ヴァニティ の商品レビュー
ちょうどこの本に詰まっている短編の女性たちと まさに同世代なので 心にグサっとくることが多かったですが その痛さが逆によかったです。 装丁が「ティファ○ー?中もペーパーバックみたいで可愛いv」 と思って手にとったのですが 中身は甘くなかった・・・笑 世代によって感じ方が違う...
ちょうどこの本に詰まっている短編の女性たちと まさに同世代なので 心にグサっとくることが多かったですが その痛さが逆によかったです。 装丁が「ティファ○ー?中もペーパーバックみたいで可愛いv」 と思って手にとったのですが 中身は甘くなかった・・・笑 世代によって感じ方が違うと思いますが 同世代は「わかる」という共感を 十代は「そんなに将来って面倒くさいの?私はそんなふうにはならない!」という希望と反発を持つのでは・・・? 上司は「なつかしい、そんなこともあったわ」と言っていました。 私は疲れたときにパラパラと読む本にします。
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こう言い切るのも恥ずかしいけど、面白い本です。女性向けの本です! なんて書かれているものだから読むのに敷居は高かったけど。だいたい、今の世の中、ジェンダーでカテゴライズしようってのが間違ってるんだけど。そんな常識を無視する出版社の広報はよっぽど追い詰められているんでしょうね。可哀...
こう言い切るのも恥ずかしいけど、面白い本です。女性向けの本です! なんて書かれているものだから読むのに敷居は高かったけど。だいたい、今の世の中、ジェンダーでカテゴライズしようってのが間違ってるんだけど。そんな常識を無視する出版社の広報はよっぽど追い詰められているんでしょうね。可哀想に。 乙女心の機微を知りたければご一読を。まあ、読んでも読まなくても、その後の生活に変化は無いと思いますが。
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面白かったけど、前のやつとかもあって、でもやっぱり長編がいいな。 唯川恵のガッツリとした恋愛小説が読みたいな
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お風呂とかでちょこちょこ読んでる本。短編で色んな女性が出てきて、色んな人生がある。どの人よりも自分が一番幸せで勝っていると思ってしまう自分が一番ヴァニティ。
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(唯川恵著/光文社刊/定価900円+税)。ブックデザインは鈴木久美さん、イラストレーションは網中いづるさん。 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334927851 これは書店に置かれてるのを見たとき、なんだか海外のペーパーバ...
(唯川恵著/光文社刊/定価900円+税)。ブックデザインは鈴木久美さん、イラストレーションは網中いづるさん。 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334927851 これは書店に置かれてるのを見たとき、なんだか海外のペーパーバックのような感じが気になって手にとったもの。そして手にとって、本の軽さに驚き、開いたときのしなやかさにさらにやられて、レジ行きに。 書籍ながらカバーはなく、表紙がむきだしになっているんですが、その表紙の淡いグリーンの色合い、そしてそこにタイトルがひっそりと金で箔押しされていて、同じ箔押しがされている本といっても、前述したパワー爆裂の週刊少年ジャンプとは対局の静謐で密やかな感じのする本書。 この本は、短編集なのですが、各短編ごとに本文の組み方が変えられ、かつ刷り込まれたイラストも各々色が変えて刷られていて、本を読む楽しみを増幅させてくれている。 軽くて気軽に読めていいなぁと思いながら電車の中で読みましたが、最後の「おわりに」に、著者自身がこんなことを書かれていました。 ---(前省)そういう意味で、いつもとはちょっとテイストの違ったものが含まれている。 こんな形で一冊の本が出来上がるとは思ってもいなかった。 同時に、いつもと違う形で生まれた小説集なら、いつもの単行本とは違う形にしたいと思った。 カバーも帯も使わず、軽装で、バッグの中に簡単に放り込め、くるっと丸めて手に持つこともできる、ある意味、雑誌に近い、そんな本にしたかった。大切に本棚に並べてもらえるのも有難いが、時には、端っこが折られたり、紙がくしゃくしゃになっても構わない、朝ベッドで目覚めたら自分の体の下で潰れていた、そんな本があってもいいのではないかと考えたのだ。(後省)--- なるほど、その通りの本に仕上がって、読んだ私もそれを新鮮に思って読んでいた。こうして著者の思いが形になってできた本、すてきだなぁ。
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