分冊文庫版 ルー=ガルー2(下) の商品レビュー
何だかんだで一気読み。 物語の設定が異常に細かくて何で凝んなこと想い付くんだろうと感心させられる。 人物同士の問答と設定の説明でほぼページを使ってるが、何だか飽きさせないのは作者の筆力に尽きる。 京極物を読むとやっぱり人生観や生き方について少し考えてしまう。 この中毒性は僕に...
何だかんだで一気読み。 物語の設定が異常に細かくて何で凝んなこと想い付くんだろうと感心させられる。 人物同士の問答と設定の説明でほぼページを使ってるが、何だか飽きさせないのは作者の筆力に尽きる。 京極物を読むとやっぱり人生観や生き方について少し考えてしまう。 この中毒性は僕にはたまらない。
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全体の感想は上巻に。 十年越しのシリーズ第二弾だが、期待は裏切られなかった。だから大丈夫、第三弾だって待ってやる。だってそういう方向性の続編をほのめかすエンディングでしょ?
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2021.12.03 毒と薬 前作のとある事件の伏線の回収 10倍マン 律子も雛子もキャラが立っているし、美緒がいっそう奇想天外な感じで爽快。
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怒涛のストーリー。 戦う少女たち、かっこいい。 ルー=ガルーは「憑き物」なのか? むしろ、周りのバカな大人たちこそ、欲に塗れた大人たちこそ、「憑かれている」のではないか。 少女たちの成長譚と「昔のエンタメムービーじゃあるまいし」的なアクションが最高に気持ちいい。悪役はみんな...
怒涛のストーリー。 戦う少女たち、かっこいい。 ルー=ガルーは「憑き物」なのか? むしろ、周りのバカな大人たちこそ、欲に塗れた大人たちこそ、「憑かれている」のではないか。 少女たちの成長譚と「昔のエンタメムービーじゃあるまいし」的なアクションが最高に気持ちいい。悪役はみんな、ガチに悪役なので少女たちの高潔さがよりいい。そして彼女たちの関係性がいい。 それにしてもミオは絶対榎木津の血縁やと思うわ。あと神崎の血縁は好きになれんわ。
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いつものことだが、京極さんの作品は、ラスト10分の1くらいが、すごい。 怒涛。 ハチャメチャな中、前作から引き継いだ難問を、すべてを回収しつくした。 見事な着地だし、少女たちは、やっぱり最高にかっこいい。 また、見事に始末をつけてしまった。
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再読。しかし内容はすっかり忘れていた。一作目より昔の初読時のインパクトが薄かったからかもしれない。しかし、今改めて読んでみると前作と同じぐらい面白いと思えた。単純に娘たちの縦横無尽な活躍ぶりが面白いというのもあるが、語り部の一人で今作で活躍した唯一に近い大人である橡さんにだいぶ好...
再読。しかし内容はすっかり忘れていた。一作目より昔の初読時のインパクトが薄かったからかもしれない。しかし、今改めて読んでみると前作と同じぐらい面白いと思えた。単純に娘たちの縦横無尽な活躍ぶりが面白いというのもあるが、語り部の一人で今作で活躍した唯一に近い大人である橡さんにだいぶ好印象を持てたからだろう。自身の視点がもう児童ではなくすっかり大人になってしまったからなのか、橡さんの視点では随分と彼に感情移入してしまった。内容としては相も変わらず一人の妄執が全てを巻き込んで破滅していったという感じ。佐倉遼の妄執はそれを叶える手段や頭脳や機会がなければ発現することもなかったんだろうが、それが全て在ってしまったというところが一番の悲劇と言えるかもしれない。是非とも続編を読みたい…。
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面白い。疾走感が凄い。バイクだからか? 未来でも犯罪の動機は似たり寄ったりなのだなあ‥。 前作では2030年頃かなって思ったけど、もう少し先かな? 私がクヌギさんと同世代だとしたら、2050年頃? 上巻での律子の、「じゃあうちも友達ってことでいい?一瞬だけどバッタあったし」(細...
面白い。疾走感が凄い。バイクだからか? 未来でも犯罪の動機は似たり寄ったりなのだなあ‥。 前作では2030年頃かなって思ったけど、もう少し先かな? 私がクヌギさんと同世代だとしたら、2050年頃? 上巻での律子の、「じゃあうちも友達ってことでいい?一瞬だけどバッタあったし」(細かい台詞は違うかも)が好き。 どうも私は友情に弱いみたいで。 前作では葉月視点に感情移入できて、自分がこの世界に生きていたら葉月みたいになるだろうなあと思った。 コミュニケーション障害の兆候がある?程度の。 今作は律子視点とクヌギさん視点なんだけど、律子は強いというか、動じないというか、揺れることも含めて普通というか、京極さんぽいキャラクターだなあと。 改めて葉月が珍しいキャラクターなのかなと。 あ、未来だけど皆キラキラネームじゃないね! 一周回って普通の名前が流行ってるのかな。
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雛子から託された小瓶の中身は? 30年前の因縁が再び少女たちを終結させる。 前作からの伏線が回収されるシリーズ第2段。
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ルー=ガルーの続編です。続編があるような終わり方ではなかったので、驚きと期待で購入しました。(買ったのは2年くらい前・・・) 前作は葉月を中心として描かれていた物語でしたが、近作は前作で拉致された2人がメインでした。律子は救出されたとき意外登場していなかった記憶があります。 内容は予想外でした。「神崎」この名前が出てくるまで全然気づきませんでした。京極堂シリーズの中でも特に「ムカつく」犯人。犯人なのに、全部こいつが悪いのに、法的には罪を犯していないから裁かれることがない犯人。あの女の子孫がこんなに事業を拡大させて発展しているなんて・・・。 こうして読んでいて思ったのですが、京極堂シリーズに登場するメンバーの子孫もきっとこの世界で生きていることでしょう。榎木津一族はきっとどの時代でも変人なんだろうな、ちょっと見たいな、とか想像して楽しみました。美緒とあわせると恐ろしい破壊神コンビになるんだろうな。 今回の事件の真の動機・・・なんて自分勝手なんだ!これだからあの女の血筋は・・・・。 それにしても面白かったなー、京極さん大好きです。
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いやぁ、痛快。法の裁きも恐れず社会悪を断罪する少女たち。まさか京極堂シリーズ(邪魅の雫)とこんな形で繋がってくるとは。静かに現れる狼、いかすなぁ。
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