東雲侑子は短編小説をあいしている の商品レビュー
高校一年生か中学三年生くらいにおすすめしたいという意味での「ジュブナイル」 よりみちのない良い意味で狭い視野の恋愛小説 「青春」という方に寄らないところが良いところ ただその分学生がお金を出して買って読みたい本かというと 「ラブ」の後ろに「コメ」をつけたほうがこのまれるのだと思う...
高校一年生か中学三年生くらいにおすすめしたいという意味での「ジュブナイル」 よりみちのない良い意味で狭い視野の恋愛小説 「青春」という方に寄らないところが良いところ ただその分学生がお金を出して買って読みたい本かというと 「ラブ」の後ろに「コメ」をつけたほうがこのまれるのだと思う 「コメ」の前についている「ラブ」と恋愛小説の「恋愛」が一緒かはさだかでない ライトノベルのジャンルでも「コメ」にも「青春」にも頼らずとも 例えば『狼と香辛料』とか 男女関係のうれしはずかしもどかしさを感じさせるものは出来うると思うので もっとこの手のを読みたいと言う意味で頑張ってもらいたいものだが 同性同士の関係もつきつめないのが 社会性のない大人でないライトノベルを買う年代の自分というものでもある というより単に簡にはずかしいからというほうが正しいか ファミ通文庫はいまいひとつなんだかよくわからなかったが 『思春期妄想』『ヒカル』『カマタリさん』そしてこれと 各種ライトノベル度強弱男女双方振り幅つけて恋愛からめたものを出しているところ 実に故文庫の「L・O・V・E!」寄せを受け継ぐにふさわしい バカテスの終了と共に終焉しないことを期待したい
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こういう不器用で甘酸っぱい恋愛なんてものは、高校生くらいじゃないとできないな。とし食ってこんな恋愛物語を読んでしまうと、自分の失った、二度と取り返せないものに対する郷愁がひどい。 そういう恋愛の物語。
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初読みの作家の方。この方の違う作品の感想を見て気になり、図書館に行った時に別の作品を見つけ手に取ったのが動機。図書委員で一緒になった女子生徒が実は高校生作家で、長編の恋愛小説を書くために取材の一環で主人公と付き合うことになってくうちに主人公が女子生徒を好きになっていくという話の筋。「うらやましいぜ、コンチキショー」と思いながらも、ラノベにありがちなテンプレ的展開だなと思いながらも読んでしまうのは自分がこういう話が好きだからなのかもしれない。あーうらやましいな。コンチキショー。感想はこんなところです。
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図書委員として組んでいる相手が ある日小説家だと気がついた。 兄の雑誌にちょっとしたいたずらを…で貰ったサイン。 それと引き換えに始まる交流。 いやもう甘酸っぱさ大量投入です! もやもやも、気がつくさまも、もどかしさも にやにやしながら、というよりは、嬉し恥ずかし、な ちらちら...
図書委員として組んでいる相手が ある日小説家だと気がついた。 兄の雑誌にちょっとしたいたずらを…で貰ったサイン。 それと引き換えに始まる交流。 いやもう甘酸っぱさ大量投入です! もやもやも、気がつくさまも、もどかしさも にやにやしながら、というよりは、嬉し恥ずかし、な ちらちら具合いです。 取材のために付きあい始めたというのに それを題材にしたのは…。 いつか、読めるでしょうか?w
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『東雲侑子』シリーズ、続編『…は恋愛小説をあいしはじめる』続々編『…は全ての小説をあいしつづける』の全3冊、完結。 3年かけて二人の愛が深まっていきます。コメディの無い、純粋ラブライトノベルの傑作。 1冊目の大人風服装の東雲にドキドキした。
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タイトルの「響き」がなんとなく気に入ったのと昔、よく読んでいたラノベ作家だったりもするんで購入…読了したんですけれどもまあ…なんというか、一般小説になり損ねたライトノベルというか…心情描写がやたら多いので人によっては辟易するかもしれませんねぇ…自分はまあ、そこまで苦痛には感じませ...
