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文化系のためのヒップホップ入門 の商品レビュー

4.2

32件のお客様レビュー

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2015/09/09

ヒップホップを全然知らなくても面白い不思議。 ヒップホップそのものが持つ意味が、これまで、私が親しんできたロックとは全く別なのが興味深い。

Posted byブクログ

2015/02/10

場としてのヒップホップを軸に対談形式で歴史を辿る。つまみ食いはしてたけどいまいちのめり込めなかったので、こういう本があると助かる。時間がある時に動画検索しながらもう一度読み返すことになりそう。

Posted byブクログ

2014/04/13

ヒップホップの歴史やロックとの比較等、わかりやすくて面白かった。 ロックは「天才」がシーンを牽引する「オリジナル」信仰なのに対してヒップホップは集合知的 ヒップホップは音楽ではなく、一定のルールの下で参加者が優劣を競い合うゲーム といったあたりが特に印象に残ったかな。

Posted byブクログ

2013/12/26

トライブ=部族転じてファン集団=ヘッズ レペゼン=代表転じて出身 イル=イカれてる転じて格好いい ドープ=麻薬転じて最高にイカした コンペティション 弱肉強食の世界 コンプトン ビーフ=アーティスト間の争い 競技 ジャマイカ ブロンクス クールハーク ジャイアンのジャイ子への愛...

トライブ=部族転じてファン集団=ヘッズ レペゼン=代表転じて出身 イル=イカれてる転じて格好いい ドープ=麻薬転じて最高にイカした コンペティション 弱肉強食の世界 コンプトン ビーフ=アーティスト間の争い 競技 ジャマイカ ブロンクス クールハーク ジャイアンのジャイ子への愛 ジェームスブラウン ドラムブレイク RUNDMC 起承転結の否定 アフリカバンバータ けんかが強いのに文科系 ブロックパーティ ネイティブタン デラソウル アメリカの黒人人口ってたかだか12〜13%なんで フォークロア【folklore】 民間伝承。民俗学 サウスセントラル→サウスロサンゼルス チカーノ バンダラップ サイプレスヒル ドジャース イーストLA 大喜利をやっている落語家に、道徳を求められても困る いかにクリエイティブに悪口をいうか ハンチング帽 ロックとフォークは自殺のことばかり考えていて、ラテンは他殺のことばかり考えている ロックは純文学、ヒッブホップはTwitter カニエウェスト リルウェイン リヴァースクオモ ハーバード大卒 ヴァンパイアウィークエンド 韻を踏みまくった歌詞はヒッブホップからの影響が濃い ミュージッキング音楽は行為である ワイルドスタイル ビートストリート 友情努力勝利 シグニファリング ワンピースはジェイZみたいな存在 手塚治虫はマンガ界のJB ヒッブホップはプロレスである ファンも分かった上で乗っている ビートたけしはスタンスが非常にギャングスタラッパー的 すべらない話って完全に仲間内でサイファーを作ってフリースタイルをやっているノリ 誰でも知っている日常のネタをいかに異常な発想で膨らませてウケをとるかというのもヒッブホップ的 feat. ひな壇芸人 ガレージバンド 初音ミク インディーロックはTwitterじゃなくてFacebook 知り合いにいいね!マークを付けてもらって自己充足みたいな

Posted byブクログ

2013/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒップホップの誕生から現在に至るまでの話が延々と書いてあって、正直興味ないとか、聞いたことのない人には実感が伴わない内容であるかと思いきや最後の方にある「ヒップホップの楽しみ方」の部分が面白かった。 「ヒップホップの楽しみ方」では本の序盤~中盤にある概要を元にヒップホップと他の文化の類似性について記載してある。 プロレスとの類似性という話がしっくり来て、要するに作る側の人間は問題を起こしたりビーフによって悪目立ちすることで話題を生み、聞く側の人間はそれを含めて楽しむ。 少なくとも文化系にとっての楽しみ方としては、自分との類似性、親近感を持つことではなくテレビの向こう側にあるエンターテイメントとして捉えるのである。 この楽しみ方は理に適っていると思うし、楽しむための視点を学ぶという理由において入門書として優れているものの、どうしてもやっぱり文化系から見るヒップホップは距離を置いたものというか、若干見下し気味になるような気がしないでもない。

Posted byブクログ

2013/10/26

「ヒップホップは即実的なルールのもとに行われるゲームである」という主張はとても興味深く、引き込まれました。音楽好きの日本人のためにヒップホップを分かりやすく解説する、というコンセプトも面白いと思います。 ただ、「入門」とタイトルについている割には、あまり丁寧な作りではない気がし...

