれば、自分のビジネスのやり方を変える。そうすればできなかったことも可能になる ・新しいマーケットは、産業と産業が重なったところにできる。 例:流通と通信のあいだにできたのが、eコマース。 ・問題をおこしていない社員は仕事をしていない ・適材適所で後継者をつくり3年以上同じ仕事をしない。成長のために自ら変革していく

Posted byブクログ

2012/09/25

1997年から7年連続で前年比売上高マイナスに陥っていた日本マクドナルドを短期間で建て直した原田泳幸氏の4冊目の著書。本書は、低迷期から継続的な成長を遂げた経営改革、改革を支えた原田流ビジネス理念、原田氏のパーソナリティが垣間見れる講演会での質疑応答の3部構成になっており、読みや...

1997年から7年連続で前年比売上高マイナスに陥っていた日本マクドナルドを短期間で建て直した原田泳幸氏の4冊目の著書。本書は、低迷期から継続的な成長を遂げた経営改革、改革を支えた原田流ビジネス理念、原田氏のパーソナリティが垣間見れる講演会での質疑応答の3部構成になっており、読みやすく最後まで飽きさせない(短時間で読めちゃいます)。 自分の仕事に引き付けて読んでいるわけですが、結果につなげられそうかつ面白い!と思ったのは以下の項目。 ・低迷期にまず手をつけたのは、周囲の誰もが出来ていて当たり前と思っていたQSCの見直し。本の中ではサラッと触れている程度ですが、顧客離れを招いた要因は何か、なぜを繰り返すことにより、問題の本質を突き詰めていったのはないでしょうか。低迷期は、基本に立ち返ることが重要と書かれていますが、翻って自分の仕事にとってのQSC、提供しているサービスを支える土台は何かを考えさせられます ・顧客アンケートやインタビューと、顧客が実際に取る行動は異なるとした上で、顧客の要望以上のことをやらなければいけないと書かれています。併せて「自分らしさ」を忘れてはいけないとも。おお、凄い!と顧客に対して要望以上の驚きを提供出来てない現状を指摘された思いでした。非常識(一見できないと思っていること)へ足を踏み入れてみることは、殻を破るのに必要。自己否定、現在の否定、世の中の常識を否定する。新しい発想は否定することから考える。時には視点を変えて、複数のビジネスモデルから違ったサービスを発想することも有効 ・売上伸ばすためには突き詰めると「来店頻度をどうやって上げるか」「新規顧客をどう獲得するか」の2軸になる ・とんでもない数になる過去の顧客の購入レシートを分析しながら、どの商品をどうしたら、どうお客様の行動が変わるということをシミュレーションしてナビゲーションする(セブンイレブンの鈴木敏文氏の統計心理学に通ずるものが…) ・コストを減らすこと→もっとお金を使って、もっと売る提案を持って来いという意味。それを考えることで物事の優先順位づけと取捨選択が可能になる ・1000人いたら、理屈(戦略)を考える人は2人ぐらいでちょうどいい。残りの998人は実行に専念しなければならない。→IT系企業でも重要だと思います ・リーダーには自分の言動を自己コントロールする能力が必要 ・人を育てる極意として教育とはトレーニングに行かせることではない。本人が今やっている以上のことをやらせて、周囲から成功するようにサポートすること わかっていても普段出来ていないことについて、指摘をもらったというか喝を入れてもらったという意味で良かったと思います。

Posted byブクログ

2012/09/18

改革というのは、すべての過去の経験を捨て、白紙の状態に自分の意識を持っていき、自分の成功経験も否定しながら、次のビジネスナビゲーションのために自分自身の変化を考えなければならない―この時代に7年連続プラスはすごい!単価を上げながらも、単価を上げ続けるのは無理なことがわかっていて、...

改革というのは、すべての過去の経験を捨て、白紙の状態に自分の意識を持っていき、自分の成功経験も否定しながら、次のビジネスナビゲーションのために自分自身の変化を考えなければならない―この時代に7年連続プラスはすごい!単価を上げながらも、単価を上げ続けるのは無理なことがわかっていて、客数を増やすアイデアを常に考える。別の業種ですし、おそれ多くも立場も当然全く違いますが、とても参考になりました。ありがとうございました。

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2012/09/15

結果がすべて。その通りだし社員の猛反発を押し切って改革を断行する信念が垣間見れる。もうちょっと掘り下げて書いて欲しかったなぁ〜続編を期待します。

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2012/09/08

物事の捉え方、経営戦略の考え方の中に原田さん独特の考え方、発想の仕方が垣間見えて面白い。文章よりも話を聞いているほうがすごさを実感できた。

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2012/09/02

マクドナルド社長の原田氏が講演会で語った内容をまとめた本。肝はクオリティ、サービス、バリューの3つかな。子供を持つ親にとってマックがスタンダードな存在であるし、海外で安心できる存在。ブランド力だな。星2つ。

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2012/08/29

原点に立ち返ること。当たり前のことを完璧にやりきること。決断を早くすること。お客様の本当に望んでいることを理解すること。 どの業界にも通じる部分が多かった。いい経営ができているところにはそれなりの理由があるんだと思わされた。

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2012/08/19

 著者はマクドナルド社長であり、ここには王道の経営論が示されています。至極当たり前であるけれど実行は難しい著者の理念に教わることは多いはずです。  著書の中で、このように述べられています。結果が全てだと。しかし、実際には単に数字だけを追い求めるだけでなく、多種多様な仕掛けがあり...

