僕は友達が少ない(7) の商品レビュー

平坂読【著】

2011/11/09

今巻の隣人部は悪ノリめいた暴走が（比較的）抑えめ。そのぶん、ネタ自体に挑戦的なものが増え、七巻目にしてもクオリティが衰えていない。このシリーズの面白いところは、部員間の力関係がテンプレートに終始せず、状況次第で大胆に変わることだと思う。特に今巻の、脚本をめぐる星奈と夜空のやりとりは、そのあとの夜空の反応も含めて、たいへん深みを感じた話だった。

2011/11/02

「はがない」７巻まで読了。ストーリーを説明してもこの作品の魅力はまったく伝わらないだろう。7巻で「友達」の話になってなぜ面白いかと言えば、過去に隣人部のメンバーが積み重ねてきたエピソードがあるからなのだ。友情の話だからこそ、無駄に過ごしてきた賑やかな日々がじわじわときいてくる。

この作品も、物語の筋だけ追って評価してもダメな作品だと思う。基本はショートコントだけれど、賑やかな日々が積み重なるからこそ、隣人部メンバーの仲良くなっちゃった感がしっかり伝わるのだ。友情の話をするとき、エピソードを積み重ねるという手法は不思議なほど効果的だなぁ。

「実は聞こえていないふりをしていた」とか、ちょっとズルいしリアリティーを欠くというか、現実味には乏しいと思う。小鷹のハーレムっぷりにも説得力がない。が、漫画的な中な話でありながら、きちんと友情を描いているかなぁ、と思うのだ。

つまり何が言いたいかというと、徐々にダメっ子に堕ちていく夜空がものすごく可愛いのだ７巻はｗ

2011/10/28

期待の新キャラ！？と思わせぶりな二人はモブと変わらない。今後出番が増えるにしても今回は挿絵なくても良かったレベル。

もう残念でもなんでもない。アニメ見て最初の頃思い出してより一層そう思う。
だが今勢いがあるのは事実だし他の作品を見ても、今ラノベに多くの人が望んでいるのはこういう展開なのかもね。

2011/10/25

アニメも始まったはがない最新刊。
面白いは面白いんだけど、なんだかアニメの台本を追ってるみたいで読み物としては正直どうなんだろ。
最初の頃にあったようなひねくれてるけどハイテンションで笑える掛け合いもなくて、大きいフォントで無理やり勢いつけようとしてるような・・・
相変わらずぶりきさんの絵がかわいいんで★3つ。

2011/10/23

11.10.22読了。星奈の許嫁の話、夜空とセボーンと猫カフェの話、映画をとる話、三日月夜空の転落。理科の始動。おもろいわー！

2011/10/20

ハーレムの大前提で中心となる人物が鈍くて周囲の好意に気がつかない、というのがあるけれども、今回新しいパターンを見た。
あまり例を見ないかなぁ。

色々と（たぶん、後付の）設定が広がってきて、そろそろ収束させないと破綻するかなー、っと思ってたりする。

さて、どうなるやら。

2011/10/14

　近頃、小説としてこれはどうなんだ、といわれることもありますが、相変わらずこのシリーズ好きです。
　ということで、7巻を読み終わりましたのでレビューを。

　誰もが気づき始めていた事実、というかツッコミたかったことがこの話でついに・・・！　という感じですが、今回もはがないワールドを展開してくれました。
　ただ、その世界観に慣れつつあるのか、少しネタがマンネリ化してきたんではないか、と思えてきた。
　アニメ化やゲーム化も決まり、まさに絶好調なはがないですが、これからも頑張ってもらいたい。

　少し文章面では衰えが見えるのではないか、と思ったのは私だけかもしれませんが、これからの展開に期待します。後、絵は相変わらず綺麗です。

2011/10/07

なんか微妙に覚えてないなーと思ったら６巻を読んでなかった。それでも楽しめる安定の残念部。

夜空の新しい魅力が満載の巻でもあるが、理科からそばかすと白衣を取ったらこんなにかわいいのかと。ほんとブリキ絵は最高だな！
今回ははがないにしては珍しくストーリーのようなものがあった。まあ結局はいつもどおりに落ち着くのだろうけど。

2011/10/06

この巻はもう痛すぎて読むのが辛かった。
映画のくだりとか。最近肉にイイカッコさせすぎな気がします。
薄々思ってたけど作者は夜空さん嫌いなんじゃないですか？
あと、最後のシーン「唇を笑みの形に歪め」って表現がありがちすぎて痛々しいと思います！
7巻だけじゃないけど、よく出てくる「口をモニュモニュさせて」ってのが気持ち悪くて嫌いです。

2011/10/04

話が進んでいるようで、進んでいない
モヤっとした感じ今回のお話。
星奈との婚約話はこれからどうなる
のだろうか、いままで散々引っ張って
きたので、ちゃんと収束して欲しい。
最後に理科の言葉で物語が第二ステー
ジに進むようなので、次巻が楽しみ。