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スワン の商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

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2026/02/04

女性秘匿捜査官・原麻希2 前作『アゲハ』の誘拐事件は、騙し騙され 緊張感が続きました。 そして今回、原麻希の前に現れる犯人のコードネームは「スワン」。 優雅で無垢なタイトルの 下に、何が隠されているのでしょうか。 吉川英梨さんの小説に登場する女性たちは、いつも魅力的で ちょ...

女性秘匿捜査官・原麻希2 前作『アゲハ』の誘拐事件は、騙し騙され 緊張感が続きました。 そして今回、原麻希の前に現れる犯人のコードネームは「スワン」。 優雅で無垢なタイトルの 下に、何が隠されているのでしょうか。 吉川英梨さんの小説に登場する女性たちは、いつも魅力的で ちょっと勇気がありすぎる。 本作でも、奈良県で起きた誘拐事件において、身代金の運び人として指名される原麻希。 今回も捜査は終始ギリギリの攻防戦。 犯人像は二転三転し、読者の予測を巧みに裏切り続ける。 あまりにもスピーディで緊張感が高いため、読み終えた時点で細部を忘れてしまいそう。 原麻希シリーズがここまで切迫感を帯びるのは、 捜査官本人だけでなく、彼女の家族が常に危険に晒される設定にあると思う。 さらに、警察組織内部の対立や軋轢が重なり、圧迫感が生まれている。 何だか、今野敏の「隠蔽捜査」シリーズと掴みの感触が似ているのでは?事件解決方法は全く違うのに! そして 恐ろしい〈背望会リクルーター〉のメッセージは、しっかりと次巻への不穏な余韻を残しました。 さて 次巻へと。

Posted byブクログ

2025/08/13

振り回されている間。 親に秘密にしたい年頃でもあるだろうが、自分たちの職業上見極めるのは早い段階でしておくべきだったな。 これだけの演技力を持っていれば、過去の事件も警察をいいように使って物語を作るのは簡単なことだっただろう。

Posted byブクログ

2025/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性秘匿捜査官 第2弾 「スワン」 背望会リクルーターが、今回も原麻希に迫る。 その正体は? そして、アゲハに続く、「スワン」とは? 今回の事件の舞台は奈良県。 背望会リクルーターの指紋を手に入れたと、かつての婚約者である公安の広田達也から連絡があった。 達也と共に事件現場の奈良県へ出張を命じられたハラマキは、そこで起こる事件に翻弄される。 七年間の夫との空白の期間は、麻希自身と父親である子供たちにとっても、微妙な距離感を与えていた。 そんな家族の思いに、後ろ髪を引かれるおもいで、単身、奈良へ出張する麻希であった。 奈良県で起きる事件と、地元の大阪府警、奈良県警との軋轢など、達也と共にハラマキを取り巻く環境は容易ならざるものがあった。 そんな中でも、「奈良県警の恥部」とまで言われた刑事の吾川がハラマキとタッグを組んで事件解決へと導いて行く。 今回も事件解決への糸口となるハラマキの推理が映える。 最後にミステリーに、お決まりのどんでん返しが、「そう来たか」と思わせられる展開だ。 奈良での事件は解決し、リクルーターから告げられた「スワン」は東京にいるとの言葉を胸に、東京へ戻ったハラマキはその言葉の意味を理解し、愕然とする。 背望会リクルーターとの対決は、まだまだ続く。 次巻、「マリア」も期待大だ。

Posted byブクログ

2025/04/24

原麻希さん、二作目。新たなスタートのための、物語。 夫と向き合い、家族を守る。 序章、という位置づけのストーリーなので次に期待したい。

Posted byブクログ

2024/09/01

色々ツッコミどころはありますが……諸々含めて楽しめました。 最後はそう来たかぁ〜って感じ。 続きが気になりますね。

Posted byブクログ

2024/06/13

うぎゃー なるほどなるほど 現在このハラマキシリーズは全十三作品出てるんですな、どうやら この二作目の『スワン』こそ、その長大なシリーズへの分水嶺だったん違うかなと思うんですな またカッコつけて難しい言葉使ってからに そうなのです テロ組織「背望会」を影で操るリクルーターが原...

うぎゃー なるほどなるほど 現在このハラマキシリーズは全十三作品出てるんですな、どうやら この二作目の『スワン』こそ、その長大なシリーズへの分水嶺だったん違うかなと思うんですな またカッコつけて難しい言葉使ってからに そうなのです テロ組織「背望会」を影で操るリクルーターが原麻紀秘匿捜査官の家族の隙間に入り込んだこの作品こそターニングポイントだったのですよ 二人の闘争が長期化する転換点の一作って何回も同じこと言うなや! うん、ただなんか吉川英梨さん独特の振り切った感じが足りなかったな〜と思うのです 個性的なキャラが出てきたのに尖りが少なくてもったいないな〜と まぁまだまだデビューして間もない初期作品だったからかな?と

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2024/02/23

ハラマキシリーズ第2弾です。 ハラマキさん、墓を掘り返したりと大変でした。そして、スワンの正体が判明。 長い長いシリーズになりますね。

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2023/07/04

第二弾!このシリーズはもうエンタメ小説と思って素直に事件の成り行きを楽しもう‹‹\(´ω` )/›› 越境捜査とか拳銃貸すってナイよな… とか気にしないわ!ハラマキだもの笑 今回は前作に登場した組織に失望した警察官にテロ組織「背望会」への勧誘、洗脳をする謎の男「リクルーター」の...

