ダンガンロンパ/ゼロ(上) の商品レビュー

小高和剛【著】,小松崎類【絵】

2024/05/04

ゲームの前日譚となる小説。
序盤は小説の新キャラ?2人がメインで話が進むので少し世界観に入り込めずにいたが、
とあるキャラが出てきて活躍し始めてからワクワクしながら読み終えた。
ゲームが楽しかった人にはオススメしたい小説。

2023/10/12

ゲームは無印、2、V3までプレイしたが書籍を読むのは初めて。 普段小説を読むのにはもっと時間がかかるのだがするする読めてあっという間に終わってしまった。
主人公の音無は出来事を次々忘れる体質のうえ、松田くん以外の人物や物事は「関係ない」と興味を示さず極端に視野が狭いキャラ。今後『音無は見落としているが実は起こっていた事柄』みたいな叙述トリックがありそうでドキドキする。

2023/02/25

ゲーム発のコンテンツの小説を読んだのは初めてでした。モノローグが少なく、会話文の分量が多く戸惑いがはじめはあったが、そのうちこういうもの、として慣れていった。内容は楽しめました。

2023/02/11

上下巻読了。
言わずと知れたゲーム「ダンガンロンパ」の前日譚。ゲームをやってない人は読まない方がいい。
まあ、そんな人いないでしょうが。
まあご想像通りゲーム本編の世界観を補完する内容で、ゲームと同じ方が書かれているとのことでストーリーや設定、雰囲気にブレがなく、本編との繋がりは悪くないと思う。
ただ作品単体でみるとゲームの時は魅力であったサイコポップという志向が小説では少しうざったいと感じた。セリフの応酬が冗長で謎を引っ張る割に展開がなかなか進まず…
ま、一応オチみたいなものはあったので☆2にしてみました。

2023/02/11

ダンガンロンパ１作目の前日譚。ただし、ゲーム本編のネタバレにつながるので時系列順に触れようとするのは厳禁。

とりあえずは謎だらけ。主人公の文体に引きずられながら、学園内で繰り広げられる冒険を見守ることになる。記憶に関する設定が、謎を解く鍵になりそうだが……。

セリフひとつで本人だとわかる霧切さんの存在感ってすごいな。黒幕以上によくできたキャラクターだと思う。夜助くん、何でその雑誌やねんｗ　無駄に出来が良すぎるし……しかも値段高くね？

2022/09/13

内容はさて置き、小学生みたいな文体は読みにくい。原作のゲームもそうだが、好きな人とそうでない人の差が激しそうだ。

2017/02/28

グッチョグチョ、ドロドロのグロ描写があります。
ゲームのダンガンロンパだと、規格の関係もあるのでグロい部分は隠されたり暗喩されたりで大してグロくありませんが、小説は文字のため遠慮がないです。
首吊った年老いたおじ様の足元に出来た排泄物の水たまりに落ちたノートを普通に拾っていたり、死体をヒールで踏みつけて肉塊にしたり、本当に遠慮がないです。
ただ、主人公自体は全く負傷したりしないので主観的な痛みの描写などは無いため、そういうシーンで｢アイタタ｣となってしまう人でも大丈夫です。

ストーリーは、ダンガンロンパだなあっていう感想です。
あるキャラの下ネタが割と笑えないレベルでエグいのがもうちょっとどうにかならないかなあと思いました。女の子にそんな事言ったら普通通報モノですよ。

2016/12/31

突然ピンクから入る衝撃はさすがダンガンロンパだなと思いました。個性的なキャラクター目白押しで、それだけでワイワイしてかなり場面に盛り上がりがありました。モノクマの出番は……

2021/04/08

ゲーム、ダンガンロンパの前日譚。
小説というより音無涼子のノートを読んでいる様相。
霧切親子が会話しているのが嬉しい。

2016/04/02

※このレビューでは上下巻を扱っています。
※暴力及び流血、性表現の含まれる作品です。

【印象】
ある男の子を好きすぎる女の子でしょうか。記憶。
本作はゲーム「ダンガンロンパ」連作における第1作の前日譚に当たります。まずは第1作をプレイし、それから本作に触れるのをとても強くおすすめします。
第1作を楽しめた人ならば本作も楽しめるでしょう。

【類別】
小説。
ミステリあるいはサスペンス、ロマンス、サイコスリラー、の要素。

【構成】
魅力を適切に説明するのが難しいですが、ともあれ順序通りに読みすすめてほしい作品です。
通読後に再読する楽しみが確かにあります。
一部挿絵も物語上のひとつの機能を担っていると感じました。

【表現】
地の文は基本として特定人物の一人称視点ですが、その他人物らによる三人称一元視点で語られる場面もあります。
文体は平易。
挿絵が1巻当たりに4頁ほど含まれます。

【備考】
ゲーム『ダンガンロンパ』（第1作）を収録している『ダンガンロンパ1・2 Reload』についてのレビューは下記URL。
http://booklog.jp/users/70x20/archives/1/B00DS3SZMQ