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人は死なない
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人は死なない
¥1,430
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商品レビュー
3.5
65件のお客様レビュー
目に見えない世界は確実にあって、 不思議なことは当たり前に起こる。 見えるものだけにとらわれず、すべてのことを感謝の気持ちを持って受け入れていきたい。
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矢作先生の本をたくさん読んできて、著作の順番的には逆だけど、最初に刊行されたこの本をようやく読んだ。 他の本は、例えるならお菓子のように読みやすかったけれども、こちらの方がお食事的な、しっかりした読み応えのある内容である。内容は先生の生い立ち、医者生活の中で見た霊的体験、世界のス...
矢作先生の本をたくさん読んできて、著作の順番的には逆だけど、最初に刊行されたこの本をようやく読んだ。 他の本は、例えるならお菓子のように読みやすかったけれども、こちらの方がお食事的な、しっかりした読み応えのある内容である。内容は先生の生い立ち、医者生活の中で見た霊的体験、世界のスピリチュアリズムの歴史、まとめと言う流れだ。 病院の先生がこれを書いていると言うことで、いつまでもスピリチュアリズムが疑わしいものと思い込んでいる人たちには爆弾的な本であったと思う。本の中で、「霊的世界を科学で証明しなくてもいいんじゃないか」という一節があるが、確かに、霊的世界、身体の不思議、宇宙等々、我々ごときが知っている科学で扱えるような小さい世界では無いのではないかと思う。自分の生きている間に解明されるはずもない壮大な世界だけれど、私は、霊的な世界があるということを感じながら、ほんの少しでも何かわかることを知りながら、残りの人生を生きていきたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
数年前ちょっとした話題書だった気が。今更ながら手に取り。 オカルトよりなのかと思っていたけれども思っていたより科学的というか、やはり著者は医師なのだなという納得感。最初の方の章は著者が医師として日々過ごす中で感じたり思ったりしたことを科学や宗教といった知識で探求するというか裏付けしていくような話が進みます。 医師として瀕死の患者さんやそのまま亡くなってしまう患者さんと対応していると不思議に感じる出来事に出会うという人は著者の他にも結構いると何かで読んだこともあり、自分は「そういうこともあるんだろうな」という感じで読み進みました。 著者自身が山で経験したこと、ご両親の看取りの話など、不思議でありながら感情にも訴える綴りでとてものめり込んで読みました。特に山の話は自分は山登りやトレッキングなど全く関心のない人間なので大変興味深く読みました。 お母さんが亡くなられてご両親を二人共見送った後「これでもう心配しなければならない人はいなくなった」という安堵感や幸福感のようなものに満たされた、という箇所がありました。自分も少しその気持がわかる気がしました。自分もずっと「父が亡くなる」ということが若い頃から恐怖でした。そして実際に亡くなってしまい見送ってしまったら「一番怖いと思っていたことはもう過ぎた」と思ったことを思い出しました。これは経験しないとわからないことだなと思います。 母が亡くなった後あの世を信じない父がよく「どうしてあの世を信じていないのに線香上げたりお参りしたり自分はするんだろうか」「手を合わせる意味はあるのか」というようなことをさんざんぼやいていました。 本書のp199に「霊魂や死後の世界はその存在を証明できないから認めないと科学的に考える自分と、亡くなった人の霊魂がどこかにいて自分を見守ってくれているのではないかと直感的に感じる自分がいないでしょうか。」とあります。多分父も、そんな風に感じていたのではないかなぁと今は思います。父があの世に行って「本当にあの世あったよ!」と驚いて知らせてくれたら嬉しいのになーと思います。 母のこと、父のことを思い出しながら読みました。矢作先生の本作は「きっとあの世から大事な人が見守ってくれている」と思える支えになりますね。
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