ねじれの国、日本 の商品レビュー
TBSのラジオ番組「小島慶子のキラ☆キラ」の火曜日のパートナー、堀井のおっちゃん。 落語が好きでディズニーランドも好きな京都の人。 というイメージ、最初から好感しかありません。 物々しい見た目のわりに気の抜けた文章でほっとしました。 ラジオで喋ってるまんまだな! この独特の喋り...
TBSのラジオ番組「小島慶子のキラ☆キラ」の火曜日のパートナー、堀井のおっちゃん。 落語が好きでディズニーランドも好きな京都の人。 というイメージ、最初から好感しかありません。 物々しい見た目のわりに気の抜けた文章でほっとしました。 ラジオで喋ってるまんまだな! この独特の喋り口調に、慣れてない人にはきっと読みにくかろう。 今まで自覚はしないままなんとなく不自然さや無理さを感じていたことに「それってこういうことだからじゃないの」と答えをもらったような内容でした。 すでに知ってる人にとっては「それが今さらなんなの」というようなことかもしれないし、これだけが唯一絶対の答えだとも思わないけれど。 抽象的だけどたぶんまだ理解しきってないので、今言えるのはこれぐらい。
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「中国化する日本」(與那覇潤著、文藝春秋)を読む傍らで合せ読んだ。虚飾を施した国としての日本の起源を物語を採り上げ、今につながる「曖昧な日本」を考えさせる。個人的には、7世紀後半からの日本書紀編纂など大和朝廷および天皇家の権威付けの取り組みを「『日本国』起動プロジェクト」とするネ...
「中国化する日本」(與那覇潤著、文藝春秋)を読む傍らで合せ読んだ。虚飾を施した国としての日本の起源を物語を採り上げ、今につながる「曖昧な日本」を考えさせる。個人的には、7世紀後半からの日本書紀編纂など大和朝廷および天皇家の権威付けの取り組みを「『日本国』起動プロジェクト」とするネーミングが妙に気に入った。
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話し言葉、それも雑駁。 日本人論ではなく、日本人論的エッセイ。参考文献もついてないし、典拠・出典の記載も少ない。 面白いポイントも多いけれど、消化不良になってしまいそうな浅さ、曖昧さ。
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とってもラジカル。いわく「天皇は昭和憲法どころか、8世紀から「象徴」だった」「日本人は外向けに自分たちが必要としていない「国家」を無理やりでっち上げた」「中国にとって日本は「怖い」」などなど。ねじれた状態を維持して日本人が維持してきた日本の「芯」の部分は?という最後のオチは、正直...
とってもラジカル。いわく「天皇は昭和憲法どころか、8世紀から「象徴」だった」「日本人は外向けに自分たちが必要としていない「国家」を無理やりでっち上げた」「中国にとって日本は「怖い」」などなど。ねじれた状態を維持して日本人が維持してきた日本の「芯」の部分は?という最後のオチは、正直なところ「そんなものかなあ」というところだけれど、「空虚としての中心」などとスカしたこと言われるよりかはいい。
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言ってることは興味深かったり共感したりで面白いのだけど 文章がなんだか冗長で、もともと短いコラム3本くらいを 無理矢理新書の分量に増やしたのかな?と思ってしまった。 日本人は別に国際化なんかしたくないんだけど 体裁的に国際化するふりだけしてる という視点で身の回りを見てみると...
言ってることは興味深かったり共感したりで面白いのだけど 文章がなんだか冗長で、もともと短いコラム3本くらいを 無理矢理新書の分量に増やしたのかな?と思ってしまった。 日本人は別に国際化なんかしたくないんだけど 体裁的に国際化するふりだけしてる という視点で身の回りを見てみると なるほどガッテンということは多い。
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名コラムニストの堀井さんが書いた日本論。 「若者殺しの時代」「いつも大変な時代」が面白かったので、著者買いしてみた。 期待裏切らず、建国神話、天皇制、神道等々、ちょっと語るにはヤバそうな問題を、東アジアの文化性、中国との関係性から「ねじれがあった方が安定する」日本について語ってみ...
名コラムニストの堀井さんが書いた日本論。 「若者殺しの時代」「いつも大変な時代」が面白かったので、著者買いしてみた。 期待裏切らず、建国神話、天皇制、神道等々、ちょっと語るにはヤバそうな問題を、東アジアの文化性、中国との関係性から「ねじれがあった方が安定する」日本について語ってみせる。 面白い!
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新鮮な視点を提供してくれる、ホリイ版『この国のかたち』 http://www.amazon.co.jp/review/R331OIYUT5PWN9/ref=cm_cr_rdp_perm
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