「ヒップホップは即実的なルールのもとに行われるゲームである」という主張はとても興味深く、引き込まれました。音楽好きの日本人のためにヒップホップを分かりやすく解説する、というコンセプトも面白いと思います。 ただ、「入門」とタイトルについている割には、あまり丁寧な作りではない気がしました。 特に、年表が無いのは致命的な欠陥だと思います。 アーティスト名は本文中に数多く登場するのですが、それぞれが活躍した年号など横軸の情報が薄いため、大局でのヒップホップの流れが見えにかったです。いちおう、章を追うごとに現在へと近づく構成にはなっていますし、前半のヒップホップ誕生部分は流れに沿っていて理解しやすかったですが、後半の章は年代とリンクさせて理解するのは難しかったです。 例えば、冒頭にヒップホップ年表を記載しておくだけで、そこに戻って流れを確認しながら本文を楽しむことができるようになり、ヒップホップ史の流れも理解しやすくなるのではないかと思いました。 入門というのだから、紙面上ももっと工夫をして欲しかったです。例えば、アメリカの地図を記載して、その上にどのアーティストがどの地域で活動しているかを図解で分かるようにするとか、「音楽だけでなくアーティスト同士の人間関係を楽しむこともヒップホップの要素の一つ」と言うのなら、レーベルを含めた人物相関図を載せるとか。ヒップホップを題材にするのであれば、もっと遊び心が入った本に仕上げても良かったのではないでしょうか。 また、せっかく「音楽ライター」と「アメリカ文学者」の対話形式となっているのに、あまりその肩書きと役割分担が効果を発揮していなかったのも残念でした。どちらがどの発言をしているのかも、意識して読まないと頭に入ってこないと思います。 読み進めていく中で、ところどころヒップホップに対する新しい発見があって面白いとは思いましたが、それ以上に、少し工夫をすればより分かりやすく面白い本になったのではないか、ということを強く感じました。

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2013/08/06

勉強になった。ヒップホップが分からなかったので90年代は最新の音楽から離れてしまった。当時は絶対理解出来なかったろうし仕方ない

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2013/06/27

いや〜面白い。菊地成孔氏のアフロ論などの音楽論にも繋がる話がありつつ、しかしかなり分かりやすい本になってる。オールドスクールからニュースクールを経て、どのように今のようなラップの姿になったのか…、自分にとってはスッポリ空いた空白の部分を埋めてくれた、意外にもかなり衝撃的著作!

Posted byブクログ

2013/06/03

なにが文化系?なのかはよくわからない。 たぶんヒップホップを語るにあたって仕方ないのだろうけど、人名やグループ名がとにかく多くて、ひとりにつきほとんど触れないこともあるために、この記述って意味あんのかな、と。まあディスクガイドみたいな使い方をするならいいのかな。 ヒップホップと...

なにが文化系?なのかはよくわからない。 たぶんヒップホップを語るにあたって仕方ないのだろうけど、人名やグループ名がとにかく多くて、ひとりにつきほとんど触れないこともあるために、この記述って意味あんのかな、と。まあディスクガイドみたいな使い方をするならいいのかな。 ヒップホップとは…… 男子中学生同士の洗練された口喧嘩。内省やオリジナリティ重視がロックであるならば、ヒップホップは外部から検索してとってくるクラウド的イメージ。ロックが純文だとすると、文学の世界もだんだんヒップホップ的になってくると予想しているけど…トマス・ピンチョンみたいな感じかな? ロックの聖域が「駄目な僕」で、「個」よりも「場」を重視するヒップホップはそこになかなか踏み込めないだろう、と。例外はカニエ。 そりゃなんか面白いわな。たしかにみんなで集まって自分だめ自慢したって何もかっこよくないし。日本人ちょっとこの気ありそうだけど。 「ヒップホップ」=「日本の芸人」は前から思ってた。

Posted byブクログ

2013/02/12

ヒップホップの歴史とその特徴を大まかにつかむことができた。ヒップホップを音楽ジャンルとして捉えず、「場」と捉えることで、そのゲーム性の面白さを理解できた。これから発展するカルチャーは市場原理主義のゲームから逃げないジャンルが面白くなるように思った。

Posted byブクログ