ミレニアム2(下) の商品レビュー
前作よりもエンターテイメント性が強い気がする。一段落はしたけど3巻のための本なんだろうな。次を読まないとすっきりしない!(笑)
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マイノリティが多数登場。 女vs男という単純な図式ではない。 女を憎む男vs女を憎む男を憎む女。 リスベットvs警察vsギャングvsミレニアム編集部vsミルトンセキュリティ。 衝撃のラスト!なのか?
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リスベットに復讐を誓ったビュルマンと、リスベットの過去。 えっ、ここで終わるの!? っていうのが最後の感想。 もう、ミレニアム3を読むしかないでしょ、というこの終わり方ったらもう。 1よりもドキドキ感強めでおもしろかった。 リスベットの過去が強烈。 そして1よりもっとリスベッ...
リスベットに復讐を誓ったビュルマンと、リスベットの過去。 えっ、ここで終わるの!? っていうのが最後の感想。 もう、ミレニアム3を読むしかないでしょ、というこの終わり方ったらもう。 1よりもドキドキ感強めでおもしろかった。 リスベットの過去が強烈。 そして1よりもっとリスベットが好きになったな。
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リスベットが「リスベット」たる理由。物語は漆黒のトンネルから一気に明かりの射す出口へ向け突き進む。が、トンネルの先はまたトンネルが。。。 何と言う事。第三巻を開く手が震えそうだ。面白すぎて仕事も忘れそう(笑)
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リスベットの幼少期から今に至るまでの背景が描写されていて、1では謎だった部分が解明された。 『ミレニアム2・3』でひとつの話なんですね。そこで終わるのか!という終わり方。
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リスベットは新しいタイプのヒロインだ。その能力に、行動の痛快さに、しかし彼女の内面から出てくる哀しさに興味を覚えてならない。こういったヒロインを描き出せる作者はどういった女性観を持っているのだろう? ところで、スウェーデン人というと僕はノーベルくらいしか思いつかない。後はフェルゼ...
リスベットは新しいタイプのヒロインだ。その能力に、行動の痛快さに、しかし彼女の内面から出てくる哀しさに興味を覚えてならない。こういったヒロインを描き出せる作者はどういった女性観を持っているのだろう? ところで、スウェーデン人というと僕はノーベルくらいしか思いつかない。後はフェルゼン伯爵が確かスウェーデン貴族だったっけ?この本からはスウェーデン人の知的レベルや生活が伺える。でも寒そうで行く気にはならないけど‥
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ここで終わり?!?! って思った「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」。 その続きで読んだけど、やはりミレニアム2も膨大なページの中に情報がちりばめられてて、ページをめくるごとに点と点が少しずつ繋がっていって面白かった。こんなに長いストーリーなのにドンドン面白くなるなんて、過ご...
ここで終わり?!?! って思った「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」。 その続きで読んだけど、やはりミレニアム2も膨大なページの中に情報がちりばめられてて、ページをめくるごとに点と点が少しずつ繋がっていって面白かった。こんなに長いストーリーなのにドンドン面白くなるなんて、過ごすぎる。 リスベットの弱さ、脆さ、そして強さに更に強く惹かれた。 それにしても面白い。 そしてまたもや、最後の最後で「ここで終わっちゃうの?!」という結末。 あー、あと2冊! 読まないとスッキリしない!
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"ドラゴン・タトゥーの女" で活躍したリスベット・サランデルは、一般的な社会的評価は、義務教育すら満了できない無能力者だ。暴力的な個性を持つ、社会生活不適合者な訳だが、その実態は凄腕のリサーチャー。どのような生い立ちが、彼女に特異な能力を身につけさせたのか? ...
"ドラゴン・タトゥーの女" で活躍したリスベット・サランデルは、一般的な社会的評価は、義務教育すら満了できない無能力者だ。暴力的な個性を持つ、社会生活不適合者な訳だが、その実態は凄腕のリサーチャー。どのような生い立ちが、彼女に特異な能力を身につけさせたのか? その生い立ちの謎が明らかになると同時に、物語は確信に迫る。その謎は、タイトルの "火と戯れる女" の謎でもある。 交換可能な’量産品とは違う、強烈な個性を放つ彼女の魅力がこの物語の確信な訳だが、トゥームレイダーのララ・クラフトやエイリアンのリプリー、バイオハザードのアリス…らのような、サバイバル能力の高さが、未来に子孫を残す能力の高さであり、それが女性の根源的な魅力ということになるのだろうか? ミレニアムシリーズのリスベットも同じような魅力を感じるが、SF 作品とは一線を画したリアリティが、さらに格別な魅力を醸し出しているように思える。 奇才スティーグ・ラーソンは、最初からここまでの設定を用意して、前作 "ドラゴン・タトゥーの女" を書き始めたのだろうか? ご都合主義的な継ぎ接ぎ感をまったく感じることなく、物語に引き込まれるばかりで、最後の最後まで読了してしまった本書だった。
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やっと読み終わった~ 最後はドキドキハラハラ、本なのに臨場感たっぷりです。 やっぱり映画では描ききれない場面というか、心理面、考察面が多く、映画見てても十分楽しめました。
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生まれた時から暴力を嫌というほど目にして、公権力には全く頼れず、頼りたいとも思わず、自分の哲学に添って、ただ自分だけを拠り所として善悪を判じ、それに準じて行動して生きてきた。女を憎む男たちをたくさん見た。ごく稀に、好感を持つ人はいたが、リスベットはほとんどその身を孤独に置いてきた...
生まれた時から暴力を嫌というほど目にして、公権力には全く頼れず、頼りたいとも思わず、自分の哲学に添って、ただ自分だけを拠り所として善悪を判じ、それに準じて行動して生きてきた。女を憎む男たちをたくさん見た。ごく稀に、好感を持つ人はいたが、リスベットはほとんどその身を孤独に置いてきた。恋の相手が、自分と友人関係を望んでおり、また、一晩の相手なら不自由することがない、だがそれが唯一の信頼できる相手というのは、なんて痛みだろう。 『ドラゴン・タトゥーの女』上巻真ん中の時点では、リスベット・サランデルに人間味はあまり感じなかった。そこに憧れ、感心した。 しかし、使われない客間のベッドを見て自嘲するシーン、ひとり己の内側のみで誰からの理解も諦めて闘っていた過去が明かされたシーンには、胸が痛かった。 現在夜の1時。 読み終わったのでやっと寝られる。
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