最後の冒険家 の商品レビュー
気球で太平洋横断なんて夢物語をそれも手製の気球で挑戦したサラリーマン冒険家いたなんて初めて知ったし、衝撃を受けた。 神田は、前日読んだ「凍」のクライマー山野井とは正反対の良い意味で正に純粋な冒険家、悪い意味でアマチュア。 山野井の遭難がおそらく世界の誰がどんなに入念に準備をして挑...
気球で太平洋横断なんて夢物語をそれも手製の気球で挑戦したサラリーマン冒険家いたなんて初めて知ったし、衝撃を受けた。 神田は、前日読んだ「凍」のクライマー山野井とは正反対の良い意味で正に純粋な冒険家、悪い意味でアマチュア。 山野井の遭難がおそらく世界の誰がどんなに入念に準備をして挑戦しても同じ結果(寧ろ死ぬ)だったと思うのに対して、神田の行方不明はなるべくしてなった感がある。本人的には確信があったのかもしれないが、客観的にはかなり計画・準備・装備に穴があるからだ。 でも、何か心揺さぶられるものがあった。 危険と分かっていても行くしかない。誰にも理解されないが、自分の心がそう叫ぶ。そういう時ってあるものだから。少し「サハラに死す」似ているかも。
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熟柿をオススメしてくれた図書館司書さんのオススメ本。残念ながら我が町の図書館には無かったので司書さんの本をお借りした。 いやはや面白い。 冒険家の石川直樹さんが熱気球で世界記録を目指した故神田道夫さんの挑戦の記録を残したいと言う思いで書いた本。 司書さんが、「さて、熱気球が太平洋...
熟柿をオススメしてくれた図書館司書さんのオススメ本。残念ながら我が町の図書館には無かったので司書さんの本をお借りした。 いやはや面白い。 冒険家の石川直樹さんが熱気球で世界記録を目指した故神田道夫さんの挑戦の記録を残したいと言う思いで書いた本。 司書さんが、「さて、熱気球が太平洋横断するのにかかる時間は?」とか、「それに必要な高度は?」など全く知らないクイズを出してくれて心を鷲掴み! もう早く読みたくて一気読み。 著者の石川さんも一度目の挑戦時に同乗していたので、それはそれはリアルな描写で失敗談が書かれてた。果たして二度目の挑戦はいかに?石川はまた一緒に乗るのか? 我が町では冬になると北アルプスの朝焼けと共に熱気球が見えます。それはそれはとても美しい光景です。 あの気球で大冒険するなんて。 ワクワクすっぞ!
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#9奈良県立図書情報館ビブリオバトル「チーム」で紹介された本です。 2011.11.12 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-700.html?sp
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気球でいろいろな世界記録を達成した日本人がいたということにまず驚いた。でも所詮物好きの道楽かと思ったら、公務員として働いていたという、全くのアマチュア冒険家だった。 そんな冒険家、神田道夫が一回目の気球による太平洋横断に挑戦する際にパートナーとして選ばれた石川直樹による著書。 結...
気球でいろいろな世界記録を達成した日本人がいたということにまず驚いた。でも所詮物好きの道楽かと思ったら、公務員として働いていたという、全くのアマチュア冒険家だった。 そんな冒険家、神田道夫が一回目の気球による太平洋横断に挑戦する際にパートナーとして選ばれた石川直樹による著書。 結局一回目は失敗に終わるのだが、生還できたのも周到な準備のおかげ。二回目の挑戦では石川は参加せず、神田は行方不明になってしまった。 そういった事実が、石川の視線で淡々と描写されている。 そういえば風船おじさんってのもいたなあ。と本書を読んでうっすらと思いだした。
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比較的初期の作品なのではないか。 最後の「冒険」に対する考察がとても印象的。 現代的な冒険とは、これを胸に生きていきます。
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上空は寒い、酸素が薄い、気圧が低い。登山と違って、海抜〇メートルから一気に上昇するので体の負担は相当のものと思われる。 熱気球の世界ってのがあるんだなってことがわかった
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わたしも自分の人生を“冒険”したい。 些細な一歩でも、少しでも昨日と違う自分に踏み出せるなら、それは自分にとっての“冒険”であり、“生きている”ということなのだと、教えてくれた。 彼らの乗っていたゴンドラが漂着した悪石島にも一度足を運んでみたい。
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ヒマラヤの8000m峰に幾つも登頂したり、当時の最年少7大陸最高峰の登頂記録、北極点から南極点までを人力踏破した地球縦断プロジェクト「Pole to Pole」への参加など、写真家というよりも冒険家の一面があるように思える。 だが、石川さんは明確にそれを否定する。 「ぼくは自...
ヒマラヤの8000m峰に幾つも登頂したり、当時の最年少7大陸最高峰の登頂記録、北極点から南極点までを人力踏破した地球縦断プロジェクト「Pole to Pole」への参加など、写真家というよりも冒険家の一面があるように思える。 だが、石川さんは明確にそれを否定する。 「ぼくは自分のことを冒険家だとは思っていない。ある世界のなかで未知のフロンティアを開拓してきたわけではなく、まして前人未到の地に足を踏み入れたわけでもない。他人にもてはやされるような、いわゆる“冒険行”など、ぼくは一切おこなっていない」 その石川直樹さんが「最後の冒険家」と称した人物、それが熱気球で旅をした神田道夫だった。 高度世界記録、長距離世界記録、滞空時間世界記録と、さまざまな記録を打ち立ててきた神田道夫と、石川さんは自作の熱気球による二人での太平洋横断を試み、失敗した。 そしてその数年後、神田道夫は一人で再挑戦し、姿を消すことになる。 冒険家について書かれた至極の一冊。
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<目次> 略 <内容> 2008年2月。気球による太平洋横断飛行中に消息をたった神田道夫。これが二回目のチャレンジだった。著者はその一回目のチャレンジに同乗していた人物。このときは失敗後、航行中の船に助けられている。本はその話を中心に淡々と進む。行方不明になったチャレンジは、単独行なので、飛んでいる時の様子はわからないから、その前で話が終わり、終章は、一回目の時の気球のゴンドラが悪石島で見つかるところで途切れる感じだ。ちょっともの悲しいドキュメントだったかな?
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"地理的な冒険が消滅した現代の冒険とは、この世の誰もが経験している生きることそのものだとばくは思っている"
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