あつあつを召し上がれ の商品レビュー
『食堂かたつむり』の小川糸さんの短編集。 わりと重くて暗めな話を淡々と語る感じ好きです。 そして、やっぱり料理の描写が上手♪ 「こーちゃんのおみそ汁」 「さよなら松茸」 が好き。 読後にちょっと感じるせつない後味がいいです(*´ー`*)
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誰かの特別な料理、毎日の当たり前の料理。そんなシーンを切り取った短編集。 暖かい話や、ドキリとさせられる話もあったけど、とにかく美味しさが伝わってくる。小川糸さんの料理や食べ物の描写がとても好きだ。お腹が鳴ってしまうかも。 季節はずれのきりたんぽ、の読後感が良い。自分の亡くなった...
誰かの特別な料理、毎日の当たり前の料理。そんなシーンを切り取った短編集。 暖かい話や、ドキリとさせられる話もあったけど、とにかく美味しさが伝わってくる。小川糸さんの料理や食べ物の描写がとても好きだ。お腹が鳴ってしまうかも。 季節はずれのきりたんぽ、の読後感が良い。自分の亡くなった祖父も同じかもしれないなんて想うと、ふふっと笑いがこぼれ、寂しくなった。
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「あつあつを」というのは、『出来立てを』という意味だけじゃなく、『完成したものを』ということかもしれない。完成させる重要な要素としての、環境。自分、相手、気持ち。
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おいしそうな表紙に惹かれました。 淡々と進んでいき、内容もそんなに明るくはない。 だけど読んだあとの後味は悪くないです。 食べ物の描写が本当に素敵で、読むとお腹が空いてきます。
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食べ物がテーマの短編集。 「親父のぶたばら飯」と「さよなら松茸」と「こーちゃんのおみそ汁」が好き。 こーちゃんに至ってはちょっと泣いちゃった。 料理って味だけじゃなくて、その時の気持ちとか雰囲気とかを思い出させてくれる。私もとびきりおいしい料理をとびきり好きな人と食べたい。なんだ...
食べ物がテーマの短編集。 「親父のぶたばら飯」と「さよなら松茸」と「こーちゃんのおみそ汁」が好き。 こーちゃんに至ってはちょっと泣いちゃった。 料理って味だけじゃなくて、その時の気持ちとか雰囲気とかを思い出させてくれる。私もとびきりおいしい料理をとびきり好きな人と食べたい。なんだかすごく幸せになれそう。 小川さんはやっぱり料理の描写がすごく上手でおいしそうでした。
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丁寧に作られた食事を食べる幸せ。人はお腹が空くから、だけじゃなくて、幸せになるために食卓を囲むんだね…。 糸さんって、いつも思うけどタイトルをつけるのが上手だよね。(*^_^*) 今回の「あつあつを召し上がれ」も、美味しいものを食べてもらいたい気持ち、好きな人の幸せを願う気...
丁寧に作られた食事を食べる幸せ。人はお腹が空くから、だけじゃなくて、幸せになるために食卓を囲むんだね…。 糸さんって、いつも思うけどタイトルをつけるのが上手だよね。(*^_^*) 今回の「あつあつを召し上がれ」も、美味しいものを食べてもらいたい気持ち、好きな人の幸せを願う気持ちが温かく感じられて、とても素敵な題名だと思いました。 7篇の短編はどれも読みやすく、しかも、それぞれ出てくる食事がホントに美味しそう。 私が好きだったのは、中華街の中で“一番汚い”お店にやってきた若いカップルの話。 子どものころからの行きつけのお店らしく、お店の人たちから「坊や」と呼ばれる彼。しゅうまい、ふかひれスープ、ぶたばら飯い、というそっけないくらいの注文なのに、それがひとつひとつ、まさに天下一品なのがよくわかる。特に、熱々のしゅうまいの、「アラびきの肉それぞれに濃厚な肉汁がぎゅっと詰まって、口の中で爆竹のように炸裂する」なんて描写には、もうたまらない~~~! どこか自信のない彼女と、彼の関係が終盤明らかにされるんだけど、嬉しい結末が待っていて、うん、一緒に美味しい食事ができる相手が一番いいよね!と私にも素直に喜べた。 糸さんにとって、食べることはそのまま人生、なんでしょうね。 だから、食事を介して、恋が実ったり、別れたり、先立たれた人を思ったり。 バーバのかき氷 親父のぶたばら飯 さよなら松茸 こーちゃんのおみそ汁 いとしのハートコロリット ポルクの晩餐 季節はずれのきりたんぽ ただ・・難を言えば、読みやす過ぎてあっという間に読み終わってしまう。 これって読者のコストパフォーマンス的にはどうなのよ、なんて、言いがかりも甚だしいって言われそうだけど。^_^;
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糸さんの短編。 個人的には長編の方が好きかな。 でも糸さんの意外な一面も見れた気がする。 一番最後の「季節はずれのきりたんぽ」が好き。
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「腐敗することと発酵することは、似ているけど違うんだよ。」 食べ物と、かかわる人との短編集。小川氏の作品は食にまつわるものが多いけれど、どちらかというと、短い文章ではもったいないというか、物語が流れている中で食がかかわってくるようなほうが好きかな、『食堂かたつむり』『つるかめ助産...
「腐敗することと発酵することは、似ているけど違うんだよ。」 食べ物と、かかわる人との短編集。小川氏の作品は食にまつわるものが多いけれど、どちらかというと、短い文章ではもったいないというか、物語が流れている中で食がかかわってくるようなほうが好きかな、『食堂かたつむり』『つるかめ助産院』など。
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食堂かたつむり の小川糸の食事をテーマにした短編集。 美味しそうなものがたくさん出てくるのですが、この作者の特徴なのか、食事のシーンよりも料理しているシーンの方が美味しそう。 食事をすることと、心を通わすことは、似てる。 そんな風に感じさせる短編集。 ?な作品と、良いなぁと思...
食堂かたつむり の小川糸の食事をテーマにした短編集。 美味しそうなものがたくさん出てくるのですが、この作者の特徴なのか、食事のシーンよりも料理しているシーンの方が美味しそう。 食事をすることと、心を通わすことは、似てる。 そんな風に感じさせる短編集。 ?な作品と、良いなぁと思う作品と両方あったけど、好みの問題かもしれない。 死をテーマにした作品も、さらっと読める感じ。寝る前にひと作品ずつ読んでくのも良いかも。
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食にまつわる短編集。 『ボトムレス』を読んだばかりだったのでホッした。 ただ彼女の作品もただ明るい展開ではなく、老いや別れをテーマにしている。人間が生きている間は食べるわけだから、そこにさまざまなテーマが絡むのは考えてみれば当然のことだろう。
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