夜の光 の商品レビュー
久しぶりの坂木司! と思ったら、もう何年も前に読んでた またやってもうた でもずいぶん前だから致し方ない ちなみに今回は74ページ 1話目が終わったところで確信した もう少し早く気が付けるように頑張りたい できる事ならば、買う前に。
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<再登録>自分達をスパイと称しコードネームで呼び合う天文学部の4人それぞれの視点から、卒業までの一年を描いた連作小説。 登場する4人は優等生でも落ちこぼれでもない、普通の生徒達。それぞれが葛藤を隠して日常を生きる姿がリアルでした。コードネームで呼び合う彼らに最初は感情移入できませ...
<再登録>自分達をスパイと称しコードネームで呼び合う天文学部の4人それぞれの視点から、卒業までの一年を描いた連作小説。 登場する4人は優等生でも落ちこぼれでもない、普通の生徒達。それぞれが葛藤を隠して日常を生きる姿がリアルでした。コードネームで呼び合う彼らに最初は感情移入できませんでしたが、読み進むうちにどんどん四人のことが好きになっていきました。
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それぞれ悩みを抱える天文学部に所属する4人の高校生の友情もの。なんか、良かった。 『研ぎ澄ませ、研ぎ澄ませ、集中しろ。無駄な時間は一秒もない』というジョーの一文がとても好き。 高校生、まだまだ人生は長く、これから色々あるし、いっぱい悩めていいなぁと思ったりした。 そして、結構、坂...
それぞれ悩みを抱える天文学部に所属する4人の高校生の友情もの。なんか、良かった。 『研ぎ澄ませ、研ぎ澄ませ、集中しろ。無駄な時間は一秒もない』というジョーの一文がとても好き。 高校生、まだまだ人生は長く、これから色々あるし、いっぱい悩めていいなぁと思ったりした。 そして、結構、坂本司氏の文章、好きだなって思ったので、ほかの小説もこれから読むことでしょう。
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約束は交わさない。別れは引きずらない。大事なのは、自分に課せられた任務を遂行すること。正体を隠しながら送る生活の中、出会う特別な仲間たち。天文部での活動を隠れ蓑に、今日も彼らは夜を駆ける。ゆるい部活、ぬるい顧問、クールな関係。ただ、手に持ったコーヒーだけが熱く、濃い。未来というミ...
約束は交わさない。別れは引きずらない。大事なのは、自分に課せられた任務を遂行すること。正体を隠しながら送る生活の中、出会う特別な仲間たち。天文部での活動を隠れ蓑に、今日も彼らは夜を駆ける。ゆるい部活、ぬるい顧問、クールな関係。ただ、手に持ったコーヒーだけが熱く、濃い。未来というミッションを胸に、戦場で戦うスパイたちの活躍を描く。オフビートな青春小説。 どこにでもいそうな高校生4人。 天文部という繋がりだけで、いつも一緒にいるわけではないけれど、生き辛さを抱えているという共通点で、心の奥底で繋がっている関係性が好き。 高校を卒業しても、この4人の不思議な繋がりはずっと続いていくのだと、なぜか確信が持てる。 弱いけど強い、4人のお話。大きな事件は起こらないけれど、不思議と印象に残る一冊。
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何度でも読み返してみたくなってしまう本。 今はそれぞれみんな辛いけれど、乗り越えて行けるって、私も乗り越えて行けるって思わせてくれる。 読後感のスッキリさが好き。
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確かにスパイかもしれない。 高校の天文学部に所属する4人の男女。 責任も取らせてもらえない年齢だからこそ、思うように生きられない歯痒さがある。 それでも彼らは自分の行く手を阻むモノから、密かに逃げる準備をしている。 口に出さずとも同志だと分かっている、そういう関係性って強いと思う...
確かにスパイかもしれない。 高校の天文学部に所属する4人の男女。 責任も取らせてもらえない年齢だからこそ、思うように生きられない歯痒さがある。 それでも彼らは自分の行く手を阻むモノから、密かに逃げる準備をしている。 口に出さずとも同志だと分かっている、そういう関係性って強いと思う。
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第87回アワヒニビブリオバトル「【3日目】おうち時間DEビブリオバトル」4時間目 HRで紹介された本です。 オンライン開催。チャンプ本。 2022.05.05
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高校の天文学部の青春物語。 ・季節外れの光 ・スペシャル ・片道切符のハニー ・化石と爆弾 ・それだけのこと それぞれ問題を抱えた男子のブッチ、ゲージ、女子のギィ、ジョーが、学校で起きる不思議な事件を解決する。 思春期特有の生きづらさを、未来への糧にしながら、羽ばたく4人の物...
高校の天文学部の青春物語。 ・季節外れの光 ・スペシャル ・片道切符のハニー ・化石と爆弾 ・それだけのこと それぞれ問題を抱えた男子のブッチ、ゲージ、女子のギィ、ジョーが、学校で起きる不思議な事件を解決する。 思春期特有の生きづらさを、未来への糧にしながら、羽ばたく4人の物語。
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あらすじと本編の内容が良い意味で全然違って裏切られた一冊。 高校の天文学部の4人の部員達はそれぞれ周りの境遇と戦うスパイ。個人主義の彼等はかけがえのない絆で結ばれている。夜の観測会シーンで坂木さんお得意のお食事シーンもあり、楽しませてくれた一冊でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スパイのミッションというかたちで自分の置かれている環境から距離をつくり、客観視する姿は、高校生という親も庇護下にいる檻からの脱出、所謂自我の表現、ある種の成長の第一歩を表しているのかと思う。そこ一歩を踏み出すことは一人では成し得ないもので、苦しい状況にいる仲間と同じミッションをしているという共闘があることによって成し遂げたものである。
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