どこいったん の商品レビュー
2013/2/4 E||ク 『ぼくのぼうし どこいったん?』 『ぼくに きくのん やめてえな』
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クマが 大事な赤い帽子を探しています。 ぼくのぼうし どこいったん? 帽子を探して、森の動物たちに聞いてまわるのですが、誰も知らないみたい。あれ?だけど、知らないと言った筈の おしゃべりなウサギのやつめ・・・ 大阪弁がほんわかしてますが、ラストはびっくり。 EATですか。 帯には、訳者・長谷川義史さんのコメントで 「ちょっとドキッとするお話をほんわかと・・・訳してん」
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「長谷川さんは大阪の人なので、関西弁に訳されてますが、書かれた人は関西弁では書かれてないと思いますよ」と説明すると「クスッ!」と反応してくれました。 クマさんが無くしたボウシを動物たちに聞きながら探していると・・・最後はちょっとコワイお話。 平成25年1月22日 2年1組
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怪しい奴ほど よく喋る。一見ほのぼのしてますが、でもよ~く考えると ちょっと結末はブラックだったりします。ちょっと まのびした関西弁が 絵の雰囲気と絶妙にマッチ。
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坂東市の図書館【蔵書紹介】この絵本、決して全員におすすめではありません。関西弁がいい雰囲気を作っていますが、結末がシュールなので、一度大人が読んでみて、読んであげたい子どもの顔が浮かんだら読んであげてくださいね。
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そういうオチか! …と、他の方のレビューを見て気付いた(苦)。 だとすると、そうとうブラックだなこれは。 「あっ!」ってところがブ○ッドにすら…。
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「どこいったん」 外国の絵本なのに、この翻訳。でも絵柄と妙に相まって、奇妙な愛くるしさを感じてしまう。 関西弁といえば、個人的にではあるが、なんとなくはつらつした印象があるのに、この、のそっとした語感。 ひらがなの力って凄い。 あっという間に、作中何度も繰り返される、「どこいった...
「どこいったん」 外国の絵本なのに、この翻訳。でも絵柄と妙に相まって、奇妙な愛くるしさを感じてしまう。 関西弁といえば、個人的にではあるが、なんとなくはつらつした印象があるのに、この、のそっとした語感。 ひらがなの力って凄い。 あっという間に、作中何度も繰り返される、「どこいったん」のとりこになってしまう。 物語は、ちょっとブラック。 日本の絵本だと多分こうはならないだろうという、動物たちのちょっとキビシイやり取りに、こそっと笑いが漏れてしまう。 そして最後はついつぶやいてしまうと思う。 「え、どこいったん」 まさか…と。
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[江戸川区図書館] 最初に読んだのは、同作者の「ちがうねん」。個人的に関西弁への訳はいただけないものがありましたが、それでも面白かったです。 4歳の息子の心に響いたようだったんで、至急こちらも探してかりてきたところ、読み始めるなり「この前のと似てるね」。 てっきり同作者のだと...
[江戸川区図書館] 最初に読んだのは、同作者の「ちがうねん」。個人的に関西弁への訳はいただけないものがありましたが、それでも面白かったです。 4歳の息子の心に響いたようだったんで、至急こちらも探してかりてきたところ、読み始めるなり「この前のと似てるね」。 てっきり同作者のだとわかったのかと思いきや、それ以上に息子の心に響いていたのは、「ちがうねん」に似た「どこいったん」。それに加えて同じようなリズム感の文章にあったのでしょう。"関西弁"と知らず、そこまで意識していなくてもどこか通じるものを感じたことにやっぱり何でも試してみるものだなぁ、と密かに感心。 そして、「ちがうねん」ほどではなくてもこちらの内容もシュール。普通の絵本だったら、最後ウサギがどうなったかを見せてくれそうなものなのに、すごく気になってしまう…
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とにかく長谷川義史さんの翻訳が秀逸だと思います。関西弁ののんびりした空気と、その合間に挟まるちょっとひょうきんな「間」の意味がじわじわ来た時の感覚が((((;゚Д゚))))))) オチらしいオチも教訓もないけど、この世界観はツボです。
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多分、書店では「ちがうねん」の隣に置いてあるはず。絵本の醍醐味を感じる作品。小学校高学年のお子さんと一緒に読んで感想を話し合ったらいいかも。
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