第二弾!このシリーズはもうエンタメ小説と思って素直に事件の成り行きを楽しもう‹‹\(´ω` )/›› 越境捜査とか拳銃貸すってナイよな… とか気にしないわ!ハラマキだもの笑 今回は前作に登場した組織に失望した警察官にテロ組織「背望会」への勧誘、洗脳をする謎の男「リクルーター」の指紋が出たと奈良県へ! 同時に奈良で知事選候補者が誘拐される事件が…脅迫者は「スワン」運び人にはハラマキを指定!? 奈良県警、大阪府警、公安の元カレ・達也とハラマキ入り乱れての手柄争奪戦となり、更に殺人が絡むという展開になっております。 ハラマキが事件を解決に導く活躍ですが、失敗もたくさんありまたまた懲戒免職か?のピンチです。 謎の男リクルーターが更にハラマキ一家に近づいてきた!さあどうなるハラマキ一家‼︎ ってとこで〝つづく“(꒪⌓︎꒪) やだ…気になって早く次ってなるじゃないか笑 ハラマキの旦那さんも家族の輪に入れなくて可哀想だし…頑張れお父さん♪

Posted byブクログ

2023/06/29

アゲハの次の作品として「スワン」があるようで、知らずに「スワン」から読んだ。テンポ良く読めて一気に読めました。拳銃や警察手帳が奪われても、捜査が継続できると言う、ご都合主義が納得でない。ただ面白いと言えるレベル。

Posted byブクログ

2023/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本作の著者は吉川英梨である。吉川氏の作品は、つい先日まで「十三階シリーズ」を読んでいた。公安警察の騙しあいとも言える活劇を楽しませてもらった。 その縁で、『アゲハ』という原麻希シリーズの第一作目を読んでからずっとご無沙汰になっていた本シリーズを思い出した。 原麻希シリーズの第二作目『スワン』は、奈良県の過疎村が主な舞台だ。警視庁の鑑識課に所属する原麻希が、なぜはるばる東京から奈良まで出張捜査するのかは読めばわかるが、一鑑識課員が他の所轄(それも関西の奈良!)に出張捜査することは、現実にはあまりないだろう。冷静に考えるとそのあたりに違和感があるはずだが、読んでいるとそうした違和感はあまり意識せずに読めてしまう。 原麻希は、奈良に出張するのみならず、そこで誘拐事件の身代金受け渡し役まで仰せつかることになる。管轄外の一鑑識課員に簡単に受け渡し役を担わせることも普通にはないことである。原麻希シリーズは、少なくとも本作は、こうしたやや強引な展開があることは否めない。 一作目の『アゲハ』でも感じたことであるが、本シリーズは、本質的にエンターテイメント小説だと考えている。これを本格ミステリーだとか、警察小説だとか、そうしたいささか仰々しい冠をつけると、上述の違和感が目につき始めるような気がするのである。 エンターテイメント小説と捉えることで、読み手も受け入れ可能な設定の間口を大きくすることができる。私見ながら、原麻希シリーズを大いに楽しむために、この姿勢は意外に大切なことではないか、と考えている。 一作目で原麻希たちが追ったテロ事件の残党が、本作でも暗躍する。原麻希たちが奈良県に出向くのも、そこに関係する。誘拐事件を追ううちに、殺人事件が発生したり、展開はめまぐるしい。いかにも関西の「おばちゃん」然とした女性刑事が出現したり、典型的な組織からのはみ出し者の刑事が登場したり。あたかもそのために舞台を関西にしたのではないかと思うほど、キャラクターが立っている。彼らが関西弁でまくしたてるやり取りも、物語の疾走感に一役買っているような気がする。 いくつかの事件は、最初は一見独立しているように見えるが、やがてそれらの接点が見えてくる。この手の物語の定番だが、最後は一つの物語として収れんする。その過程が、パズルがぴたりとはまるように、美しく組みあがるかが作家の腕の見せどころである。 本作は、その点では成功している。物語の展開がやや強引に見える部分はあるにせよ、先に述べた通り、本作がエンターテイメントであるという前提に立てば、物語自体が破綻しているわけではない。 伏線はきちんと回収され、物語が一つの最終地点に向かって収れんする様は、読んでいて快い。同時に、物語の終盤で、オセロゲームをするがごとく展開が二転三転するところも楽しい。いったい真相はどこにあるのだ、と訝しみつつ読み進めることになるが、それが結果として最後まで物語を楽しむための仕掛けになっている。 エンターテイメントとして一級であることは間違いないだろうが、同時に十分に計算し尽されたミステリー小説でもある。しばらくこのシリーズを楽しむ時間が過ごせそうである。

Posted byブクログ