 著者はマクドナルド社長であり、ここには王道の経営論が示されています。至極当たり前であるけれど実行は難しい著者の理念に教わることは多いはずです。  著書の中で、このように述べられています。結果が全てだと。しかし、実際には単に数字だけを追い求めるだけでなく、多種多様な仕掛けがあります。マクドナルドという誰もが身近な存在を対象にしているので、このキャンペーンはこんな狙いがあったんだと教えてくれます。例えば、プレミアムローストコーヒーは、ビッグマックを売るために開発された商品とのエピソードは非常に興味深いです。  7年連続の既存店売上マイナスから、8年連続既存店売上プラスという実績は、読者に説得力を持って語りかけます。基本に立ち返り、主力メニューのハンバーガーの作り方を見直し、魅力ある店舗に改装し、消費者に魅力ある商品、サービスを提供し続け、マクドナルドというブランド力を高めていった著者の理念を垣間見ることができ、著書を読む価値は大いにあると思います。  業績の悪かったマクドナルドを立て直すにはどうしたらいいのか。著者が目をつけたのは、マクドナルド「らしさ」でした。消費者はマクドナルドに何を求めているかを考え、ハンバーガーを筆頭に商品の美味しさを追求し、汎用商品であるハンバーガーのブランド力を向上させました。さらに、店舗で働くクルーの教育、育成を行ない、マクドナルド「らしさ」を取り戻そうと試みました。通常、業績が悪いと全く別の方向に走ろうとしがちです。そうではなく、著者は原点に立ち返り改革を行ない復活に導きました。  著書を読んで、企業というのは経営者の考え次第で良くも悪くもなると感じました。マクドナルドの業績の悪かった時期、外食産業も成熟産業のため、これ以上の成長は見込めないと誰もが思ったはずです。しかし、経営者の考えひとつで現在もなお成長し続け、外食産業のトップに君臨している事実は、10年前からしたら信じられない状況です。  マクドナルドは誰もが馴染みのあるブランドです。それでもなお現状に甘んじることなく、ビッグアメリカのような新商品や、新コンセプトの店舗、ユニークな広告と新しい試みをし続けている姿は、マクドナルドの底知れぬポテンシャルを感じます。マクドナルドは一体どこまで大きくなるんだと。  著者を読めば、マクドナルドというブランドの力強さの秘密に触れることができるはずです。何気なく利用するマクドナルドを、これからは違った視点で見て、単にハンバーガーを食べるだけでなく、プラスアルファの意味を考えることができるかもしれません。 目次 第1章 基本に立ち返り「らしさ」を取り戻せ 第2章 7年間の経営改革(1) フレンドリーであるか、コンビニエントであるか 第3章 7年間の経営改革(2) アウトスタンディングであるか、イノベーティブであるか 第4章 原田流ビジネス理念 特別付録 セミナー時に寄せられた質問&回答

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2012/08/14

長期の落ち込みから一転7年連続の増益へマクドナルドを引き上げた原田さんの講演録。 内容は、以前開いたセミナーの内容を記事にしたもの。 なので、語り口調で臨場感あり、読みやすい。反面、講演の内容ほぼそのままなので、本の完成度としてはもっと練ることができるのでは?というやや物足りな...

長期の落ち込みから一転7年連続の増益へマクドナルドを引き上げた原田さんの講演録。 内容は、以前開いたセミナーの内容を記事にしたもの。 なので、語り口調で臨場感あり、読みやすい。反面、講演の内容ほぼそのままなので、本の完成度としてはもっと練ることができるのでは?というやや物足りなさも感じた。 マクドナルドというと最近は特徴的な商品(メガマック)やプロモーションなどを浮かべる人も多いが、一番重視しているの「基本を徹底すること」とか。 飲食の基本はQSC(Quality:品質. Service:サービス. Cleanliness:清潔さ)とのことで、「QCS以外はやるな」と宣言したとのこと。 基本の徹底。 言い換えれば、「改善ポイントを見極め、そこを徹底すること」の重要性を再認識した。 (※マクドナルドは、原田さん就任当初基本部分がおろそかだったらしい)

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2012/08/05

マクドナルドの売上高を7年連続プラスにした手法を具体的に紹介している。 ただ多くの事例を紹介している反面、ひとつひとつはざっくりと紹介している。 非情に読みやすく、文字も大きいので1日で読み終えてしまうので、この値段は少し高い気がします。

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