クリスマス・キャロル の商品レビュー
あの子が死にそうならその方が結構ではないか。余計な人口が減るわけだからね」スクルージは、かつて自分の言った言葉をこのように幽霊が引合いに出すのを聞いてうなだれ、後悔と悲しみでいっぱいになった。 「人間よ、もしお前の心が石でなく人間なら、余計とは何であるか、どこに余計なるものがある...
あの子が死にそうならその方が結構ではないか。余計な人口が減るわけだからね」スクルージは、かつて自分の言った言葉をこのように幽霊が引合いに出すのを聞いてうなだれ、後悔と悲しみでいっぱいになった。 「人間よ、もしお前の心が石でなく人間なら、余計とは何であるか、どこに余計なるものがあるのかをはっきりわきまえるまでは、この悪い文句をさしひかえるがよい。
Posted by
ケチで貪欲冷酷無慈悲、偏屈で孤独ながりがり爺ことスクルージが友人マーレイの死をきっかけに三人の幽霊と共に過去現在未来の自分の姿を見て回り、自身の在り方を見つめ直す不朽の名作。 人として大事なことを忘れずに生きていきたい。 クリスマスに是非。
Posted by
なんとなくストーリーは知ってたけど、初めてちゃんと読みました。ストーリーの「善」の感じはもちろんのこと、読むテンポや、情景を思い浮かべやすい描写はストーリーに置いてきぼりになりがちだけど、素晴らしいと感じました。 みなさんメリークリスマス!
Posted by
いつも立ち寄る書店で、 クリスマスコーナーに陳列されてた一冊です。 クリスマスを感じた方手に取りました。 主人公のスクルージ老人は、 とってもケチで人間嫌いでひねくれてます。 当然、周囲の人間からの評判も良くない。 ある晩、そんなスクルージの前に亡霊が現れる。 そこから三夜...
いつも立ち寄る書店で、 クリスマスコーナーに陳列されてた一冊です。 クリスマスを感じた方手に取りました。 主人公のスクルージ老人は、 とってもケチで人間嫌いでひねくれてます。 当然、周囲の人間からの評判も良くない。 ある晩、そんなスクルージの前に亡霊が現れる。 そこから三夜にかけて、 幽霊に連れられて、 夜に見る世界。 普段読まないジャンルなので、 ちょっと読みにくかったですが、 たまに読むも終わり方も良くて、 読後も良かったです。 クリスマスおめでとう! って言いたくなる一冊です!
Posted by
いつか読みたかったディケンズの名作をクリスマス前に読了。人々の祝いの喜びや美味しそうな食べ物の数々、古きロンドンのクリスマスの熱気が伝わる幅広い描写がとても良かったです。強欲な金の亡者スクルージが心を入れ替えるストーリーもグッド。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと自分には訳が合わなくて、ストーリーの良さが伝わってき辛かった…。未来で孤独な死を迎える自分自身の姿を見せられれば、慄いてしまい、改心するスクルージの気持ちも分かるな、と思いました。
Posted by
外国の文学はあまり読まないが、クリスマスをテーマにしていて題名だけは聞いたことがあり、今の時期にぴったりだったので手に取ってみた。 外国のクリスマスと日本のクリスマスは根本的に人との関わり方まで変わるんだなーという印象。一度は経験してみたいなと思った。 ケチで孤独な主人公のスク...
外国の文学はあまり読まないが、クリスマスをテーマにしていて題名だけは聞いたことがあり、今の時期にぴったりだったので手に取ってみた。 外国のクリスマスと日本のクリスマスは根本的に人との関わり方まで変わるんだなーという印象。一度は経験してみたいなと思った。 ケチで孤独な主人公のスクルージがクリスマスの幽霊に出会い、過去→現在→未来の幽霊に出会って自らの行いを悔い改める話。誰しも、人は変わってしまったり道を間違えてしまうこともあるかもしれないが、誰でも反省し変わっていくことはできるんだなと思った。スクルージの性格の変わりっぷりがある意味気持ちよかった。 全体的に外国の文学を読みなれていないこともあったり昔の作品ということもありやや表現が分かりづらいところもあった。だが、物語としては短くすらすら読めた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙の男の子はだれだろうって最後までわからんかった。 文章が難しかった。特にマーレイの幽霊が何喋ってるのかよく分からなかった。唯一っていったら失礼かもだけど、未来の幽霊が寡黙でかっこいいイメージがつきました。 また、最初の方はどうしてもドナルドとミッキーで脳内再生されてました。後半そうでもなかったですが。 あと、意地悪するはダメですが、クリスマス祝う祝わないは個人の自由だし、独り身ならなおさら…。 まぁ、昔の物語なので当時はクリスマスはみんなで祝おう!って感じだったんですかね。ちょっとした圧力を感じました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
原本は1843年12月19日にイギリスで出版。イギリスの国民的作家、チャールズ・ディケンズによるクリスマスをテーマにした児童文学。我利我利亡者でクリスマスが大嫌いなスクルージが亡霊とともに過去・現在・未来のクリスマスを旅することによって、心を入れ替えていく。 年末になるとクリスマスものが増えてくる。最近では様々な文化や宗教に配慮して「ハッピー・ホリデー!」というが、「メリー・クリスマス!」のほうが馴染み深いのでワクワクする。個人的に好きな映画監督であるロバート・エガースが本作を映画化すると聞いていたので、今しかないと購入。何より木内達朗さんの装画の孤独なクリスマスを見つめる視点が素晴らしい。この児童文学を大人の視点から楽しむための誘導になっている。 「キャロル」とは何かというと、元々は輪になって踊る民謡(舞踏歌)だそうだ。一方「クリスマス・キャロル」というとコーラスに近く、クリスマスの習慣だった「きよしこの夜」などの讃美歌を家々を訪ねて歌うこと(キャロリング)から、今ではクリスマス・ソング全般を指すようになったという。本作には讃美歌を歌いに訪ねてくるシーンも、子どもたちが輪になって踊るシーンも出てくる。 物語は短いながらも人生をよく表していて、亡霊とスクルージのやりとりはコミカルで子ども向けに作られてはいるが、大人が読んでも自らの人生を省みてしまうだろう。本作には国民的作家と呼ばれる理由がたくさん詰まっていると思う。 大人になってしまった自分にとっては、スクルージがあまりにも簡単に改心してしまうので「自分を見失うな」と応援に行きたいところではある。スクルージの人生にも色々あったはず。性悪に描かれるのはよしとしても、単純に描かれるのはあまりにも惨めだ。私はケチなスクルージも好きだ。それでも最後、スクルージが善き市民として人生に華やかさを取り戻す場面はやはり美しいと思う。
Posted by
先日演劇で鑑賞しました。本のタイトルは以前から知っていたのですが、劇を鑑賞して改めて、内容が現在の社会でも有りうる様な気がして、とても心に残りました。今年もクリスマスが近づきディケンズの本書を読んでみたかったです。
Posted by