タイトルの「響き」がなんとなく気に入ったのと昔、よく読んでいたラノベ作家だったりもするんで購入…読了したんですけれどもまあ…なんというか、一般小説になり損ねたライトノベルというか…心情描写がやたら多いので人によっては辟易するかもしれませんねぇ…自分はまあ、そこまで苦痛には感じませんでしたが…。 ヽ(・ω・)/ズコー 表紙もなかなか良い感じなんですよねぇ…センスがあるというか。けれども、内容はまあ…どうなんでしょうねぇ…ありきたりなお子様用恋愛小説とでも言うべき内容でしたね! ヽ(・ω・)/ズコー でもまあ、文章の感じは悪くはなかったので最後まで読めましたけれども…後半のヒロインとのああいったシーンは編集者さん、どう考えていたのでしょうか? それともこれくらいは現代のライトノベルでは普通なんですかね?? いわゆるエロシーンみたいなシーンなんですけれども…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、でも全体的には一般小説目指してますよ☆ 他のラノベとは一線を画しますよ☆ ←みたいな空気を感じで微妙っちゃ微妙でしたねぇ…さようなら。 ヽ(・ω・)/ズコー
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ふつうに面白かった 小説家の同級生と取材のために付き合うことになる話 疑似恋愛のはずなのに ドキドキするのはなぜかしら的な 司書のお姉さんが… これはズルい(笑)
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素朴な一人の男子高校生の物語。 三波君の振る舞いは男子高校生としてはよくあるもの、と思わせるもので、中々ベタな展開だなあと思いながら読んでいた。 しかしながら、東雲さんとの初々しいやり取りを経てもなお、短絡的に欲望のままに行動を起こさない三波君の思索に、最後まで飽きずにスラスラと...
素朴な一人の男子高校生の物語。 三波君の振る舞いは男子高校生としてはよくあるもの、と思わせるもので、中々ベタな展開だなあと思いながら読んでいた。 しかしながら、東雲さんとの初々しいやり取りを経てもなお、短絡的に欲望のままに行動を起こさない三波君の思索に、最後まで飽きずにスラスラと読めた。 複雑な内面を一つ一つ整理して書かれている作品は読んでいて楽しい。
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前々から読んでみたくて、やっと読めました。 森橋先生は以前「三月、七日。」を読んでから 良いなと思っていましたが、今回もなかなかどうして。 有美さんみたいなキャラは女の目にはいるのかよ、 と思いかけて、女性の少女漫画でそっくりなキャラが いたのを思い出しました(笑)。 というのも...
前々から読んでみたくて、やっと読めました。 森橋先生は以前「三月、七日。」を読んでから 良いなと思っていましたが、今回もなかなかどうして。 有美さんみたいなキャラは女の目にはいるのかよ、 と思いかけて、女性の少女漫画でそっくりなキャラが いたのを思い出しました(笑)。 というのも、川原由美子先生の「前略・ミルクハウス」(懐かしい!) の芹香ちゃんと藤くんを思い出したのです。 この、思春期を卒業しかけの男の子とお姉さんぶる 異性のみに受けそうな古典的女子というのは今も昔も王道かも。 そしてそこに新たな風を吹かせる毛色の違う女の子の存在も。 ここで終わっても綺麗だけれど、ここまでだと 「短編」の良さなので、続刊も気になります。
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ライトノベルである。 太宰治とか芥川龍之介とかが書く日本の名作と呼ばれている小説と比べ、確かに時代背景は違うし普段使っている国語自体が大きく様変わりしてはいるのだが、本質的に大きな差は無いと思うのである。で、3巻で完結している様でもあるのでチョット読んでみました。 高校生の恋愛...
ライトノベルである。 太宰治とか芥川龍之介とかが書く日本の名作と呼ばれている小説と比べ、確かに時代背景は違うし普段使っている国語自体が大きく様変わりしてはいるのだが、本質的に大きな差は無いと思うのである。で、3巻で完結している様でもあるのでチョット読んでみました。 高校生の恋愛小説と言うと、私が中高生の頃にどぎまぎしながら読んでいた富島健夫の小説を思い起こすが、あっちの方面は彼の小説より過激ではないのである。ライトノベルならではなのかもしれない。 東雲侑子は高校1年生にして小説家というのはやや強引な設定(最近ではそうでもないのかもしれぬが)ではあるし、その浮き世離れ過ぎる性格もかなり強引な設定ではあるが、十分に興味を引くキャラクターとして描かれている。そして可愛いのである。 本書は、続きが楽しみな余韻を残してくれていて、ついつい続けざまに3冊読んでしまった(^_^;
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