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わくらば追慕抄 の商品レビュー

3.5

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/04/06

前作の軽く優しい雰囲気に比べてこちらはちょっと重く、一話読み終える毎にあれこれ考えた。 どちらも面白い事には変わりないのでまた続きを出して欲しい。

Posted byブクログ

2021/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わくらばシリーズ第二弾。わくらば日記に続いて、人の優しさと哀しみが心を打つシリーズが、永遠と読めなくなるんが個人として寂しくなる。そして仲の良い姉妹の前に現れた謎の女性、彼女は憎しみに満ちたまなざをお姉さんに向ける。それは… 感想は別の所に書いているので、気になった方はご自由にお読みください。 この下の概要のリンクをクリック     ↓↓↓ https://twitter.com/futonneko_/status/1392798146275823623?s=20

Posted byブクログ

2020/10/31

『わくらば日記』の続編。昭和の世界にタイムスリップできるとても優しい雰囲気の世界。それはいいけど全体としては消化不良感が強い。主人公が成長した分読みやすくなったけど何とも灰汁が抜けたというか味が薄くなったというか。悪くはないけどいまいちな感じ。

Posted byブクログ

2018/05/11

「わくらば日記」に続く、わくらばシリーズの続編。 人や物の記憶を「見る」ことができる姉と、活発な性格の妹。そんな姉妹が知り合った刑事や関係者たちと、難解な事件を解決していくストーリー。 短編のようにいくつかの物語が収録されているが、時系列で進んでいくので、ちょうど「日記」を読...

「わくらば日記」に続く、わくらばシリーズの続編。 人や物の記憶を「見る」ことができる姉と、活発な性格の妹。そんな姉妹が知り合った刑事や関係者たちと、難解な事件を解決していくストーリー。 短編のようにいくつかの物語が収録されているが、時系列で進んでいくので、ちょうど「日記」を読み返しながら回想しているような構成になっている。 ただ記憶を「見る」だけではなく、状況をよく観察し、その真意を判断することができる姉の思慮深さと、誰に対してもまっすぐな妹の性格は、この本をいつまでも読んでいたいと思わせるのに十二分なものである。 そんな姉妹だからこそ築くことができる人間関係と、ふたりが関わるキャラクターたちの魅力に虜になるでしょう。 続編を期待します。

Posted byブクログ

2017/03/01

短編集。 宗教というものが本当に人を救うのかどうかはわからない。 でも、きっと心の中の平安を求めて宗教と向き合っているのだろうと思う。 金に執着する宗教はまがいものだ。 昔そんなふうに言っていた人がいた。 もしかしたら、ナカツギさまにはわずかかもしれないけれど本当に不思議な力があ...

短編集。 宗教というものが本当に人を救うのかどうかはわからない。 でも、きっと心の中の平安を求めて宗教と向き合っているのだろうと思う。 金に執着する宗教はまがいものだ。 昔そんなふうに言っていた人がいた。 もしかしたら、ナカツギさまにはわずかかもしれないけれど本当に不思議な力があったのかもしれない。 でも、会長に利用されるようになってから、少しずつ間違った方向へずれていってしまったように思った。 幸せになりたい。誰でも願うことだけれど、幸せかどうかは自分の心が決めること。 人と比べて羨んだり妬んだりしていては、きっといつまでも本当の幸せは来ない気がした。

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2017/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吹雪が登場したときは、鈴音との過去を気になるぅみたいな感じを起こさせたけど・・・結局なに??鈴音はなぜ死んだのか、よくわからなかった。あまりさくさく読めなかったから、途中でやめそしてまた読みって感じなので、見落としたかな・・・。

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2016/03/12

わくらばシリーズ第2弾。今回も『夕日の三丁目』の様な世界観に浸りつつ読了。やっぱり面白いね、このシリーズ。ワッコちゃん姉さま茜ちゃんのまるで三姉妹の様な掛け合いにホッコリし、薔薇姫の登場にドキドキし、神楽刑事の兄キの名前に苦笑し、おまわり秦野さんの〇〇にシンミリし、何だか...

わくらばシリーズ第2弾。今回も『夕日の三丁目』の様な世界観に浸りつつ読了。やっぱり面白いね、このシリーズ。ワッコちゃん姉さま茜ちゃんのまるで三姉妹の様な掛け合いにホッコリし、薔薇姫の登場にドキドキし、神楽刑事の兄キの名前に苦笑し、おまわり秦野さんの〇〇にシンミリし、何だか読んでて非常に心地いいんだよなぁ。ノスタルジックな昭和事件簿なんだけど、その中で生きる哀しみや優しさとか意欲とか教えてくれる。現代人に希薄な"大事な事"を目覚めさせてくれる。読み進む度、姉さまの命のカウントダウンが刻々と迫るのが堪らなく切ない。シリーズ第3弾早く書いてよ朱川さん(笑)

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2015/04/15

同じ能力を持つ謎の女性が現れて、姉とは全く違う使い方をすることで人に不幸を与えていき、二人の過去も匂わせます。疑問は残されたままいつものように姉の力で問題を解決していきますが、最後もまたその女に邪魔をされ、あまりすっきりしない終わりで、次回もこのようにたびたび邪魔されていくのか、...

同じ能力を持つ謎の女性が現れて、姉とは全く違う使い方をすることで人に不幸を与えていき、二人の過去も匂わせます。疑問は残されたままいつものように姉の力で問題を解決していきますが、最後もまたその女に邪魔をされ、あまりすっきりしない終わりで、次回もこのようにたびたび邪魔されていくのか、そして姉があまり長く生きられなかった理由も明らかになるのかなど気になるところで終わっています。続編はまだないようなのでもやっとします。

Posted byブクログ

2015/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「わくらば日記」の続編。主人公たちは小学生から思春期を迎えて「箸が転がってもおかしい世代」ならではの楽しい雰囲気が充満している。リンネさんと同じ力を持つのに、正反対の気性を持つ、気になる薔薇姫も登場。 あっという間に読んでしまった。 この続きもぜひ拝読したいです。

Posted byブクログ

2014/05/05

不思議な能力を持つ病弱で美しい姉と、妹のワッコちゃんの ノスタルジックな昭和事件簿第2弾。 どこか物悲しい雰囲気を含みながら、本作では 薔薇姫という敵が出てきます。 姉さまと同じ力を持っていて、それを悪用している。 しかも、薔薇姫は姉さまのことを知っている? 正体は明かされてはい...

不思議な能力を持つ病弱で美しい姉と、妹のワッコちゃんの ノスタルジックな昭和事件簿第2弾。 どこか物悲しい雰囲気を含みながら、本作では 薔薇姫という敵が出てきます。 姉さまと同じ力を持っていて、それを悪用している。 しかも、薔薇姫は姉さまのことを知っている? 正体は明かされてはいないから、きっと続くんだよね? 前作もそうだったけど、読み始めた時に想像している 事の成り行きとは、全く違う結末がいつも待っていて そこに優しさや温もりを感じる終わらせ方をしているから 安心して読むことができます。

Posted byブクログ