笑う子規 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鐘つけば銀杏散るなり建長寺(漱石) この数ヶ月後、柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺(子規) 「笑う子規」、2011.9発行。 ①めでたさも一茶位や雑煮餅 ②毎年よ彼岸の入に寒いのは ③行水や美人住みける裏長屋 ④秋の蚊のよろよろと来て人を刺す ⑤家にまつ女房もなし冬の風
Posted by
図書館で借りた本。 イラストレーションも、いい感じ。 俳句と言う入り口に、正岡子規さんを、身近に感じる事ができる。
Posted by
正岡子規の俳句の中から、天野祐吉さんがおかしみの強い句、笑える句を選りすぐって、句解ならぬ「それぞれの句から思い浮かんだあれこれ」を書きつけたという一冊。確かに子規にはユーモアのセンスがあると思うけれど、天野さんの「あれこれ」がそれを上回るほど粋なんだな。南伸坊さんの挿絵も絶妙で...
正岡子規の俳句の中から、天野祐吉さんがおかしみの強い句、笑える句を選りすぐって、句解ならぬ「それぞれの句から思い浮かんだあれこれ」を書きつけたという一冊。確かに子規にはユーモアのセンスがあると思うけれど、天野さんの「あれこれ」がそれを上回るほど粋なんだな。南伸坊さんの挿絵も絶妙で、思わずニヤリとしてしまう。
Posted by
天野祐吉さんと南伸坊さんのコンビ、 贅沢な本を楽しんだ。 南伸坊さんの絵の味のあること、 もうひれ伏したい気持ちになる。
Posted by
南伸坊さんのゆる~~いイラストと、天野祐吉さんの解釈(前書きでは句解では無い、勝手な書きつけであると仰って居ますが、多分大体合ってるような…)が、絶妙。正岡子規はじめての人には入門書として、もとより大好き!って云う方にも改めて共感を得られるような素敵な一冊でした。 もう少しボリュ...
南伸坊さんのゆる~~いイラストと、天野祐吉さんの解釈(前書きでは句解では無い、勝手な書きつけであると仰って居ますが、多分大体合ってるような…)が、絶妙。正岡子規はじめての人には入門書として、もとより大好き!って云う方にも改めて共感を得られるような素敵な一冊でした。 もう少しボリュームが有ったらなあ、と欲張ってみたり。
Posted by
おかしみの正岡子規ってのもまた一興。でも「坂の上の雲」で見た子規の最期を思うと、おかしみの中に潜む哀しみが見えてきて少々切ない。
Posted by
私の好きな句 えらいひとに なったそうなと 夕涼 ・・・いい脱力感ですね~♪こう ありたいもんです。 極楽は 赤い蓮に 女かな ・・・語るまでもなし!!!!
Posted by
私の大好きな俳人、正岡子規の句集。子規の俳句の後の一言がユニークで、、また南伸坊さんのイラストがとても愛嬌がありました。 子規は短い生涯だったけど、たくさんの俳句を残してくれました。お気に入りの句もあったので書き写しました。 一番お気に入りのが ツクツクボーシツクツクボー...
私の大好きな俳人、正岡子規の句集。子規の俳句の後の一言がユニークで、、また南伸坊さんのイラストがとても愛嬌がありました。 子規は短い生涯だったけど、たくさんの俳句を残してくれました。お気に入りの句もあったので書き写しました。 一番お気に入りのが ツクツクボーシツクツクボーシバカリナリ 笑っちゃいました。不治の病を抱えながら前向きでひたむきな句を作ってくれた子規。尊敬します。 松山にある子規記念博物館には訪れてみたいです。
Posted by
国語の教科書に載っている正岡子規を思い浮かべるとこの本は面白くないかも。でも、坂の上の雲に出てくる”のぼさん”をイメージするとこんなにしっくりくる本はないかも。 「柿くえば~」に代表されるように写生的な俳句が多いが、悪く言えば小学生のに近い。でも、なんというか俳句として美しさもあ...
国語の教科書に載っている正岡子規を思い浮かべるとこの本は面白くないかも。でも、坂の上の雲に出てくる”のぼさん”をイメージするとこんなにしっくりくる本はないかも。 「柿くえば~」に代表されるように写生的な俳句が多いが、悪く言えば小学生のに近い。でも、なんというか俳句として美しさもあるし、洗練されている気がする。 俳句って嫌いだったけど、この本読んで好きになったかも。
Posted by
子規の俳句といったら、「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」と「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」くらいしか知りませんでした。 この一冊、天野祐吉さんの選で南伸坊の挿絵がとても良い雰囲気。こんなに個性的な俳句を沢山書いていたなんて、素敵!!
Posted by
- 1
- 2