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高慢と偏見(下) の商品レビュー

4.3

41件のお客様レビュー

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2025/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻です。 下巻では主に主人公である次女と彼の心の動きに焦点が当てられます。 偏見や誤解から傷つけあってしまう2人でしたが、素直になれない気持ちを省みたり、自分の未熟さに気がついたり、思いやる心を育てたりしながら、愛をゆるぎないものに変えていく過程が丁寧に描かれており、私自身もドキドキワクワクしながら読み進めました。 200年前と今とでは全く違う価値観なのかと思いきや、人の尊厳や愛に関して、また、真摯に向き合う心なんかは普遍的なものなのだなとちょっと感動。 それにしても末っ子の無鉄砲で図々しくて騒がしく、軽薄な様は目に余ってイライラするわ。 一方で、次女が様々な困難を乗り越えたあと、幸せな気持ちで叔母に報告の手紙を書くのですがその内容がかわいいしお上品で大好き。 「すぐに(私に)お手紙をお書きになって、この前のお手紙よりももっともっとあの方を褒めてくださらなくてはなりません。」 「私は世界一の幸せ者です。たぶんこんなことを言った人はこれまでに大勢いるでしょうけれど、私ほど胸を張って言える人はいないでしょう。彼も、私に寄せる愛情のうちから、お裾分け出来る限りの愛情を叔母さまにお送りいたします。」 とか、もう、幸せが溢れてる。。よかったね。エリザベス!

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2024/12/23

上下巻一気に読了。なんやかんや収まるところに収まったという感じなのかなー。古典恋愛小説はやはり個人的にはあまりはまらない(そもそも現代の恋愛小説もそんなに)のかなぁ。

Posted byブクログ

2024/11/02

上巻に続き、とても面白かったです。当時の時代背景なども分かりやすく描かれていて、難しいかもと躊躇する必要もなかったです。キャラクターも個性的だし、エリザベスには読んでいて学ぶべきところも沢山あり、また内容もドラマチックで好みでした。

Posted byブクログ

2024/10/04

「独身の青年で莫大な財産があるといえば、これはもうぜひとも妻が必要だというのが、おしなべて世間の認める真実である」 世の中には書き出しが有名な小説がそれはもう星の数ほどありますが、本作『高慢と偏見』もその一つであります まぁ空で言えるくらい嗜んでいるのが理想ではありますが、この...

「独身の青年で莫大な財産があるといえば、これはもうぜひとも妻が必要だというのが、おしなべて世間の認める真実である」 世の中には書き出しが有名な小説がそれはもう星の数ほどありますが、本作『高慢と偏見』もその一つであります まぁ空で言えるくらい嗜んでいるのが理想ではありますが、この一文を聞いた時に顔も上げずにほそっと「あーオースティンね」なんてことが言えたら、それはもうかっこよ! はい、でこの書き出しがなんで素晴らしいのか?っていうとね そういう物語なんです もうこの書き出し読んだら、もうその後読まなくてもいいくらい(なわけあるか!) そのくらいギュッとされていて、このあとに続くドタバタ物語を薄っすらと読者に予感させる素晴らしい書き出しなんですな 要するに「独身で莫大な財産を持った青年が妻を娶る物語」なんですが、冒頭で世間の常識!みたいな宣言をしちゃう訳です 当然、世間の常識とはかけ離れた物語が展開することになるわけです 素晴らしい で『高慢と偏見』という言葉の意味だけ書いておいてやろう 読んだ気になるがよい まぁ十八世紀のイギリスの階級社会な まずこれがあるわけです で、階級の高い青年これはもう「高慢」なわけです 中身はもうめちゃくちゃにいい人なんですが、そういう教育されてますから、ちょっと身分の低い人にはそういう態度を取っちゃうんですね それが当たり前だと思ってますから そしてちょっと身分の低いヒロインにはそういった奴らは鼻持ちならない嫌な奴らばっかりという「偏見」があるんです このヒロインがかなり先進的な考えの持ち主なんですが、そんな人でさえ「偏見」にとらわれているってとこが深いんですがね で、いろんなドタバタがあって二人がそれぞれの「高慢」と「偏見」に気付いて、改めることでめでたくフォーリンラブ!となるんですな 他にもいろいろ深いポイントはあるんだが、まぁこんな感じ さぁ、思う存分読んだ気になりなさい

Posted byブクログ

2024/07/25

少女漫画のような階級を超えた恋の物語。と言ったら身も蓋もありませんね。「高慢」も「偏見」も人の醜く弱い面で、それにより人生が左右し揺れ動くのだと思う。そんな人たちの生き様を堪能しながら己を見つめてみた。

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2024/05/25

この本は今読んだからこそ面白さを理解できたのだと思う。 この数ヶ月間で女性作家を中心とした現代小説を読んでいるわけだが、その中でも群を抜いているいっても過言ではない。 ウィットに富んだ皮肉の数々、主語を欠き視点移動も自在な為、"誰の・何処の・何の"話題なのか...

