チュンチエ の商品レビュー

ユイリーチョン【文】,チュチョンリャン【絵】,中由美子【訳】

2024/01/17

あまり知らない中国の年越しについて知ることができる絵本です。
出稼ぎに出ているお父さん、そしてお父さんを待つ女の子の様子にちょっとしんみり。お正月が大切なものだとしみじみ思えます。

季節…1月
対象…中〜
内容…世界　お正月　しみじみ

2024/01/06

地区センターにて。
おすすめコーナーから。

中国のお正月「春節」がテーマの絵本ですが、登場するお父さんは仕事で家を空け、家に帰ってくるのは1年に1度だけ...

単身赴任中の自分とどこが重ねてしまいました。
娘に会いたいなぁ。

本の概要

内容（「BOOK」データベースより）

きょう、かあさんとわたしはとびっきりはやくおきた。だって―とうさんがかえってくるんだもん。春節がやってくる。だいすきなとうさんがかえってくる!春節、それは、旧暦の新年をいわう、中国最大の伝統行事。ひとびとの思いがあつまった、いちばん大事でおごそかなとき。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ユイ/リーチョン
余麗瓊。1980年、中国の安徽省安慶に生まれる。南京大学文学部卒業。現在、雑誌編集に携わる一方で、南京大学の修士課程に在籍し、演劇芸術について研究している。中国散文学会会員

チュ/チョンリャン
朱成梁。1948年、中国の上海市に生まれ、少年期を蘇州で過ごした。南京芸術学院で油絵を学ぶ。現在、美術系出版社の副編集長を務めるほか、絵本の創作に取り組んでいる

中/由美子
長崎市生まれ。中国、台湾、香港のすぐれた児童文学を翻訳し、日本に紹介している。日中児童文学美術交流センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2017/11/13

「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「1. 外国のくらし」で紹介されていた10冊のうちの1冊。

2013/10/04

一年に一度春節に戻ってくるお父さんとの大切な時を満喫する女の子様子を描いた絵本。

春節の雰囲気がとてもよく伝わってきます。

2012/11/07

春節（チュンチェ）とは、中国の旧暦のお正月のこと。今日は大晦日。なんだかとても楽しみ。だって、年に一度だけお父さんがかえってくるんだもん。そして、遠いところから、帰ってきたお父さんのお土産はきれいなぼうし、お母さんは、コート。それから、お父さんは、床屋に髪を切りにいきました。
　タンユエン（あんこの入ったお団子）をつくり、その中にコインをいれるんだよ。これにあたった人は、幸運が来るんだって。
　あとね、お年玉ももらったよ。
日本のお正月とおなじですね。中国の文化を知るきっかけになる本です。

2012/08/21

中国の旧正月を祝う人達を描いている。この家族はお父さんが仕事で遠くに行っていて、帰って来る。家族の絆が強い中国の心温まるお正月を描いている。

2012/01/20

中国の絵本。色がきれいでとても素敵☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆
家族を想う気持ちは世界中同じだという事に、改めて気づかされました。
中国の絵本というと昔話が多い中、今(少し前かも？) の中国の様子がわかる1冊です。
おはなし会可。4,5歳から。

2012/01/29

これ好きだ～～。
春節とは、旧暦の新年を祝う、中国の伝統行事。
一年にたった一度、おとうさんがかえってくる。そして春節が終わるとまた仕事に行く。そんな家庭を描いたおはなし。挿絵の色使いがあたたかい。素敵な絵本。機会があったらおすすめしたい。

2011/12/27

春節（チュンチエ）は中国のおしょうがつ。とおくに はたらきにいっていた とうさんが かえってきた。いっしょに コインを入れた湯圓（タンエン・あん入りのおだんご）をつくったら、こううんのコインは わたしに あたったんだよ。とうさんとすごす たのしい おしょうがつ。でも、おしょうがつが おわると とうさんは また とおくに いってしまう…。
中国のお正月の風物が鮮やかに美しく描かれた絵本。とうさんとのわかれが切なくて、少し涙ぐんでしまう。