1,800円以上の注文で送料無料

しあわせのパン の商品レビュー

4

382件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    151

  3. 3つ

    75

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2012/05/13

すごく、ほっこりする。 ひとつひとつのお話はありがちだけど、漂う雰囲気が、すごくいい。 その暖かい雰囲気には、脆さや不安定さもあるのだけれど、 だからこそ、より暖かみを感じられるのだろう。 地についた暖かさが。 あと、ゴハンが美味しそうすぎて、普段料理をしない自分でも、 思わ...

すごく、ほっこりする。 ひとつひとつのお話はありがちだけど、漂う雰囲気が、すごくいい。 その暖かい雰囲気には、脆さや不安定さもあるのだけれど、 だからこそ、より暖かみを感じられるのだろう。 地についた暖かさが。 あと、ゴハンが美味しそうすぎて、普段料理をしない自分でも、 思わず作りたい!と思ってしまった。

Posted byブクログ

2012/05/09

この作品は前から気になっていたけど,読む気になれなくて諦めてた。 でもいざ読んでみると心が暖かくなった。 りえさんと水縞くんの距離感がいい感じ☆

Posted byブクログ

2012/05/09

パンにつられて買いましたが、読み終えて映画を見てもいいかなと思った。パンの描写はいいですね。ほんとパンが食べたくなります。素朴系が。 「自分自身にまず、なんらかの能力があること。そして相手にもなんらかの能力があること。そして二人が共にいることで、それが誰かの約に立ったり誰かを喜ば...

パンにつられて買いましたが、読み終えて映画を見てもいいかなと思った。パンの描写はいいですね。ほんとパンが食べたくなります。素朴系が。 「自分自身にまず、なんらかの能力があること。そして相手にもなんらかの能力があること。そして二人が共にいることで、それが誰かの約に立ったり誰かを喜ばせたりできるのです。」、このフレーズ当たり前のことなのですが、自己を肯定してはじめて、相手のことも肯定できるってすごく大切なことだと改めて思いました。二人はある意味逃げて、北海道にいったけど、自分自身に会えたのだから、逃げることも時には必要なのかもしれません。あ、後珈琲の描写がパンも引き立ていたと思う。

Posted byブクログ

2012/04/27

丁寧に日々を生きる人たちを描いた物語が好きだ。 北海道、月浦という町でカフェを営む夫婦のもとへ、心に深い傷を負った人たちが自然と足を向ける。 傍目には満ち足りているように見えても、誰にでも不安や悩みはあるし、それらとどうにか折り合いをつけながらみんな生きているんだよなぁ、と思う。...

丁寧に日々を生きる人たちを描いた物語が好きだ。 北海道、月浦という町でカフェを営む夫婦のもとへ、心に深い傷を負った人たちが自然と足を向ける。 傍目には満ち足りているように見えても、誰にでも不安や悩みはあるし、それらとどうにか折り合いをつけながらみんな生きているんだよなぁ、と思う。 あの夫婦にも、例外はなく。 水嶋くんの想いに胸が熱くなる。 美味しい料理といい薫りのコーヒー、そして柔らかく優しい甘さのパン。 再生と出発の物語。

Posted byブクログ

2012/04/23

映画見る前に、我慢できなくて先に読んでしまいました(笑) 手垢のついたことばになってしまってるから、使いたくないけど「ほっこり」なんだろな。 あたたかく、切ない。 でも、「不快な切なさ」じゃなくてね、自分の心の中で何回も味わいたくなる、ちょっと「手放したくない切なさ」のお話...

