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ぼくはお金を使わずに生きることにした の商品レビュー

4

155件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

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2012/05/29

面白かった!! 内田樹の本で、贈与社会という話があったけど、 これはその「現実盤」と言えるのではないか。 評価経済とかとの話も含めて、 お金を使わないと言うのは、どういうことかを考えた。 単に使う貨幣の種類を変える、 というよりも、 自分にとっての貨幣(お金、評価etc)の位...

面白かった!! 内田樹の本で、贈与社会という話があったけど、 これはその「現実盤」と言えるのではないか。 評価経済とかとの話も含めて、 お金を使わないと言うのは、どういうことかを考えた。 単に使う貨幣の種類を変える、 というよりも、 自分にとっての貨幣(お金、評価etc)の位置づけを変える という考え方はなかったので、新鮮。 もちろん、エコが好きな人や、環境破壊に反対する人の 発想ではあるので、既存ではあったけど、 絵空事や、夢物語や、他者への楽観的な期待ではなくて、 自分自身の実践でもって、「生きる」と「理想」の橋渡しをしたのはすごい。 日本を離れて暮らしていたときに感じた、 あの「時間のゆっくりさ」が追体験としてよみがえってきた。 生きることに自覚的になろう。 あとは、大きな枠組みの中でのワタクシという考えが、 今後の世界の主流になっていきそうだ。 世界の裏側は隠されていたが、 暴かれはじめているし、同時に隠されていたという事実も知られ始めた。 そうやって、見えてきた全体像に対して、 世界に対して、役割を意識し始めている。 情報や知識やノウハウが無料となり、 様々なものが、「流通」、流れていくということが、大事。 生物は、機械論で語りつくせなかったように、 「個々人」という幻想が終わりに近付いている気もする。 それは、あたかも人工知能の開発が不可能と判断されたように、 流れの中にしか、何事も存在しない、関係の中にしか、自我を定義できない。 なにはともあれ、思想と現実の狭間に産み落とされた我々は、 結局のところ、バランスをとるしかないのだろうけど、 それは矛盾した行動と思想を含みつつも、 うまく落とし所を見つけていくことだ。 そのあたりのバランス感覚がこの人はとても良いと思う。 やっている内容どうこうはどうでもよくて、そうやって挑み、そして成し遂げる、しかも絶妙なバランスで。言うは易し、行うは難し。

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2012/05/26

http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-266.html

Posted byブクログ

2012/05/20

ちょっと過激かな?と思う箇所もあるけど自分にもできそうだな、と思える部分もあってとても興味深く読めた。

Posted byブクログ

2012/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは本当に良い本です☆ 彼はきちんと勉強してきちんとした考えを持って行動しています。 環境の話以外でも彼の哲学にもとても共感します。 お金を使わないなんてとても無理だと思うかもしれませんが、 100%消費を減らして生きている人が実際にいるなら 5%消費を減らすぐらいは、自分にもできそうだ。 そんなふうに思っていただけたらと思います。 この本を読むにあたり、映画『ペイフォワード』と『ありあまるごちそう』を見るとより理解が深まると思います。 翻訳本だからか、ちょっぴり読みにくいので環境系初心者にはオススメしづらいと思い★ひとつ減らしました。

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2012/05/14

清々しくなれる本。 お金を使わずに生きるって言うと、 貧しい節約生活イメージしか出てこない日本が、 貧しい国だと思った。 本当に必要なものだけあれば、 十分に生きていける。 豊かな現代は無駄で貧しい世界だと思う。 マーク・ボイルと全く同じ生活はできなくても、 彼の信念と同じ気...

清々しくなれる本。 お金を使わずに生きるって言うと、 貧しい節約生活イメージしか出てこない日本が、 貧しい国だと思った。 本当に必要なものだけあれば、 十分に生きていける。 豊かな現代は無駄で貧しい世界だと思う。 マーク・ボイルと全く同じ生活はできなくても、 彼の信念と同じ気持ちで生活すれば、 世界は少しづつでも変わるんじゃないか、 そんな風に思える本でした。

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2012/05/12

彼は、お金をつかわないけれど 自立しているし、エコしてる!! 貧しいどころかとても自由に豊かに暮らしてるようだ。 ビーガンであるのも興味深い。 このような極端なまでの暮らしはできなくとも 見習う点はいくつもあると思う。 この本を読むと気分がスカッとする。

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2012/05/11

お金を介さないことで、食べ物や日々使っている物の作り手と距離が縮まります。そしてエネルギーは自然から享受することができます。お金なしに道具を貸しあうネット上のコミュニティーや、いらないものを提供し、欲しいものをもらうことのできるフリーサイクルのしくみが紹介されていて興味がわきまし...

お金を介さないことで、食べ物や日々使っている物の作り手と距離が縮まります。そしてエネルギーは自然から享受することができます。お金なしに道具を貸しあうネット上のコミュニティーや、いらないものを提供し、欲しいものをもらうことのできるフリーサイクルのしくみが紹介されていて興味がわきました。

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2012/05/04

「人類は歴史の転換点にいる」と著者は指摘する。 「世界を変えたければ、まず自分がその変化になりなさい」(マハトマ・ガンディー)。 行動として実現する著者はある意味すごいと思う。 いろいろと考えさせれる本。

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2012/04/23

問題提起がシンプルで誰しもに一読の価値があるという点で良書 真に受けて読むとたぶん疲れる人もいる これ一冊でフリーエコノミーの是非とか考えるのは偏りが過ぎるので、そういうひとの存在を認知するくらいの心構えで読めば良いと思った

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2012/04/16

すごい。1年お金使わず生活した人の体験記。こういう生活したいとはまったく思わないけど、見直したいな。無駄をなくしたい。なんでも、モノは大事にしたい。

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