森に眠る魚 の商品レビュー
1999年、とある地区で出会った5人の母親の関係が、子どもたちのお受験の空気とともに混沌としていく 母親と子どもたち、その家族と登場人物が多く、なかなか組み合わせを覚えるのに苦慮しましたが、 読み進めるにつれて、意地や欲が波及していく様に戦慄したり、嫉妬や猜疑心に狂っていく母親た...
1999年、とある地区で出会った5人の母親の関係が、子どもたちのお受験の空気とともに混沌としていく 母親と子どもたち、その家族と登場人物が多く、なかなか組み合わせを覚えるのに苦慮しましたが、 読み進めるにつれて、意地や欲が波及していく様に戦慄したり、嫉妬や猜疑心に狂っていく母親たちに恐怖したり、どろどろとした角田ワールドに浸れました この意地の張り合い、代理の自己実現って、きっと他人事じゃあないんだろうなぁ…とひやり
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話の内容自体は、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。 本当に母親同士の世界がありありと描かれていて、読んでいて苦しくなる所ばかりでした。読みながら息を止めてしまっていて、本をとじたら、息がつける感じ。 なんで人は影響し合うのか、無意識にお互いの世界に入り合うのか。気...
話の内容自体は、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。 本当に母親同士の世界がありありと描かれていて、読んでいて苦しくなる所ばかりでした。読みながら息を止めてしまっていて、本をとじたら、息がつける感じ。 なんで人は影響し合うのか、無意識にお互いの世界に入り合うのか。気にしてないと考えながらもその事ばかり考えている。気にし過ぎて、先読みし過ぎて、自分の首をしめる。 母親や妻という立場にとって「子ども」とか「生活」は、他人からどう見られるかが、ものすごく気になることだと思うし、地雷でもある。だからこそ崩れていってしまう人間関係が見事に描かれてました。
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マイナスな感情を言語化した本は読むことがあまりないので、途中負の感情がまじまじと言語化されていてゾクゾクした。 総じて言えるのは、人は人、自分は自分でありそこは境界線を引かなければ自分自身が一番苦しむということ。そして絶望するような失敗があったとしても、日常はごく普通に続いてい...
マイナスな感情を言語化した本は読むことがあまりないので、途中負の感情がまじまじと言語化されていてゾクゾクした。 総じて言えるのは、人は人、自分は自分でありそこは境界線を引かなければ自分自身が一番苦しむということ。そして絶望するような失敗があったとしても、日常はごく普通に続いていき、その失敗は生きていれば、なんともないと思える瞬間に巡り合わせるということ。 母親の物語であり、まだ親になったことがないが、子どもの人生と自分の人生も、しっかりと切り分けていかなければ、過度な期待や思い通りに動いてくれない子どもに苛立ってしまい、子どもを苦しませることになるということを肝に銘じなければならないと思った。
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自分は男でまだ子を持つような年齢ではないですが、とても心が苦しくなりました。なんといえば分からないです。後半一気に読んでしまったのとは裏腹に、読むのが億劫になる気持ちもあった
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audible⭐︎ 私はこの本好き♡ 登場人物の濃い内面が細かく書かれていて、共感する事も多かった。暗い感情(陰湿)が多いけど、どの感情表現もなにか違う…明るい感情は嬉しい、幸せとそれ以上に表す言葉も少ないと思うが、心の陰の言葉は多い気がした。
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同じ年頃の子供を持つママ友の話。 ママ同士仲良くなり友情を深めていくが、子供のお受験に関するインタビューをきっかけに次第に関係がすれ違っていって…みたいな 私とあまりに境遇も考え方も違いすぎて、全然共感できず、前半はかなり読むのが苦痛だった。 後半雰囲気が徐々に不穏になっていく...
同じ年頃の子供を持つママ友の話。 ママ同士仲良くなり友情を深めていくが、子供のお受験に関するインタビューをきっかけに次第に関係がすれ違っていって…みたいな 私とあまりに境遇も考え方も違いすぎて、全然共感できず、前半はかなり読むのが苦痛だった。 後半雰囲気が徐々に不穏になっていくところはどこまで発展するのかな、大丈夫かな、とハラハラしながら読めた。 それぞれ追い詰められていくところは、経験してなくてもなんとなくわかるな〜 解説を読んで、実際過去にあったお受験殺人をモチーフに書かれてると知ってゾッとした
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1990年代の話で、少し今とは違うなと思うところがあったけど 根本的には同じで母親達の抱えているものは変わらないと思う。 私は所謂お受験 みたいな環境に身を置いていなかったので実感としてはないけれど、ママさん達の関わりだとか関係性みたいなところは、よくわかる。 学校のクラスメイトだったら、仲良くしてないグループの人でも母親になると 子供達との関わりでグループとして活動しなくてはならない なんて場面はよくあるし合わない人だって、そりゃいる。 いつだって人間関係は心を擦り減らす。 今の人たちはもう少しドライに関係性を築いているんだろうか。
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ホラーのような怖さだった。 ドロドロした話は苦手なのに、引き込まれて読むのをやめられなかった。 ここまで極端ではないけど、結構リアルだなと思う。ママ同士のこういう事ってわりとよくある。 この本を教訓のようにして、気をつけていきたい。
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図書館で借りました。 返却期間内に読めず終了。 当時人物が多すぎてメモしなから 読みましたけど。 心がおもくなりそうだった。
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面白かった〜!!徐々に5人の関係性が壊れていく感じがとてもゾクゾクしました。そのゾクゾクが朝比奈さんの解説で的確に言語化されていたのがすごくよかったです。 最終章の手前の章は、読み始めた時は特定の誰かを指しているのかと思っていましたが読み進めるうちにそうでないことに気づいてうわ〜〜ってなりました^^ 解説の『描かれなさこそがこの世界における「母親」の存在の仕方であり』の部分が特に印象に残りました。
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