体制維新 の商品レビュー
橋下大阪市長が掲げる、東京都と23特別区のようなシステムを大阪に構築することによって、大阪府と政令市である大阪市、堺市との境界の不明確な部分の住み分けを明確にし、所謂「二重行政」の解消を目指す、「大阪都構想」を中心に書かれた本。
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こうしてまとまった本のかたちで読むと橋下徹の主張することは具体的かつ明快であるが、彼はなぜ一方でTwitterなどで「バカ」だの「アホ」だの罵詈雑言を吐散らしているのだろう。本書のようにじっくりと説明すればいいのと思うのだが。
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橋下さんが日頃から言っている大阪都構想についての内容や、なぜそうすることが大事かということが書かれている。最近大阪維新の会の活動を耳にしないが、基本的には橋下さんの考え方には全面賛成で、むしろやっとこういう人が現れたかという感じ。 どの政治家も、できるできないといったレベルの議論...
橋下さんが日頃から言っている大阪都構想についての内容や、なぜそうすることが大事かということが書かれている。最近大阪維新の会の活動を耳にしないが、基本的には橋下さんの考え方には全面賛成で、むしろやっとこういう人が現れたかという感じ。 どの政治家も、できるできないといったレベルの議論ばかりしていて、話が進まないことが多いが、橋下さんの言っているように、できやすくするための仕組みや体制を整えることがまず大事だということは、昔からよく思っていた。基本的に橋下さんの言うことに反対の人間というのは、話の内容が理解できていない人か、ミクロの視点でしかものごとを見ていない人かメディアに煽られている人のどれかな気がするのは私だけだろうか。あと、意味不明に感情的な人間。 一回やってみてダメだったらやめればいいというのは、ほんとそうで、そのために選挙というものがあるし、そもそもこのままでもダメなんだから、何か動き出せよって思う。 何か詰まるところミクロな視点ばかりで見てないで、マクロな視点持って考えようよって思うんだけど、そういう人めっちゃ少ない気がする。 てかあんまこの本の内容と関係ない方向になってきた上に、何かムカついてきたからここで終わろう(笑)
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橋下さんの考えがよく分かるような気がする本です。 現在は橋下さんの言っていることは少し複雑な気がします。そこであえてこの頃の構想を読み返してみると、当時の橋下さんの言っていることもあながち間違えではないのではないかと思えます。 かなり大きな改革なので、批判は多いのは分かりますが橋...
橋下さんの考えがよく分かるような気がする本です。 現在は橋下さんの言っていることは少し複雑な気がします。そこであえてこの頃の構想を読み返してみると、当時の橋下さんの言っていることもあながち間違えではないのではないかと思えます。 かなり大きな改革なので、批判は多いのは分かりますが橋下さんのような人が出てきてもおかしくない世の中ではないでしょうか。 湯浅誠さんの『ヒーローを待っていても世界は変わらない』にも記述されているように、国民の意識が変わらないと橋下さんがいなくなっても、ポスト橋下が出てくるだけだと思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
橋本さんが、堺屋太一さんと共同で「大阪都構想」について、書いた本です。 著書の中で、いくつか印象に残っている部分を紹介します。 ・本当の改革とは、人事の交代や政策の変更ではなく、体制(システム)を変えること ・国は国の仕事に専念して、日本の国際的プレゼンスを高めることに注力する ・都市間競争を促し、都市が世界と勝負をする ・トップに必要なのは組織マネジメント。組織が機能するように仕事の割り振り、役割分担を決めること ・政治マネジメントで最も重要なのは、議論を尽くすべき問題は徹底的に議論し、既に判断に機が熟したされるものは思い切って判断を下すこと いろいろ賛否両論もありますが、個人的には、橋本さんの強いリーダーシップには、今後も期待をしたいです。
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橋下現大阪市長、前大阪府知事の大阪都構想についての説明を、橋下徹と堺屋太一との対談で挟む構成になっている。堺屋さんが元々橋下さんをバックアップし、道州制などにも賛成の立場だと思うので、問題提起の対談→解決に関する論説→論説を補強する対談、という形となっていい構成だと思う。単に対談...
橋下現大阪市長、前大阪府知事の大阪都構想についての説明を、橋下徹と堺屋太一との対談で挟む構成になっている。堺屋さんが元々橋下さんをバックアップし、道州制などにも賛成の立場だと思うので、問題提起の対談→解決に関する論説→論説を補強する対談、という形となっていい構成だと思う。単に対談をまとめるだけよりもよほど工夫も感じられていい。 元大阪市民(=大阪府民)として、気が付いていなかったが、二重行政の弊害はあるんだろうなと思う。 この本が出た後、維新の会を結党して国政選挙に打って出た橋下氏。 国からも変えなくてはという意識であったのかと思うが、今こそ都構想に集中してもいいのではないかと思う。小選挙区でも大阪周辺では強かった。大阪の人は期待しているんだと思う。
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橋下さんがやりたいこと、主張していることが読んだらよくわかる本。ただし、一方のサイドの視点で書かれているので、鵜呑みにはしずらい。大阪で起こっていることは簡単には理解できた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
二重行政。 大阪府と大阪市。大阪市は基礎自治体にしては大きすぎる。それぞれの区長が役人なので、主体的な決定ができない。そして広域自治体としては大阪市だけでは視野が狭すぎる。なので、「大坂都」構想。 成長戦略を国が作る時代では無くなってきた。日本には少なくとも東京の他にもう一つ大きなエンジンが必要だ。 人事を変え、経営を変えても駄目なら体制を変えねばならない。納得。
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大阪都構想について勉強になった。ここで述べられてる橋下氏の考えにはほぼ全面的に賛成、今はどうなってるのかよくわからんけど。 人を替えるとか政策いじるとかでなく、システムを変えることが政治家の仕事だとか、広域行政体と基礎自治体の異なる役割りだとか、日本の首相が内政に手いっぱいで外回...
大阪都構想について勉強になった。ここで述べられてる橋下氏の考えにはほぼ全面的に賛成、今はどうなってるのかよくわからんけど。 人を替えるとか政策いじるとかでなく、システムを変えることが政治家の仕事だとか、広域行政体と基礎自治体の異なる役割りだとか、日本の首相が内政に手いっぱいで外回ってないとか、マネジメントの経験に欠ける日本の政治家は政策を語れても実行させることができないとか、大阪の二元行政よ弊害だとか、ホントそうだなと思います。問題は今の維新の会が何やろうとしてるかですがね。
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日本維新の会の橋下徹さんの国・府・市の構想について書かれたもの。 主に大阪都構想についてかかれ、現状と構想での問題点など橋下さんの考えについて書かれている これを読むと府知事から市長、そして国政に打って出た理由がわかる気がします。 ちょっと繰り返しが多くて後半の方は結構飽きてし...
日本維新の会の橋下徹さんの国・府・市の構想について書かれたもの。 主に大阪都構想についてかかれ、現状と構想での問題点など橋下さんの考えについて書かれている これを読むと府知事から市長、そして国政に打って出た理由がわかる気がします。 ちょっと繰り返しが多くて後半の方は結構飽きてしてしまうのが難点だが、それだけ人に訴えたい部分なんだろうな。 これらの考えで大阪府の赤字財政を立て直したんだからそのあたりが今後の世に何らかの形になってくれることを祈ります。
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