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あつあつを召し上がれ の商品レビュー

3.4

273件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    80

  3. 3つ

    124

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

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2012/02/25

お腹が減ってたので、タイトルにひかれたー。小川糸さんは、食堂かたつむりがすきなんだよね。で、食堂かたつむりにもこれにも出てくる、ソウルフードって言い方がとてもいいなぁと思う。この味は一生忘れない、ってのあるかなぁ。 こーちゃんのお味噌汁がいちばんすき。毎日のんでいたんだから、き...

お腹が減ってたので、タイトルにひかれたー。小川糸さんは、食堂かたつむりがすきなんだよね。で、食堂かたつむりにもこれにも出てくる、ソウルフードって言い方がとてもいいなぁと思う。この味は一生忘れない、ってのあるかなぁ。 こーちゃんのお味噌汁がいちばんすき。毎日のんでいたんだから、きっと父さんの骨までしみこんでいるであろう、お母さんから受け継いだお味噌汁。 甘ーいほんわかーしすぎない、このひとの丁寧な文章がとてもすきです。

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2012/02/25

食にかかわる七編の人情短編集。 ・いとしのハートコロリット ・ポルクの晩餐 の2編ははシュールでそれなりに印象に残りましたが、 作者得意の食べ物人情もののわりに、物語より食べ物の存在が強すぎて、 食べ物に関しても「食堂かたつむり」のように食を作る話ではなく、 あくまで食べる側のお...

食にかかわる七編の人情短編集。 ・いとしのハートコロリット ・ポルクの晩餐 の2編ははシュールでそれなりに印象に残りましたが、 作者得意の食べ物人情もののわりに、物語より食べ物の存在が強すぎて、 食べ物に関しても「食堂かたつむり」のように食を作る話ではなく、 あくまで食べる側のお話なのも自分的にはいまいちでした。 食べ物そのものを強烈に意識させられたということでは、 村上龍の「村上龍料理小説集」がインパクトありです。

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2012/02/24

前読んだ「メインディッシュ」と同じ系統な気がする。 短編集だし、あっさりと読めるけど、 短編集だからか、どれもぱっとしない。 てか暗い話多い。 なんか料理もあんまり美味しそうじゃないし、 むしろ必要なのか?とも思う時も ただ、まあ、作風は変わってないし、 2時間くらいで読める...

前読んだ「メインディッシュ」と同じ系統な気がする。 短編集だし、あっさりと読めるけど、 短編集だからか、どれもぱっとしない。 てか暗い話多い。 なんか料理もあんまり美味しそうじゃないし、 むしろ必要なのか?とも思う時も ただ、まあ、作風は変わってないし、 2時間くらいで読めるから、 さくっと無難な小説読みたいならいいかな。 なんか恋愛物が多かった印象

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2012/02/21

短編集。 料理にまつわるお話でした。読みながらお腹が減ります。 「親父のぶたばら飯」「こーちゃんのお味噌汁」が特に好きです。 「親父の・・・」は結婚したり、長くお付き合いする時の基準ってきっとこういう事だなって思います。私の周りでは『旅行』でしたが・・・ 「こーちゃん」は母親...

短編集。 料理にまつわるお話でした。読みながらお腹が減ります。 「親父のぶたばら飯」「こーちゃんのお味噌汁」が特に好きです。 「親父の・・・」は結婚したり、長くお付き合いする時の基準ってきっとこういう事だなって思います。私の周りでは『旅行』でしたが・・・ 「こーちゃん」は母親になったからかグッときます。果たして私はきちんと伝えていけるのか?とも考えましたが。

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2012/02/20

料理付いているなぁ~呆けてしまったばあちゃんにかき氷を食べさせる・カナダに転勤になる恋人に中華街の豚バラ飯を食べさせられ求婚される・10年付き合った恋人と別れ際,富山に旅して松茸づくしを食べる・亡き母から伝授された煎り子出汁のみそ汁を嫁に行く朝にも父に食べさせる・思い出のパーラー...

料理付いているなぁ~呆けてしまったばあちゃんにかき氷を食べさせる・カナダに転勤になる恋人に中華街の豚バラ飯を食べさせられ求婚される・10年付き合った恋人と別れ際,富山に旅して松茸づくしを食べる・亡き母から伝授された煎り子出汁のみそ汁を嫁に行く朝にも父に食べさせる・思い出のパーラーで記念日の夫と一緒にハートコロリットを食べる・パリに心中旅行に来たはずが贅沢な食事にうつつを抜かす・父の49日に母と一緒に父拘りのきりたんぽ鍋を食べるが~食は確かに家族生活の重要な要素です。読んでいて胃がきりきりと痛むのは昨日観たTV番組のせいか,この本のせいか

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2012/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族に大切にご飯を作りたくなる本。 短編集で、ほっこりするけど・・・ポルクは、あんまり好みじゃなかった。。

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2012/02/11

食事に関する短編集。出てくるご飯が皆美味しそう!どれを読んでもほのぼのあったかい気分になります。これも格別面白い、というわけではないですが読んで良かったです。本全体の個人的なイメージとしては炊き立ての白いご飯……でしょうか。

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2012/02/08

小川糸、立て続けに3冊目。 食べ物の表現は変わらず素晴らしいとは思うが、個人的にこの人の作品は短編より長編のほうが好きなんだと認識できた。 こーちゃんのお味噌汁が、一番心にぐっときた。やはり自分も母だからだろうか。。

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2012/01/30

この作品はよかった! いや、喋々喃々の印象があんまよくなくて。 ひとりよがりの、思わせぶりな主人公にイラっとしたんだよね。 結局やってること不倫でしょ?みたいな。 でもこの作品はよかったよ。 どっちの感想かわかんなくなっちゃったな。

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2012/01/27

人は楽しくても、つらくても、複雑でも、美味しさを感じることができるのだ、という短編集。 すごくつらい時に、夜中のお笑い番組を見て 声を出して笑っている自分に驚いたことがあるけれど、 美味しいものも、そんな風に美味しいと感じて 心がほぐれていくものなのかもなぁ。 「こーちゃんのおみ...

人は楽しくても、つらくても、複雑でも、美味しさを感じることができるのだ、という短編集。 すごくつらい時に、夜中のお笑い番組を見て 声を出して笑っている自分に驚いたことがあるけれど、 美味しいものも、そんな風に美味しいと感じて 心がほぐれていくものなのかもなぁ。 「こーちゃんのおみそ汁」はとってもよかった。 お父さんに「ありがとう」をいうところが羨ましかったぁ。 今まで、きちんと父にお礼を言っていない私。 嫁に行くときって、絶好のチャンスなのに。 照れ臭くても、ダサくても、きちんと言うべきだったと思っているのです。そして、未だ言えていない私。

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