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この話、続けてもいいですか。 の商品レビュー

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91件のお客様レビュー

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    29

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2016/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 え?友だちかな?  読み物やねんから喋るスピード感もくそもないんやけど、西さんと対話して2人でぎゃはぎゃは盛り上がってる気分になる。なんでしょう、関西弁やからか、自分の口調と似てるからか(「うそつけや、ぼけ」とかね。よく口が悪いと怒られるで)。  うんこ漏らしそうになった話、お父さんの背中に蛾が止まってた話、うん、どうでもいい!!もちの話、うちの猫の話も聞いてくれるか?うわー!楽しいわー!西さんとべろんべろんになって収集つかなくなりたい。一周まわって、デブが体重計乗ってたったの5キロ?って言いたい。  でも、「青い眼がほしい」で書かれていた言葉や文章に対するまっすぐな尊敬の気持ちや、「字と声の」の、"でぶ猫”という言葉がどんなでぶ猫よりもでぶ猫やん、”おちんちん”ってその見た目にたいしてかわいすぎるやろ!という言葉に対する感覚は、やっぱ西さんって小説家やねんなあと思わされる(どの目線でゆうとんねん)。この本を通じてまた、そのセンスの一端を垣間見た気がした。

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2015/09/24

西加奈子さんってこんなに豪快で面白い人なんだ!という発見があり、読み進めていくのがとても楽しかったです。泥くさーいことが多く書かれていましたが、それが新鮮で、自分の中の今まで満たせていなかった好奇心が、満たされた気がしました。この人の書いた小説を読んでみたいと強く思うようになりま...

西加奈子さんってこんなに豪快で面白い人なんだ!という発見があり、読み進めていくのがとても楽しかったです。泥くさーいことが多く書かれていましたが、それが新鮮で、自分の中の今まで満たせていなかった好奇心が、満たされた気がしました。この人の書いた小説を読んでみたいと強く思うようになりました。

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2015/09/17

西さんの感性が素晴らしい! 柔らかい作風のひとという印象でしたが こんなひとだったんですね いやいい意味で! 「イカのおすし」が好きで 何度読んでも笑えてくる

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2015/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近こぞって読んでいる西加奈子のエッセイ。 頭の中ぶっ飛んでるなー。テンションの高い時は何が言いたいのかさっぱり分からん笑。たまにクスッと、時々頷かされ。 あー、この本読んでたら、関東人なのに心の中で思うことが全部関西弁だよ。どうしてくれよう笑。

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2015/06/14

西さんのエッセイ2作を一つにまとめた文庫本。読んでいて面白くて、電車の中で顔をにやけるのを防ぐのが大変でした。西さんの視点や物の見方、書かれる文章がやっぱり好きだなと思いました。 今の西さんは、テレビや新聞ではどこか落ち着いたコメントをされているけれど、エッセイを書かれていた頃...

西さんのエッセイ2作を一つにまとめた文庫本。読んでいて面白くて、電車の中で顔をにやけるのを防ぐのが大変でした。西さんの視点や物の見方、書かれる文章がやっぱり好きだなと思いました。 今の西さんは、テレビや新聞ではどこか落ち着いたコメントをされているけれど、エッセイを書かれていた頃の西さんは、今より若くてどこかイキっている感じもあってそれも面白かった。

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2015/06/01

なんなん、 西さん、めっちゃおもろいやん。笑 家で一人で読むのが この本の楽しみ方。 あえて、 電車でニタニタするのも ありですよ。

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2015/04/19

西さんの濃ゆい毎日。 「行ってみた」篇と、「やったこと・思ったこと」篇が特に 切り取り上手だな、と。 母の手紙、おばあちゃんとアネモネなんかがとくに、視覚に訴えかけてくる言葉の強みを感じた。 ことば。ぶんしょう。それらに対して真摯でいたい西さんの熱みたいなものが、随所に感じられ...

西さんの濃ゆい毎日。 「行ってみた」篇と、「やったこと・思ったこと」篇が特に 切り取り上手だな、と。 母の手紙、おばあちゃんとアネモネなんかがとくに、視覚に訴えかけてくる言葉の強みを感じた。 ことば。ぶんしょう。それらに対して真摯でいたい西さんの熱みたいなものが、随所に感じられる。 「青い眼がほしい」では、言葉をこれだけ美しく操ること、私の心をこれほど深く震わせることに戦慄を覚え、 ―――そんな世界の、端の端の端の、尻尾の先の雫の端の、まだまだ先の地面に落ちる寸前くらいに、自分が存在しているということを思うと、おこがましさと恥ずかしさで死にそうになるし、そしてそれ以上に、幸せで死にそうになっています。―――と締めくくっている。 西さんの謙虚さとひたむきさと言葉という仕事への真摯さが温度を持って伝わってくる一文で、ひびく。 この謙虚さって、ゆうても言い過ぎ感があるひともいる。 でも西さんってすごいピュアで本音のひとって、なんでか思うから、きっと本当なんだろうなっておもう。 ピュアでほんとうのひとの文章を読むのは、じゃっかんの体力を使うんです、良くも悪くも。 西さんの小説はすごい読みたいと思って読み始めるのだけど、一冊読み終わったら途中に誰かの作品を挟まないとちゃんと向き合えない。 その力の源って何かなというようなことがエッセイで拾うことができてわたしはしっくり。 あと、絵がお上手。 テリーマンと新幹線と犬の絵のようなポップさ、好き。

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2015/02/09

おもろいな~ 西さんはほんまに大阪の下の方の人やねんな~ 言葉がコテコテすぎてテンポよくておもろかったな~ サニーと餅の会話がほんま可愛すぎておもろすぎて悶えた。 いつかぜったい会いたい、西加奈子。

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2014/11/15

著者あとがきにも書いてるけど、面白いやろ!笑わせたろ笑わせたろ!っていう思いが全開でしかもその笑いのセンスが自分と少しずれててちょっと辛かった。仁義は少し見てみたい。(後日みた。菅原文太がかっこよかった。)

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2014/08/02

漁港の肉子ちゃんがおもしろかったので、読んでみたらこんな人だとは! 正直肉子ちゃんの方が笑えたけど、おもしろいエッセイだった。 西さんのセンス素晴らしい!

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