天地明察(一) の商品レビュー
江戸時代に自力で暦(大和暦)を作り、平安時代以来となる改暦を達成しt渋川春海の半生を描いた作品。数学が得意で、当時の日本における第一人者である関孝和とのライバル関係も描かれる。
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小説はもとよりゲーム、アニメ、漫画原作などマルチに活躍する異才、冲方丁 (うぶかたとう)の初の時代小説にして、本屋大賞・吉川英治文学新人賞など 数々の賞を受賞したベストセラーを完全漫画化! 江戸時代初期、日本独自の 暦を製作した渋川春海の山あり谷あり、囲碁あり算術あり天文ありの人...
小説はもとよりゲーム、アニメ、漫画原作などマルチに活躍する異才、冲方丁 (うぶかたとう)の初の時代小説にして、本屋大賞・吉川英治文学新人賞など 数々の賞を受賞したベストセラーを完全漫画化! 江戸時代初期、日本独自の 暦を製作した渋川春海の山あり谷あり、囲碁あり算術あり天文ありの人生を実 力派絵師・槇えびしが爽快に描く! 2012年秋、映画全国ロードショー!
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原作は上下巻、漫画は全9巻。完結済み。江戸時代の、日本初の独自の暦を作成した中心人物が主人公。 根っからの文系で数学は非常に苦手ですが、のめり込む勢いで読めました。 作画はとても世界観に合っている。 登場人物の総じて魅力的。 主人公に多大な影響を与えることとなるおじいちゃんズ。 ...
原作は上下巻、漫画は全9巻。完結済み。江戸時代の、日本初の独自の暦を作成した中心人物が主人公。 根っからの文系で数学は非常に苦手ですが、のめり込む勢いで読めました。 作画はとても世界観に合っている。 登場人物の総じて魅力的。 主人公に多大な影響を与えることとなるおじいちゃんズ。 狂言回しさながらに、そこに居らずして主人公を突き動かす人物の使い方もお見事。 暦がどうなるのか、主人公は願いを果たせるのか。 そんなものはこの現代、概要だけでいいならネットで調べればすぐに判る。 だが、その経緯を如何にして読者の心を掴むように見せるか、読ませるか。その難しいミッションを過不足なくこなした本であると思う。 おすすめ。 追加:原作読んでみました。 内容と展開、科白まで殆ど原作と同じです。ただ、最後の最後の最後の〆方が違いました。どちらがいいというわけではなく、漫画は漫画なりのニーズに合った感じの〆であり、回帰的ないい終わり方であると思います。
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漫画でも難しく感じるのに、これを最初に小説で読んでも私は全く理解できないだろうなぁ。直角三角形に内接する等円が2つ。この円の直径はいくらか?という問。解は七分ノ三十寸(30/7)漫画家+担当の解説を見ながらならなるほど!と理解できた。三角形の比と補助線、x、y、rと使ってたのは現...
漫画でも難しく感じるのに、これを最初に小説で読んでも私は全く理解できないだろうなぁ。直角三角形に内接する等円が2つ。この円の直径はいくらか?という問。解は七分ノ三十寸(30/7)漫画家+担当の解説を見ながらならなるほど!と理解できた。三角形の比と補助線、x、y、rと使ってたのは現代ゆえだろうけど、後者の置き換えを昔の人はどうやっていたんだろう?いろはを使った?●や▲などの記号を使った?考えながら読んだせいか、1冊読むのに時間かかったわ(笑)理数科の人が好みそうな、そんな作品。
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全巻 碁、星、暦、算術、かたくて面白みの無さそうなものを、うまくからめている。もとが小説なので、出来がよく、面白い。
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定時制高校で外国人学生の授業のお手伝いをしていたことがある。 学生の頃から私は算数・数学が大の苦手だったけど、この体験を通して初めて面白いと思えた。 日本語がイマイチな学生たちが真面目に勉強に取り組むと、まず最初に点数に結びつくのが数学なのだ。 なんて平等。 言葉がいらない世界...
定時制高校で外国人学生の授業のお手伝いをしていたことがある。 学生の頃から私は算数・数学が大の苦手だったけど、この体験を通して初めて面白いと思えた。 日本語がイマイチな学生たちが真面目に勉強に取り組むと、まず最初に点数に結びつくのが数学なのだ。 なんて平等。 言葉がいらない世界はあるのだ、と感動すら覚えた。 私が中間や期末に頭を悩ませていた頃、数学はいつも正体不明の壁だった。 だけど本当は、数学の世界は数字という共通言語で構成された、シンプルで綺麗な世界だった。 そんなことに丁度気づいた頃に出会った漫画。 漫画で3巻まで読んで、小説で読みなおした。 読んでいない部分は小説も面白く感じたけど、視覚的になった分だけ漫画の方が全体的に面白いかな。
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冲方丁(うぶかた とう)さんの天地明察がコミックになっているのを知り、早速読んでみた。 勢いで4巻まで読了してしまい、味わうように再読しつつ、順番にレビューなどナド。 第1巻は、 渋川春海こと安井算哲が磯村塾を訪れ、村瀬さんから「一瞥即解の士」である関考和の稿本を借りるまで。 ...
冲方丁(うぶかた とう)さんの天地明察がコミックになっているのを知り、早速読んでみた。 勢いで4巻まで読了してしまい、味わうように再読しつつ、順番にレビューなどナド。 第1巻は、 渋川春海こと安井算哲が磯村塾を訪れ、村瀬さんから「一瞥即解の士」である関考和の稿本を借りるまで。 徐々に自分が何を欲しているのか、気が付き始めます。 原作が大好きなので、語弊はありますが、良く出来たコミックです。 オススメです。
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地学が好きな理系女子にはぜひ読んでほしい。歴史が多少苦手でも大丈夫です。何より,算哲くんの表情がとても豊かでかわいい!! 学生時代すごく苦手だったはずなのに,数学っておもしろいのかもしれないなと感じてしまいました。
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じっくり読んでいると 星空が見えてきそうなマンガ。 時代劇だけに、神秘さが増していて面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
画が綺麗だったので読んでみました。 数学は苦手なので、問題解くのに夢中になる気持ちは分かりませんが、主人公が関さんに憧れ、嫉妬するところは良かったです。
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