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人は死なない の商品レビュー

3.5

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2025/01/26

「足るを知る」朝健康に目覚めれたことにまず感謝です。日の光を浴びれていることにも、空気を吸えていることにも。幸せは気づくだけでいいんだね。

Posted byブクログ

2024/12/21

目に見えない世界は確実にあって、 不思議なことは当たり前に起こる。 見えるものだけにとらわれず、すべてのことを感謝の気持ちを持って受け入れていきたい。

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2024/10/29

矢作先生の本をたくさん読んできて、著作の順番的には逆だけど、最初に刊行されたこの本をようやく読んだ。 他の本は、例えるならお菓子のように読みやすかったけれども、こちらの方がお食事的な、しっかりした読み応えのある内容である。内容は先生の生い立ち、医者生活の中で見た霊的体験、世界のス...

矢作先生の本をたくさん読んできて、著作の順番的には逆だけど、最初に刊行されたこの本をようやく読んだ。 他の本は、例えるならお菓子のように読みやすかったけれども、こちらの方がお食事的な、しっかりした読み応えのある内容である。内容は先生の生い立ち、医者生活の中で見た霊的体験、世界のスピリチュアリズムの歴史、まとめと言う流れだ。 病院の先生がこれを書いていると言うことで、いつまでもスピリチュアリズムが疑わしいものと思い込んでいる人たちには爆弾的な本であったと思う。本の中で、「霊的世界を科学で証明しなくてもいいんじゃないか」という一節があるが、確かに、霊的世界、身体の不思議、宇宙等々、我々ごときが知っている科学で扱えるような小さい世界では無いのではないかと思う。自分の生きている間に解明されるはずもない壮大な世界だけれど、私は、霊的な世界があるということを感じながら、ほんの少しでも何かわかることを知りながら、残りの人生を生きていきたいと思う。

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2024/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数年前ちょっとした話題書だった気が。今更ながら手に取り。 オカルトよりなのかと思っていたけれども思っていたより科学的というか、やはり著者は医師なのだなという納得感。最初の方の章は著者が医師として日々過ごす中で感じたり思ったりしたことを科学や宗教といった知識で探求するというか裏付けしていくような話が進みます。 医師として瀕死の患者さんやそのまま亡くなってしまう患者さんと対応していると不思議に感じる出来事に出会うという人は著者の他にも結構いると何かで読んだこともあり、自分は「そういうこともあるんだろうな」という感じで読み進みました。 著者自身が山で経験したこと、ご両親の看取りの話など、不思議でありながら感情にも訴える綴りでとてものめり込んで読みました。特に山の話は自分は山登りやトレッキングなど全く関心のない人間なので大変興味深く読みました。 お母さんが亡くなられてご両親を二人共見送った後「これでもう心配しなければならない人はいなくなった」という安堵感や幸福感のようなものに満たされた、という箇所がありました。自分も少しその気持がわかる気がしました。自分もずっと「父が亡くなる」ということが若い頃から恐怖でした。そして実際に亡くなってしまい見送ってしまったら「一番怖いと思っていたことはもう過ぎた」と思ったことを思い出しました。これは経験しないとわからないことだなと思います。 母が亡くなった後あの世を信じない父がよく「どうしてあの世を信じていないのに線香上げたりお参りしたり自分はするんだろうか」「手を合わせる意味はあるのか」というようなことをさんざんぼやいていました。 本書のp199に「霊魂や死後の世界はその存在を証明できないから認めないと科学的に考える自分と、亡くなった人の霊魂がどこかにいて自分を見守ってくれているのではないかと直感的に感じる自分がいないでしょうか。」とあります。多分父も、そんな風に感じていたのではないかなぁと今は思います。父があの世に行って「本当にあの世あったよ!」と驚いて知らせてくれたら嬉しいのになーと思います。 母のこと、父のことを思い出しながら読みました。矢作先生の本作は「きっとあの世から大事な人が見守ってくれている」と思える支えになりますね。

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2024/09/14

日経新聞か何かで見かけて手に取った。 最近の死とは何かみたいに論理的に死を考察するのかと思いきや、著者の霊的な経験をベースにいろいろ語っている感じ。途中のスピリチュアル研究者列伝も含めて、著者のような医師や一級の科学者がスピリチュアリズムを研究してるんだ、だからもっともらしいだろ...

日経新聞か何かで見かけて手に取った。 最近の死とは何かみたいに論理的に死を考察するのかと思いきや、著者の霊的な経験をベースにいろいろ語っている感じ。途中のスピリチュアル研究者列伝も含めて、著者のような医師や一級の科学者がスピリチュアリズムを研究してるんだ、だからもっともらしいだろという魂胆が窺えてガックリくる。良心があることを理由にスピリチュアリズム的なことがあるとしているんだけど、最近の社会心理学(?)とかは良心の存在を説明できているからな。 でも著者の父母の死や冬山登山での遭難などの具体的な体験は興味深く読める。魂は死なないという主張はともかく、その他の著者の倫理観にも同意はする。

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2023/11/09

 自身の経験や聴いた内容を交えつつ、他界観について記述していますが、読み終えた後は、死への価値観が広がり、今世での生き方を考え直すきっかけになったと思えました。  まだまだ未解明なことがある死や来世などの他界観について、考えすぎず今をどう生きていくかという、一つの指標になります。...

