工学部・水柿助教授の解脱 の商品レビュー
とてつもなく感想が書きにくい小説でした。前2作よりもますます悟りの境地というか、向かうところ敵なしというか、とらえどころのなさは見事です。それでも、だからこそ、この文章が好きなのですよね。まさかの壮大な結末に、感嘆のため息でした。
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「工学部・水柿助教授の解脱」森博嗣 エッセイ風私小説。藁半紙色。 他のレビューで書いたかもしれませんが、自分、森博嗣の小説が体質的にあわないようで… これだけ売れてる作家さんの作品で、「あ、無理」ってくらい読めないのは珍しい。 一応10年間のうちくらいで、「すべてがFになる」「...
「工学部・水柿助教授の解脱」森博嗣 エッセイ風私小説。藁半紙色。 他のレビューで書いたかもしれませんが、自分、森博嗣の小説が体質的にあわないようで… これだけ売れてる作家さんの作品で、「あ、無理」ってくらい読めないのは珍しい。 一応10年間のうちくらいで、「すべてがFになる」「四季 春」「スカイ・クロラ」を読んだんですが、全部苦手でした。。 そんな自分が唯一、そして他と対照的に大ファンな森博嗣作品が「水柿助教授」のシリーズで。 とうとう終わってしまいました。 この理系風味というか、論理的雑談というか、大好き、はぁと。(作中表現より) 他作品でこれと似たような雰囲気のものがあれば是非、読んでみたいですね。 ☆4.5のくりあげ、(5)
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