この本は今読んだからこそ面白さを理解できたのだと思う。 この数ヶ月間で女性作家を中心とした現代小説を読んでいるわけだが、その中でも群を抜いているいっても過言ではない。 ウィットに富んだ皮肉の数々、主語を欠き視点移動も自在な為、"誰の・何処の・何の"話題なのか訳がわからなくなる構成、馴染みの無いミス・ミセス・ミスタの応酬に複雑な家系図。 世界史の勉強の難しさに似ている。 面白い。 上巻でダーシーの印象が最悪なのは、本人の口から出た災いともいえるが、ネザーフィールドの住人の文化水準が低く、「あんな下品な連中とは付き合ってられない」という、ダーシー側の視点からすると、払拭どころか考えを改めざるを得ない。 特に顕著なのはミセス・ベネット。 リディアの際は、ウィッカムの表面的な印象に囚われて結婚に歓喜する。 ジェインの際は、ビングリー自体は申し分ないわけだが、何の連絡も無く屋敷を去ったことへの怒りを忘れて歓喜する。 エリザベスの際は、あれ程までに嫌っていたダーシーが婿になると知った途端、金勘定で歓喜する。 その他、コリンズなどは言うまでもなく、どうもネザーフィールドの近隣の住民達はひと癖もふた癖もある人ばかり。 この上層中産階級への解像度の高さ、心情表現の豊富さは20歳前半の表現力とは思えない。 しかし、「嫁ける」という表現には恐れ入った。言い得て妙だが、現代で使おうもんなら大炎上するに違いない。

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2024/02/14

上下巻読了。おもしろかったー!上巻は高慢パート、下巻は偏見を取り去るパートとでも分けられそう。下巻は一気読みしてしまった。 舞台は約200年前のイギリスの片田舎。噂話くらいしか娯楽のない狭い世界。思い込みからの行動が他者に与える態度(高慢)、それは誤解だったと知る告白を受けての...

上下巻読了。おもしろかったー!上巻は高慢パート、下巻は偏見を取り去るパートとでも分けられそう。下巻は一気読みしてしまった。 舞台は約200年前のイギリスの片田舎。噂話くらいしか娯楽のない狭い世界。思い込みからの行動が他者に与える態度(高慢)、それは誤解だったと知る告白を受けての心情の変化(偏見)を鮮やかに書き上げている不朽の名作。 登場人物はたくさんいるけど、それぞれキャラクターがはっきりしていて、いまもこういう子いるいる、と思わせるような筆致。ジェインもエリザベスも、末永く幸せだといいなあ。

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2023/12/29

上下巻とも読み終えました。この本を読むにあたって,十八世紀のイギリスの上流階級の生活を理解していないと十分本書の魅力が分からないのかもしれないと思いました。イギリス文学の傑作と言われているその意味合いまで,残念ながら今回初めて読み込むことができませんでした。

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2022/10/16

胸を張って自分の意見を伝えるエリザベスの姿がかっこよかった。恋愛って誰かの干渉を受けながらする者じゃないよね、2人でするものだよね。

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2022/10/10

結論から言って、むちゃくちゃ面白い内容でした。 当時のイギリスの階級制度など、基礎的な知識はあった方が楽しめますが、なるほど人間関係のいざこざは100年以上経っても変わらないものなのだな、と改めて思いました。 『傲慢と善良』から、内容が気になっていたので読んでみましたが、前半...

結論から言って、むちゃくちゃ面白い内容でした。 当時のイギリスの階級制度など、基礎的な知識はあった方が楽しめますが、なるほど人間関係のいざこざは100年以上経っても変わらないものなのだな、と改めて思いました。 『傲慢と善良』から、内容が気になっていたので読んでみましたが、前半は、自分には合わなかったのか、正直なぜ名作と言われるのかわからないほど退屈でした。 まず登場人物が多いのと、人間関係がなかなか複雑で、行きつ戻りつ読みました。 しかし、後半部、いや、前半部の最後の手紙から物語は一気に面白い展開に。 内容を話すとネタバレになりますが、偏見というものはなかなか消えないもので、それは自分に自信があればあるほど、間違いに気づかなくなります。 ただの恋愛小説ではない、人間模様の複雑さや、自分が他人を見る目は、曇っていないだろうかという戒めは、ミルフィーユのように、一冊の中で重厚感を持って読者の口へと運ばれていくように感じられました。

Posted byブクログ