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まじめの罠 の商品レビュー

3.5

133件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

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    5

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2011/12/12

勝間さんの言わんとしていることはとてもよくわかり、ストンと腑に落ちた。 今の日本においても、真面目すぎるがゆえの負の効果がいたるところに見られ、良くない傾向にある。 やはり、個人個人が、おかしいと思ったことには、声を上げ、行動を起こすべきなのだ。 どうしても、体裁を考えてしまいが...

勝間さんの言わんとしていることはとてもよくわかり、ストンと腑に落ちた。 今の日本においても、真面目すぎるがゆえの負の効果がいたるところに見られ、良くない傾向にある。 やはり、個人個人が、おかしいと思ったことには、声を上げ、行動を起こすべきなのだ。 どうしても、体裁を考えてしまいがちな日本人だが、まじめ教を抜け出し、①労働時間を短く、②お金を儲け、③人を避難せず、④人生に満足を成し遂げよう。

Posted byブクログ

2011/12/12

日本人の多くがハマっている大きな落とし穴・・・国、社会、会社、上司、先生、隣人が作ったルールを、”当然正しいもの”であるかのように馬鹿正直に受け入れた結果、実はみんな大きく損をしているんだよ、早くその負のループから抜けだそうよ、ということを訴えている本だ。 ルールに従うのは大事...

日本人の多くがハマっている大きな落とし穴・・・国、社会、会社、上司、先生、隣人が作ったルールを、”当然正しいもの”であるかのように馬鹿正直に受け入れた結果、実はみんな大きく損をしているんだよ、早くその負のループから抜けだそうよ、ということを訴えている本だ。 ルールに従うのは大事な事だが、ルールは所詮人が作ったものであり、そのルール自体が間違っていることが多いにもかかわらず、それに盲目的に従うのは危険だ、というのが勝間氏の主張である。 (書評全文はこちら↓) http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2011/12/blog-post_73.html

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2011/12/11

真面目に仕事することによる害悪を見事に描いた作品。真面目というよりは、これまでのルールの上で思考停止することが問題と言える。 人間はいかに手を抜けるかを考えて進歩してきた。考えることを止めたらおしまい。 と言いつつも、見事に真面目の罠に引っ掛かってるのを気付かされた一冊。

Posted byブクログ

2011/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本人の大多数を占めるまじめ教の人々。彼らが世の中をダメにしているのは間違いない。日本人よ!もっとふまじめになろう!と聞いたとき、何をけしからんことを言ってるんだ!と思ったそこのあなた!あなたは立派なまじめ教の信者です。(田中大輔) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20111121.html この本、耳が痛すぎる。夢や成長を望みすぎると無限の努力を求められ、まじめにそれをこなすと必ず破綻する。日本に今必要なのは、ある程度の不真面目さだ! みんながスーパーマンにはなれないのだから。(柿内芳文) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/2011104.html

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2011/12/04

社会人になって資格取得の勉強することがあって、そのときの経験から「なんでも鵜呑みにせず、自分で考えること」ということに気づいてましたよ。 早いうちに気づくことができて本当によかったと思ってます。

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2011/12/04

「断る力」(だったかな?)以来、久しぶりに勝間さんの本を読みました。どちらかと言えば「まじめ」な私にとっては、まじめではなさそうに見えるのに成果を出している人はうらやましい存在。この本を参考に物事の捉え方や取り組み方を変えるトレーニングをしていきたい。 特に3章から4章は参考にな...

「断る力」(だったかな?)以来、久しぶりに勝間さんの本を読みました。どちらかと言えば「まじめ」な私にとっては、まじめではなさそうに見えるのに成果を出している人はうらやましい存在。この本を参考に物事の捉え方や取り組み方を変えるトレーニングをしていきたい。 特に3章から4章は参考になった。

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2011/12/03

なんでも鵜呑みにせず、自分で考えること、その力をつけることを教えた本。あちこちに散見されるがんじがらめの意識を良心的にほぐそうとして書かれている本なんだなぁと感じました。

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2011/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

共感できる部分が多かった。 職場にも罠にかかってる人がちらほら。。 自分も気をつけねば。 まじめの罠に対する処方箋。 ①しっぱいを恐れるな ②問題設定そのものを疑え ③動物的な勘、身体感覚を養え ④独立した経済力を持て ⑤自分のまじめさや常識を疑え ⑥正しい自己認識を持て

Posted byブクログ

2011/12/03

真面目の罠がいかに非効率かわかってはいるが、なかなか抜け出せないから苦しい。全ての人間が合理的に行動できるわけではないのだ。

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2011/12/03

勝間和代さんの最新刊です。電車のデジタルサイネージ(車内動画モニター)広告にも出ていて気になったので、購入してみました。 勝間さんの本を読んだのは、『7つのフレームワーク力』以来ですから、かなり久しぶりになります。2年前には時代を代表する作家と呼ばれ、翌年には強いバッシングを受け...

勝間和代さんの最新刊です。電車のデジタルサイネージ(車内動画モニター)広告にも出ていて気になったので、購入してみました。 勝間さんの本を読んだのは、『7つのフレームワーク力』以来ですから、かなり久しぶりになります。2年前には時代を代表する作家と呼ばれ、翌年には強いバッシングを受けた勝間さんですが、そういった出来事が作風にも影響が出ているように感じました。もう少し切れ味の鋭い文章を書かれる方だと思っていましたが、読者の目を意識しすぎて、筆が鈍っているように思います。以前のフレームワーク思考を捨てたわけではないのでしょうが、当時のように明快で前向きな文章を期待しています。 本書ですが、前半は現代日本の問題点を分析し、「まじめ」であることが根本の原因だとしています。ただ、この「まじめ」という言葉が、ポジティブな言葉をあえてネガティブに使っているわけで、やはり違和感があります。ちょっと説明的になってしまいますが、「リスク回避」「責任回避」などの表現のほうが、著者の意図は伝わりやすかったのではないかと感じました。 残念なことではありますが、現在の日本ではリスクを極端に忌避し、責任から逃れようとする傾向が強くあります。それは政治家や経営者といった国を動かせる立場の人たちだけではなく、私たち一人一人にこそ、リスク回避の意識が高いのではないかと思います。その結果、自分が責任を取れる範囲だけで生活し、責任を取れない部分は他者を批判して責任を押しつける構図が、日本の至る所で見られるようになったわけです。 また、「何も、誰も信頼できない」という意識も高まっているように思います。そして、自分自身も信頼できない対象に含まれてしまっているため、不信感が自らを成長させていく方向ではなく、新たに信頼できる何かを求めて迷走する方向に進んでいます。勝手に期待して持ち上げ、期待が損なわれるとハシゴを外すことが、これからも繰り返されるのでしょう。 この本の読み方としては、「勝間が書いた」という批判的な意識を捨てて、中立の気持ちで第4章(「まじめの罠」に対する処方箋)の内容を、自分の思考や行動と比較してみるのが一つの方法だろうと思います。本書で言う「まじめ」、私がここで書いている「責任回避」は、自分で考えず他人に判断を委ねることがその特徴となりますから、自分の価値基準を持っているのか、それは本当に自分の価値基準なのか、といったところに考えが巡るかと思います。 もちろん、私自身も自分の軸がきちんとしているわけではなく、時としてぶれたり、流されたりすることはあるわけですが、自分の基準で物事を判断して行動し、その結果を受け入れるという態度でありたいと常に考えています。 そういう考え方が、本来「まじめ」といわれたものではなかったでしょうか。本書で言う「まじめ」という表現に、個人的に違和感を持つのは、そのためなのかもしれません。

Posted byブクログ