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やなりいなり の商品レビュー

3.5

139件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

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2013/01/07

しゃばけシリーズ。第10巻。短編小説。こいしくて・やなりいなり・からかみなり・長崎屋のたまご・あましょう。 日本は八百万の神がおわすところというのがわかる「こいしくて」、下手な噺家の生き霊がきっかけで事件が解決する「やなりいなり」、若旦那のおとっつあんが行方不明になり若旦那とあや...

しゃばけシリーズ。第10巻。短編小説。こいしくて・やなりいなり・からかみなり・長崎屋のたまご・あましょう。 日本は八百万の神がおわすところというのがわかる「こいしくて」、下手な噺家の生き霊がきっかけで事件が解決する「やなりいなり」、若旦那のおとっつあんが行方不明になり若旦那とあやかしたちが安楽椅子探偵となる「からかみなり」、チョイ役がゴージャスな「長崎屋のたまご」、ラストにほろりと来る「あましょう」。 白沢だから当然なんだけどインテリな仁吉と、力技ではダントツな佐助のコンビが相変わらずおいしい。栄吉と若旦那の友情もいい。普通の人でありながら言動がビッグな若旦那のおとっつあんもいい味出してる。どのキャラクターも遺憾なく魅力が発揮されている。

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2013/01/03

レビューでの評判があまり良くなかったので、おそるおそる読んだが、普通にいつものしゃばけワールドだった。ほろっとする話もあり、よかったと思う。

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2012/12/02

「しゃばけ」シリーズ10作目で十年目ですか…今回も短編集で冒頭にレシピつき。タイトルにもなってるいなりはおいしそうだな。しかし今作は特に話しに進展もなく…。

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2012/10/31

この本で10周年! 長いですね 前作2作に比べてあさりとした感じ 魔がでてきたり 幽霊?生霊がでてきたり 雷獣など盛りだくさんなんだけど 薄いな

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2012/10/02

もう「しゃばけ」が出てから10年も経ったのは早いなぁ。と、思いつつ今回も安心のクオリティで楽しく読ませて頂きました。とりあえず、ゆで卵を食べたくなったので作って食べる事にします。

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2012/09/27

お江戸人情ファンタジー「しゃばけ」シリーズ10作目。(ビジュアルブックを除く) 「こいしくて」「やなりいなり」「からかみなり」「長崎屋のいなり」「あましょう」の各章ごとに、まず食べ物の作り方が出ている趣向。 「こいしくて」は小豆粥。 長崎屋のある通町(とおりちょう)では、恋の病...

お江戸人情ファンタジー「しゃばけ」シリーズ10作目。(ビジュアルブックを除く) 「こいしくて」「やなりいなり」「からかみなり」「長崎屋のいなり」「あましょう」の各章ごとに、まず食べ物の作り方が出ている趣向。 「こいしくて」は小豆粥。 長崎屋のある通町(とおりちょう)では、恋の病が流行っていた。 若だんなの一太郎の元へは、なぜか疫神たちが集まり、この異常事態を何とかしてくれと言う。 様子を見に出ると、京橋川にかかる京橋のあたりの結界がゆるくなっていた。結界を守る橋姫がいない… 橋姫が恋に落ちていたのだ?! 「やなりいなり」 守狐たちが若だんなの見舞いに、やなりいなりを差し入れる。 細長い小さめのおいなりさんに、海苔でやなりの顔が描いてある。 食が細くても口に入りやすいだろうと思ってのことだが、鳴家(やなり)達は自分のものと信じて疑わない。 そのやなりいなりを食べようとする手が現れ、護符を貼ると、幽霊をわかる。 なぜ、長崎屋にさまよい出たのか?兄や達と身元を当たる若だんなだが… 「からかみなり」 若だんなの父の藤兵衛が3日も帰らない。 女房のおたえに惚れきっている入り婿の藤兵衛が連絡も寄越さずに家を空けるなど考えられないこと。 一体どんな理由がと想像を巡らす一同。 若だんなは自身番屋に父がいると推理する… 「長崎屋のたまご」 若だんなが夕焼け空をのんびり見上げていると、空の一角がめくれ、綺麗な青い玉が落ちてきた…?! 「あましょう」 幼なじみの栄吉とちょっとお喋りがしたくて、奉公先のお菓子屋まで出向く若だんな。 おりあしく忙しくて喋る間もない。こうして、だんだん離れていくのだろうかと寂しくなる若だんな。 店へ来ていた客の新六と五一も幼なじみの友達らしいのだが? いつも通り、読みやすく、ほのぼの。心温まります。 今回は長さもあまり違わないので、粒が揃った雰囲気。 前作の少しもの哀しい気配がちらっとよぎります。 若だんなの記憶にはないはずなんですけどね。 2011年7月発行。

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2012/09/21

しゃばけシリーズ・10 各お話にレシピが(*v.v)あげ出しいもと、味噌漬け豆腐が食べたい! “用心するもの”の項目に、思わずクスリ(*´艸`)私も、やなり達と一緒に60数えたい〜 表紙をめくった、やなり稲荷の可愛いさにやられます。 相変わらず、のほほん、ほげほげ〜と進み...

しゃばけシリーズ・10 各お話にレシピが(*v.v)あげ出しいもと、味噌漬け豆腐が食べたい! “用心するもの”の項目に、思わずクスリ(*´艸`)私も、やなり達と一緒に60数えたい〜 表紙をめくった、やなり稲荷の可愛いさにやられます。 相変わらず、のほほん、ほげほげ〜と進みますが、訪れる妖や客人がやたら多かった印象。 あと、“歯痛も病に数える”ことを知りました。 毎回、表紙が若干違うので、文庫とどちらにするか悩んでしまう...

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2012/08/24

それなりに楽しく読めたけど、だんだんネタが尽きてきたような。それと屏風のぞきはいつから復活したのだろうか?はたまた違う屏風のぞきなのだろうか?私の記憶違いか。

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2012/08/07

妖怪と、江戸の大店の若旦那(病弱)が事件を解決するお話。 最後の話が悲しかった。 全体的にはいつも通り、若旦那の推理が冴えてました。

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2012/08/05

しゃばけシリーズ十作目ですかね。本屋さんで更に新作出ているのを見て慌ててブックオフで購入。 今回は恋と喧嘩、それから病。 題材はその辺りでしたかね。 序章としてレシピが載っているのも本作の特徴かと思います。本編にはさほど絡んできませんが、登場はします。美味しそうな描写の...

しゃばけシリーズ十作目ですかね。本屋さんで更に新作出ているのを見て慌ててブックオフで購入。 今回は恋と喧嘩、それから病。 題材はその辺りでしたかね。 序章としてレシピが載っているのも本作の特徴かと思います。本編にはさほど絡んできませんが、登場はします。美味しそうな描写のある作品が好きなので、これは嬉しいこと。 これまでのしゃばけシリーズは、短編が最終的に繋がって一冊、と言う形が殆どでしたが、本作はいつもに比べると、一本一本独立してたかな。 前作ゆんでめての名残や、他の回でさらりと書かれたことが、後の回の伏線に、ってのはありましたけどね。 正直に言えば、シリーズの中ではちと物足りなさを感じる一冊だったやも。まあ毎度毎度大作ではしんどいですからね。こう言った一冊があってもいいかな。 あましょうはラストうるっときましたけどね!おれんさんに対してあんまりじゃないかとも思いますが、そう言う時代なんだろうし、まあ自責の念も絡んでるからなあ。 逆に言えば、好きだとしても持参金無しでは嫁とれない、ってことだし…うまく言えないけど、うん。 私もなかなか会えない学生時代の親友がいるので共感しました。

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