映画見る前に、我慢できなくて先に読んでしまいました(笑) 手垢のついたことばになってしまってるから、使いたくないけど「ほっこり」なんだろな。 あたたかく、切ない。 でも、「不快な切なさ」じゃなくてね、自分の心の中で何回も味わいたくなる、ちょっと「手放したくない切なさ」のお話。 月明かりみたいなあたたかさを感じました。

Posted byブクログ

2012/04/17

映画を観たあと、本屋に行ったら最後の一冊だったので母と「買っちゃおうか」と、つい買ってしまった どうせ映画と同じ内容だろうし、巻末の絵本だけ楽しもうかと思ったら 結構映画と本では内容が違っていたり、登場人物の考えてることが詳しく書いてあったりして、とても新鮮な気持ちで楽しめた ...

映画を観たあと、本屋に行ったら最後の一冊だったので母と「買っちゃおうか」と、つい買ってしまった どうせ映画と同じ内容だろうし、巻末の絵本だけ楽しもうかと思ったら 結構映画と本では内容が違っていたり、登場人物の考えてることが詳しく書いてあったりして、とても新鮮な気持ちで楽しめた 「水縞くん」「りえさん」 そう呼びあう、不思議な距離感のふたりがとても愛しく感じる そしてパンが食べたくなった ていうかパンブーム来ましたよ 大きくて素朴な、丸いパンが無性に食べたくなる

Posted byブクログ

2012/04/17

傷ついた人たちを美味しい料理でもてなしてくれるカフェ・マーニに訪れる人達の連続短編集。 自分が辛い時、心のこもった美味しい料理はそんな辛さを癒してくれる。 そんな料理を提供してくれるカフェ・マーニでは、冷たく感じる月の光さえ温かい感じなのかな~と、北海道の風景を想像しながら思った...

傷ついた人たちを美味しい料理でもてなしてくれるカフェ・マーニに訪れる人達の連続短編集。 自分が辛い時、心のこもった美味しい料理はそんな辛さを癒してくれる。 そんな料理を提供してくれるカフェ・マーニでは、冷たく感じる月の光さえ温かい感じなのかな~と、北海道の風景を想像しながら思った。

Posted byブクログ

2012/04/13

ほっこり大好き。映画も観たいな。 エピローグを理解するのに少し悩みましたが、なるほどです。 父娘エピソードに涙してしまいました。

Posted byブクログ

2012/04/10

 映画内に出てきた、「月とマーニ」が読めるのが嬉しいし、その感動が、そのまま伝わる内容で、いいですね。

Posted byブクログ

2012/04/09

映画「しあわせのパン」の原作。 映画の登場人物のバックボーンが丁寧に書かれています。 この本を薦めてくれた方から、映画鑑賞の後に 読まれた方が良いと教えて貰ったので 映画を見終わった後に読みましたが、正解です。 映画で、様々な人々の片鱗にふれ 原作で、心の中を覗かせてもらう。...

映画「しあわせのパン」の原作。 映画の登場人物のバックボーンが丁寧に書かれています。 この本を薦めてくれた方から、映画鑑賞の後に 読まれた方が良いと教えて貰ったので 映画を見終わった後に読みましたが、正解です。 映画で、様々な人々の片鱗にふれ 原作で、心の中を覗かせてもらう。 初めて知り合った人とお友達になっていく過程に似ています。 北海道の月浦に佇むようにあるカフェマーニに訪れる 夏・秋・冬のお客様のお話でもあり カフェマーニのオーナー夫婦、水縞くんとりえさんの お話でもあり、この本を読んでいる私達のお話でもあります。 ひとりから、ふたり。ひとりでも決してひとりではない。 ひとつのパンを半分にして、分け合うのは 喜びも悲しみも全てを分け合う事。 何かを上手く捨てる事が出来なくても 少しずつパンをちぎるように、 少しずつ払い落としていけば良いのです。 そんな事を柔らかな語り口で 教えてくれるお話のように思えます。 巻末に載せてある、絵本「月とマーニ」 読む度にページをめくる度に心がほっこりとします。 後、美味しい料理の作り方も簡単ですが 物語の中で描かれていますので つい、作ってみたくなります。 温かいモノを身体にいれると 温かい気持ちになるのは本当だなあ。 としみじみ。

Posted byブクログ