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ジョブズ・ウェイ の商品レビュー

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43件のお客様レビュー

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2011/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 2011年41冊目。  343頁。  書店で購入。 ≪本文引用≫ p.30  スティーブを突き動かす原動力は何だったのだろうか。スティーブの左腕ともいうべき役割(なにしろ彼は左利きだ)を務めたわたしの意見では、答えは本人が語った言葉にあると思う。自分自身について、また、自分の役割や目標について話すなかで、こう述べている。「偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない」「偉大な製品は、情熱あふれるチームからしか生まれない」 p.61  海賊になろう! 海軍に入るな。 p.163  スティーブの考えによると、チャンスの始まりは「満たされていない欲求」にある。その欲求にこたえる製品をつくることができれば、「必需品」として重宝される。 p.188  すぐれた起業家の場合、一見すると無関係な複数のプロジェクトを並行して進めるケースが非常に多い。スティーブもそうだ。ばらばらな「次の大きな何か」を、やがて一つの主要戦略に統合していく。ただ、ネクストとピクサーを同時にあやつっていたころ、統合は必ずしもうまくいかなかった。 p.193  起業家のだいじな要件は、勢いを持っていることだろう。わたしが知る優秀なリーダーには、きまってこの特性がある。あきらめず、ひたすら前進し、挫折にもへこたれない。次のアイデアを探し求め続ける。わたしはこの姿勢をスティーブから学び、ビジネスの指針にしている。おかげで、過去8年間で10種類以上の新製品を生み出すことができた。  マーティン・ルーサー・キングもこんな言葉を残している。「成功にどんな反応を示すかではなく、失敗にどう対処するかで人間を判断しなさい」 p.230  「わたしは、何をやるかと同じくらい、何をやらないかにも誇りを持っている」 p.307  スティーブと親しく、彼を心から尊敬しているある人物は、こう語る。「アップルやスティーブの素晴らしいところは、技術が整うまで、製品を出そうとしないところです。その点には、本当に敬意を払うべきだと思います」 p.314  業界を分析する人々や、ほかの会社の人々の目には、iPadがタブレットだと映っているのかもしれない。しかし、スティーブの構想の中では、iPadは情報を媒介する装置、コンテンツを利用者へ届けるための土台だ。と同時に、iPhone、すなわちアプリを実行する環境の延長でもある。大半のアプリは、iPad上で動かしたほうが、コンテンツを扱いやすい。  グーグルは、広告から利益を上げ、携帯アプリケーションを通じて収入を増やしているが、コンテンツの流通はよそにまかせて、自分たちは媒体に徹しようとしている。対照的に、スティーブは、ピクサーやディズニーでの経験を通じて、最も重要なのはコンテンツのほうだと見抜いた。 p.326 ・取り組む以上、どのプロジェクトにも情熱をそそげ。 ・チャンスに気づいたら、それを原動力にして、そのチャンスを活かす製品をつくれ。 ・役に立つ人材をいつでも受け入れられる態勢をとれ。 ・直感的な製品に仕上がるように最善を尽くし、ユーザーマニュアルが必要なくなるぐらいにせよ。 ・自分の製品については、心から正直に向き合え。 ・製品が、一個人としての自分や、自分の特徴をあらわすよう心がけよ。 ・部下たちの働きぶりに気を配り、何か1つ成し遂げるたびに担当チームを祝福せよ。 ・いま実現可能なレベルを超えて、完璧な未来の姿を思い浮かべ、その理想に一歩一歩近づくように、新しいアイデアを積み重ねよ。 ・「それはできない」と言い張る人間に耳を貸すな。

Posted byブクログ

2011/08/21

いわゆるジョブズ本の一つ。中身的には既知の事実がほとんどだが、読みやすく書かれている。アップルファンなら一読する価値はある。本書を読みながら、過去のジョブズのプレゼンなどを見直してしまった。ただし、ジョブズ本として最初に読むべき本というわけではないだろう。

Posted byブクログ

2011/08/09

初代macからiPhone iPadを生み出す現在までのジョブズの軌跡が読めます。ジョブズという人間のすごさ、すばらしさにしびれまくりです。appleの製品は、どれもがひどく格好良くて、それはジョブズの技術者からしたら無理難題と思える事をとことん進めていこうパワーと、またそれに引...

初代macからiPhone iPadを生み出す現在までのジョブズの軌跡が読めます。ジョブズという人間のすごさ、すばらしさにしびれまくりです。appleの製品は、どれもがひどく格好良くて、それはジョブズの技術者からしたら無理難題と思える事をとことん進めていこうパワーと、またそれに引き寄せられた人たちの最高のチームで出来てるんだよね。今後もapple製品にはやられっぱなしになりそう。。。 しかしROCRという超失敗作の携帯電話作ってたことは知らなかった。。。

Posted byブクログ