 自身の経験や聴いた内容を交えつつ、他界観について記述していますが、読み終えた後は、死への価値観が広がり、今世での生き方を考え直すきっかけになったと思えました。  まだまだ未解明なことがある死や来世などの他界観について、考えすぎず今をどう生きていくかという、一つの指標になります。  章によっては、書く専門用語や内容が書いているので、説明はしてくれていますが内容を理解するのに難儀してしまうのが難点でした。

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2023/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

科学では説明できないことは信じない。これは再現性に重きをおく科学を極めること。すなわち学術研究等ではあたりまえ。一方これを世の中の営み全ての現象の理解や実践とすることは合理的ではない。そういうことを考えされられる。 量子力学の世界。この中では我々が目にする科学的な現象とはことなる現象が多く発見されている。つまるところ。我々が科学と呼んでいるものは特定の条件下の一部のみ。世界を全て記述するに至っていない。そう考えるべきだろう。 本書で記載された不思議な出来事。極端な低確率なだけかもしれない。事実ではないこと、説明しにくいこと。これらを都合よく説明できるスピリチュアル。たんに当てはめて解釈しているだけなのかもしれない。 事実と憶測。これらを分別。そして起こったことを受け入れる。それが大事だと思った。

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2023/04/19

10年ぐらい前のことではあるが、東大医学部の教授が霊や霊界の存在を肯定するかのような著書を出版し、物議を醸したことがある。 今回、その著者である矢作直樹氏の本を読む機会があり早速一読してみた。 当時、東大の教授とあろう人がオカルト本を出すなどおかしいのではと嘲笑もされたが、読...

10年ぐらい前のことではあるが、東大医学部の教授が霊や霊界の存在を肯定するかのような著書を出版し、物議を醸したことがある。 今回、その著者である矢作直樹氏の本を読む機会があり早速一読してみた。 当時、東大の教授とあろう人がオカルト本を出すなどおかしいのではと嘲笑もされたが、読んでみて分かったのは、極めて真面目に誠実に実体験に基づいて書かれたものだということだ。 東大医学部附属病院集中治療部部長として、実際に運び込まれた患者達を治療する中で、科学や医学では説明できない体験をした。 それらを解明するべく、古今東西の心霊や宗教に関する本を読み、また近代に起きた欧米のスピリチュアリズム運動にまで研究対象となった。 そういった研究の中で矢作氏は霊や霊界の存在を確信したという。 目に見えない世界のことではあるが、科学で解明されていないからといって、それが実在していないということにはならない。 矢作氏はそういった心霊の世界を否定する者は、科学医学万能主義という唯物論を信仰しているからではないかと説く。 矢作氏は更に著書の中で、この世界この宇宙には大いなる意志、摂理とも真理とも呼ばれるものが存在しているのでは?と示唆している。 またそれは人間の心に宿る良心の存在がそれにつながっているのでは、と提示している。 唯物論者にも読んでもらいたい一冊である。

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2022/03/21

先日、親戚の法事に行ったとき、住職がこの本と著者を引用して家族に語りかけた。 「矢作(やはぎ)さんは救急医療に携わるお医者さんでありながら、お坊さんのような雰囲気の人。欲がなく、人の命を救うことを第一に考え、職場にベッドを持ち込み寝泊まりしていた。そんな折、彼の母親が自宅で一人...

先日、親戚の法事に行ったとき、住職がこの本と著者を引用して家族に語りかけた。 「矢作(やはぎ)さんは救急医療に携わるお医者さんでありながら、お坊さんのような雰囲気の人。欲がなく、人の命を救うことを第一に考え、職場にベッドを持ち込み寝泊まりしていた。そんな折、彼の母親が自宅で一人亡くなった。『自分は一番身近で大切な母に、仕事優先で何もしてやれなかった』。毎晩、後悔の念に苛まれていたところ、死者の降霊・対話ができる知人から電話がかかってきて、『お母様があなたのことを心配して話がしたい』と言ってるの」と、住職の話が始まった。 残された親戚の家族も、「もっと何かしてあげられることがあったのではないか」と感じていたので、続く住職の話は、その意を汲むものとなった。 僕にとっても、自分の死生観を形成する上で大切な本・出会いになるかもしれない、という予感があり、すぐに取り寄せた。 この本の題名は、「肉体は滅ぶが霊魂は永遠」との意味らしい。 50代も半ばとなり、今後、親しい人たちとの別れや、自分自身の老い・衰え・死をいずれは迎えることになる。それまで、いかに人生を送るか。 非常に不安で、年齢ほど成長できていない自分を自覚しているが、目を逸らさず、この本をヒントにして、しっかり考え、向き合っていきたいと思う。

Posted byブクログ

2022/02/01

人は死なない 矢作直樹 バシリコ 臨床医による摂理と霊性をめぐる思索 この世に相対するのはあの世で どうやら一なる無限は目指す目標であって 到達不可能なのだろう

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